トップ>エピソード(幻想探求編)>ヴェネツィア
あらすじ | 備考 |
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世界には、記録や記憶だけに残る伝承・伝説がいくつも存在する。 それは例えば、今や失われたアレクサンドリアの大灯台。 あるいは、船乗りたちの間で語り継がれる海の怪物など――― ―――そうしたものを追うおうとした者たちがいた。 |
あらすじ | 備考 |
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ハプスブルク家が支配するイスパニア、神聖ローマ帝国など大国がひしめき合う中で、東方貿易の利権を失いつつあるヴェネツィア 一方、ハプスブルク家の統治下にある神聖ローマ帝国では、混乱する世情の水面下、ある伝説を追う動きが起こりつつあった。 | |
ヴェネツィアの港前で、女性にオルセオロ邸の場所を尋ねられたプレイヤー。 場所を教えると、その女性は一人で行くと言って立ち去った。 | |
オルセオロ邸では、ヴィットーリアが収蔵品の鑑賞会を開いていた。 プレイヤーも、と誘われたその時、邸の中から侵入者を問い詰めるエマレッタの声が。 | |
エマレッタの咎められていたのは、先ほど港前でオルセオロ邸の場所について聞いてきた女性だった。 ヴィットーリアは、とっさに有人だと偽り、エマレッタを立ち去らせた。 | |
ヴィットーリアは、侵入した女性が泥棒などではないと見抜いた。 個性はミナと名乗り、伝説や伝承の収集のために忍び込んだことを明かした。 ヴィットーリアはミナの活動に興味を示し、ミナのアテネでの文献調査に同行すると申し出る。 | |
ヴィットーリアを待つ間、ややくたびれた様子を見せるミナ。 だがヴィットーリアが来ると、一転して元気を取り戻し、アテネに向かうのだった。 | マップ南のベンチに座るミナと会話をしてから出発 |
あらすじ | 備考 |
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ミナ、ヴィットーリア、プレイヤーはアテネに到着。ミナは歴史ある街の古い文献に期待しつつ、書庫を目指す。 | |
書庫の前には、なぜかフランス兵士たちがたむろしていた。 ヴィットーリアたちが警戒しているうちに、兵士たちは立ち去ったようだ。 | |
書庫で古い文献を漁るものの、目的の記述が見つからないというミナ。地図にはあるのに見つからない幻の島について調べているらしい。 これに興味を示したヴィットーリアは、ミナをサロンに招くと申し出る。ミナはそれを快諾。いったんヴェネツィアに戻るべく、出港所に集まることとなった。 | |
ヴェネツィアに戻ろうとする一行の前で、海賊に襲われたという船が入港してきた。イスラム海賊が北まで進出してきているらしい。 そんな中、ミナが誤って他のヴェネツィア行きの商船に乗ってしまう。追えばラグーザの西辺りで追いつけそうだ。 | |
ラグーザの西で、ミナが乗った商船がイスラム海賊に襲われているのを発見。そこに救援に訪れたのは運び屋のフレデリクと、クラウスと名乗る男だった。彼らの力を借りて海賊から逃れ、ヴェネツィアの港を目指すことに。 | 海戦あり。見ているだけでもフレデリクの勝ち。逃亡の可否は不明。 |
なんとかヴェネツィアにたどり着いた一行。 ひとまず船を降り、酒場で話すことになった。 | |
フレデリクは、ミナを探していたクラウスからの依頼でここまで来たのだという。 ミナの使用人兼友人のクラウスは、ミナとの再開を果たし、彼女と共にヴェネツィアの滞在することとなった。 依頼を果たしたフレデリクは、戦闘で傷ついた船を修理すると言い、その場を立ち去った。 | |
ヴィットーリアからの礼金を受け取ったプレイヤー。 ヴィットーリアはミナを連れ、オルセオロ邸へと戻っていった。 | 10万ドゥカード入手 |
あらすじ | 備考 |
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ヴェネツィアで、フレデリクを探していると女性と遭遇した。アムステルダムから馬車でやってきたアマリアという女性だ。フレデリクの身を案じる彼女を連れ、造船所に向かった。 | 何日か(不明)経過後、出港所にてイベント再開 |
