時間をおいてマルセイユの港に立ち寄ると、バルタザールの指示でジュリアンの動向をうかがっているアゴスティノの姿があった。 ジュリアンは、なにやら素性の知れない男と話ている。 バルタザールといえば、パルマに向かったきり戻ってきていないという。 | 洋上で30日以上経過後 |
バルタザールはパルマの教会でコロンに会っていた。 アンティリアにはなにがあるのかと問い詰められたコロンは、世を掌握する「権威の証」があるとだけ告げて立ち去った。 その情報をふまえて、マルセイユに戻ることになった。 | |
マルセイユの港に戻ったところ、アゴスティノの姿はなかった。 どうやらジュリアンを追って離宮へ向かったらしい。 | |
離宮では、アゴスティノがジュリアンを監視していた。 要人に接近し、なにかを探ろうとする彼の様子に不信感を強めるアゴスティノだったが、監視に気づいていたジュリアンは、なぜか教会まで逃げるよう指示してきた。 直後、名とアゴスティノは兵に追われることになり、逃れて西の教会へ向かった。 | |
逃れた先の教会で、アゴスティノは混乱したまま独り事、ジュリアンは、ひとりでなにか探っているのに、こちらに気づいても隠れない、こちらを逃がそうとしたり、兵士に追わせるような真似もする。 ジュリアンの真意は分からぬまま、酒場に戻ることに。 | |
酒場の奥で、バルタザールとアゴスティノは得た情報を共有した。 各国の動向を警戒しつつ、ジュリアンとは適切協力していくしかないという結論に至った。 一方、ミナは兵士の目を避けながら酒場の隅で文献をまとめているという。 | |
ミナは酒場の隅に本を積み上げ、客からアンティリアの話を聞いていた。 しつこさに辟易した客が去ったあと、名に気づいたミナはしゃべる勢いのまま、崩れる大量の本と共に床へ倒れ込んでしまった。 | |
ミナの元にジュリアンたちが集まったところで、一行はミナの記録を目にする。 伝説にまつわる人間の欲望までも露骨に期したその記録を、ミナ自身は読み物として世に残す気はないという。 そんな中、資料から見つかった「サタナゼ」とういう言葉にミナが反応。 書庫へかけていった。 | |
ミナは、サタナゼ島のように「悪魔の島」と呼ばれる島の伝説が各地に残っていることを挙げ、アンティリアの隠れ葦になっていると推測する。 これを追求するため、地理学者のメルカトールに会うことを提案。 一行は承諾するも、アゴスティノがジュリアンを呼び止めた。 | |
アゴスティノは、離宮で逃がしてくれたことについてジュリアンに礼を言った。 その真意を問おうとするが、ジュリアンはアゴスティノも似た立場だろうとはぐらかすのみだった。 そんなジュリアンに複雑な思いを抱きつつ、アゴスティノはマルセイユの港へと向かった。 | |
港ではクラウスが出航準備をしてた。 交易所へ行くという彼に代わり、発作で苦しげなミナの様子を見ることに。 明るい口ぶりに反し、乾いた眼差しで「今を楽しみたい」と語るミナ。 やがて一行が揃い、アムステルダムの港を目指すことになった。 | |
アムステルダムの港にはイスパニアの軍船が多数停泊していた。 その中にイングランドの軍船が混じっていることが気になるジュリアンたちだったが、ミナは早くメルカトール邸へ行くよう託す。 | |
メルカトールは複数の「悪魔の島」の情報と地理学の面からの分析を提示した。 そのうえで、ミナは伝説の収集家という立場で分析すれば良いとも助言した。 それを受けたミナは「悪魔の島」の追求を決め、アゾレスよりさらに北西へと向かうことになった。 | |
メルカトール邸を出て、今後の航路について話していたところ、メルカトール邸に学者はなさそうな男が入っていくのを目撃。 さらにイスパニア兵たちが押し入っていくのを見て、不穏な雰囲気を感じたジュリアンは、早めに港に戻ることを提案する。 | |
アムステルダムの港に戻ると、慌てた様子のアゴスティノがいた。 フランス語を話す不審者が船に入り込んでいたが、逃げられたのだという。 度重なる不穏な出来事に不気味さを感じつつ、ひとまずアゾレスの港を目指して出航した。 | |
アゾレスの港に到着し、先を急ごうとするミナだが、クラウスがそれを諫めた。 アゾレスで宿を取り、英気を養うことになった。 | |
アゾレスの宿に泊まった夜、ジュリアンが部屋を出て街の一角を見つめているのを発見する。 彼は名に何事か告げようとしたものの、寝ぼけたミナの登場でそれきりとなってしまう。 翌日、一行はテラ・ノヴァ方面を目指して出航した。 | |
テラ・ノヴァ上陸後、港を出ると沖合にバルタザールがいて、クリックすると海戦になる | |
テラ・ノヴァ付近で「悪魔の島」を探す一行に、フランス傭兵の武装船が襲い掛かってくる。 そこに現れたのは、イスパニアの海軍だった。 「クロス」という言葉を耳にして興味を覚える一行だったが、ひとまず交戦の混乱に乗じてテラ・ノヴァへ逃れなければならない。 | |
逃れた先で、一行は船を失ったフランス傭兵に出会う。 傭兵は物資と引き換え、万病を癒す聖遺物「アンティリア・クロス」の情報をくれた。 権威の証ともなるそれを巡って各国が争うのは道理だが、実在の根拠は乏しい。 ミナの案で、沖のイスパニア船に声を掛けてみることに。 | |
イスパニア船に近づいた途端、遅れてきたフランス海軍がイスパニア船を襲撃。 巻き込まれたイングランド船に助けられ脱出を試みていると、ハイレディンまで介入する。 彼は当初フランスと共にイスパニア船を襲うも、その後フランス船まで砲撃した。 一行は混乱したままボストンへ。 (海戦から逃げて脱出可) | |
一行は先の混戦を振り返る。 ハイレディンが聖遺物の存在を装って漁夫の利を狙った可能性もあるが、疑問は尽きない。 クラウスの提案で、ミナはバルタザールと共にロンドンへ。 一方ジュリアンと名はオスマントルコを探るため、マディラに向かうこととなった。 | |