造船所にはクラウスがいた。 アマリアの事情を知り、フレデリクが酒場にいたと教えてくれたので、皆で向かうことになる。 | |
ヴェネツィアの酒場ではミナとフレデリクが話に花を咲かせていた。 その姿を見たアマリアがフレデリクを問い詰めようとしたところに、ヴィットーリアも現れる。大変な誤解をしたアマリアは酒場を飛び出していってしまった。 | |
酒場を飛び出したアマリアを追うフレデリク。彼女は港に向かったようだ。 | |
アマリアは、すでに船に乗ってしまっていた。行き先はモンペリエかパルマということしか分からない。 ひとまずパルマに向かうというフレデリク。それを聞いたヴィットーリアはモンペリエに行くことを申し出た。 | |
ヴィットーリアを乗せたプレイヤーの船に、ミナが乗り込んできた。クラウスに黙って隠れて乗ったという。安全が保証された旅ではないと説くが、ミナは聞こうとしない。仕方なく同行を許すことになった。 | |
モンペリエの出港所はフランスの軍船ばかり。 ヴィットーリアは、いつもと異なる雰囲気を感じ取っていた。 | |
モンペリエの酒場でアマリアを見つけた。ヴィットーリアは、フレデリクとは仕事上の関係であることを説明するが、アマリアは素直に話を聞かない。 そんなアマリアにヴィット―リアは自らの思いを話し始め、二人は打ち解けるのだった。 | |
ヴィットーリアへの誤解が解け、アマリアは少し心を開いたように見えた。そこに、すっかり酔っ払ったフランス兵が声をかけてきた。 | |
寄ったフランス兵に、ヴィットーリアが調子を合わせてうまく対応していると、フレデリクが現れた。ここでも素直になれないアマリアは、ヴィットーリアに免じてフレデリクを許すという。 アマリアと再開できた一行はヴェネツィアに戻ることになった。 | |
ヴィットーリアとアマリアが何を話していたのか気になるフレデリク。しかし、ヴィットーリアは多くを語らない。 一方、ヴェネツィアではクラウスがミナを待ち構えていた。彼女は怒られる覚悟を決める | |
クラウスは、怒るというよりも本当に心配していたようだった。 モンペリエでの出来事も含め、フランスやイスパニアの動きになにか裏があるように思えてくる。そんな中、ミナが、みんなで伝説を追いかけようといい出した。 | |
フレデリクとアマリアは、プレイヤーに礼を言うと、一ヶ月後の再開を約束して去っていった。 |
あらすじ | 備考 |
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一ヶ月が経ち、再びヴェネツィアに向かうと、ミナを探すクラウスに出会う。 プレイヤーは商業地区を探すことになった。 | 洋上にて30日経過後、出港所にてイベント再開 |
街の船乗りからの情報によると、ミナらしき人物は書庫の場所を聞いていたらしい。 | |
ミナは書庫で本を借りた後、ゆっくりと本を読める場所を探してどこかに行ったようだ。 | |
ミナは教会にいた。書庫から借りてきた本について話す中で、ミナが文献収集を始めたきっかけを知ることになる。 そこにフレデリクが現れ、約束の一ヶ月が過ぎたことを告げる。 | |
ヴィットーリアは調査結果を報告した。 アンティリアは、異教徒の侵略から逃れた司教たちが到着した島――大きな長方形の島で、七つの都市からなるといわれるが、島自体は、いまだ見つかっていないとのことだった。 | |
フレデリクも調査結果を報告する。エンリケ航海王子も英雄コロンも、アンティリアを発見できていないが、場所の記された地図があるという。 それを手がかりに、アゾレス周辺を調べることになった。 | |
アゾレス周辺を調べるために、プレイヤーたちは、まずはアゾレスの街へ向かうことになる。 | |
アゾレスは、かつてエンリケ航海王子もアンティリア捜索の起点にした場所。ヴィットーリアが同様にここを起点に調査を進めるか確認すると、フレデリクに考えがあるらしく出港所へ急ぐことになる。 | |
フレデリクからの提案は、アゾレス周辺を北西方面と南西方面の二手に分かれて調べようというものだった。 フレデリクは北西方面を、ヴィットーリアはプレイヤーやミナとともに南西方面を調べることになった。 | |
アゾレス南西沖ではイスパニアの船が怪しい動きをしていたが、ヴィットーリアたち一行は、そのままアゾレスに戻ることにした。 | アゾレス南西沖にぽつんと見えるNPC船と会話をするだけで、海戦はありません |
アゾレスに戻ると、フレデリクが海賊に襲われたとの知らせが入る。一行はフレデリクのもとへ急いだ。 | |
フレデリクは無事だったが、あまりにもタイミングの良い襲撃に疑念を抱いているようだった。 手分けしての調査も双方に収穫はなく、仕切り直しのためにもヴェネツィアに戻ることにする。 | |
送り主不明の書簡には、フランス語でハプスブルク諸国の船の襲撃が指示されていた。 膨らむ疑念、アンティリアとはいったい・・・・・・? 一方、ミナは突然メルカトールに会いたいと言い出し、プレイヤーがアムステルダムまで連れていくことになった。 | |
ミナがメルカトールに会うのは地図を見せてもらうためだった。アンティリアへの手がかりをミナなりに探っているのだ。 | |
メルカトールの家には、ミナにとって思いがけない出会いが待っていた。憧れのトラディスカントを目の前にして舞い上がるミナだったが、アンティリアに話が及ぶと落ち着きを取り戻すのだった。 | |
ミナの話を聞いたトラディスカントは、調査の糸口を示してくれる。 その話にミナが聞き入っていると、トラディスカントがなにかに気づいた。二人の話を盗み聞きしている人物がいるようだ。 トラディスカントの機転で、その場から逃れることができた。 | |
不穏な気配を感じつつも、アンティリアについての情報は少しずつ集まってきていることを実感し始めたミナ。 トラデスカントから示された手がかりも含め、情報を整理して自分なりに考えてみるというのだった | 「現時点ではこれ以上の進展はないようです。しばらく様子を見つつ進展を待ちましょう」とのメッセージ(2019/5/9) |
あらすじ | 備考 |
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ヴェネツィアの港にはフレデリクがいた。 仕事の傍ら、アンティリアに関するイスパニアの動向を探っているが、難航中だという。 ちょうどヴィットーリアも協会で情報収集中らしい。 フレデリクとともに行ってみよう。 | |
ヴィットーリアは馴染みの商人と話していた。 休むことなく人に会っては情報を集めるヴィットーリアに、やってきたアマリアが休憩を勧めるが、断られて拗ねてしまう。 なぜかプレイヤーが手を引かれ、教会の外へ出た。 | |
アマリアはプレイヤーに、なにかのついででもいいのでマルセイユへ連れて行くよう願い出た。 良くしてくれるヴィットーリアのために、贈り物を購入したいのだという。 | |
アマリアを連れて、マルセイユの港に到着した。 アマリアは喜び勇んで交易所へと向かう。 | |
交易所に、アマリアの納得する品はなかった。 交易所店主の勧めで、街外れの髪飾りの工房に向かうことになった。 | |
道に迷ったアマリアは、オスマントルコの男と話すフランス兵の姿を目撃。 それをオスマントルコの男に見咎められて危地に陥るが、ジュリアンが助けに現れた。 フランスを私物化する者がオスマントルコと結ぼうとしている――そう呟き、ジュリアンは去った。 アマリアも港に戻るという。 | |
マルセイユで合流した一行は、アンティリアには「権威の証」があるというコロンの話と、オスマントルコとフランスの結託という情報を共有した。 勝手な行動に怒るフレデリクと萎縮するアマリアを、ヴィットーリアが取りなしつつ、一行はミナが滞在するロンドンへ向かった。 | |
ミナは酒場の隅に本を積み上げ、客からアンティリアの話を聞いていた、しつこさに辟易した客が去ったあと、プレイヤーに気づいたミナはしゃべる勢いのまま、崩れる大量の本と共に床へ倒れ込んでしまった。 | |
ミナの元にフレデリクたちが集まったところで、一行はミナの記録を目にする。 伝説にまつわる人間の欲望までも露骨に記したその記録を、ミナ自身は読み物として世に残す気ないと言う。 そんな中、資料から見つかった「サタナゼ」という言葉にミナが反応。 書庫へ駆けていった。 | |
ミナは、サタナゼ島のように「悪魔の島」と呼ばれる島の伝説が各地に残っていることを挙げ、アンティリアの隠れ蓑になっていると推測する。 これを追求するために、メルカトールへの再訪問を提案。 アマリアは残るようフレデリクが言うと、アマリアは反抗して出ていってしまう。 | |
仲間の妹であり庇護の対象であるアマリアに、手を焼くフレデリク。 ヴィットーリアはそこに兄の姿を重ね、枠に嵌められる苦しみを語るが、フレデリクの想いとは相容れない、ぎこちない空気が漂う中、それぞれの出港準備をして港で落ち合うこととなった。 | |
港では、アマリアがクラウスの頼みに応じて出港準備を手伝っていた。 交易所へ行くという彼に代わり、発作で苦しむミナの様子を見ることに。 明るい口ぶりに反し、酷く乾いた眼差しで「今を楽しみたい」と語るミナ。 やがて一行が揃い、アムステルダムの港を目指すことに | |
アムステルダムの港にはイスパニアの軍船が多数停泊していた。 そこにはイングランドの軍船もあり、フレデリクは知人であるライザの姿を目にする。 強気な態度で帰宅を拒否したアマリアに船の番を任せ、一行はメルカトールの元へ向かった。 | |
メルカトールは複数の「悪魔の島」の情報と地理学の面からの分析を提示した。 そのうえで、ミナは伝説の収集家という立場で分析すれば良いとも助言した。 それを受けたミナは「悪魔の島」の追求を決め、アゾレスよりさらに北西へと向かうことになった。 | |
メルカトール邸を出て今後の航路について話していたところ、メルカトール邸にライザたちが入って行くのを目撃。 さらにイスパニア兵たちが押し入っていくのを見て、不穏な雰囲気を感じたフレデリクは、早めに港に戻ることを提案する。 | |
アムステルダムの港に戻ると、慌てた様子のアマリアがいた。 フランス語を話す不審者が船に入り込んでおり、逃げられたのだという。 度重なる不穏な出来事に不気味さを感じつつ、ひとまずアゾレスの港を目指して出港した。 | |
アゾレスの港に到着し、先を急ごうとするミナだが、クラウスがそれを諌めた。 アゾレスで宿を取り、英気を養うことになった。 | |
アゾレスの宿に泊まった夜、酒場でぼんやりするフレデリクも見つけた。 会話の途中で、なぜか街の中を歩くアマリアの目にする。 なにをしていたのか問うものの、寝ぼけたミナの登場でそれきりとなってしまう。 その翌日、一行はテラ・ノヴァ方面を目指して出立した。 | |
テラ・ノヴァ付近で「悪魔の島」を探す一向に、フランスの傭兵の武装船が襲いかかってくる。 そこに現れたのは、イスパニアの海軍だった。 「クロス」という言葉を耳にして興味を覚える一行だったが、ひとまず交戦の混乱に乗じてテラ・ノヴァへ逃れなければならない。 | 停戦協定書が有効 |
逃れた先で、一行は船を失ったフランス傭兵に出会う、傭兵は物資と引き換えに、万病を癒す聖遺物「アンティリア・クロス」の情報をくれた。 権威の証ともなるそれを巡って各国が争うのは道理だが、実在の根拠は乏しい。 ミナの案で、沖のイスパニア船に声を掛けてみることに。 | |
イスパニア船に近づいた途端、遅れてきたフランス海軍がイスパニア船を襲撃。 居合わせたライザたちに助けられ脱出を試みていると、ハイレディンまで介入する、彼はフランスと共にイスパニア船を襲うも、その後フランス船にまで砲撃を加えた。 一行は混乱したままボストンへ。 | 停戦協定書が有効 |
一行は先の混戦を振り返る。 ハイレディンが聖遺物の存在を騙って漁夫の利を狙った可能性もあるが、疑問は尽きない。 クラウスの提案で、ミナはフレデリクとともにロンドンへ。 残りはオスマントルコを探るためにマディラに向かうことになった。 |
あらすじ | 備考 |
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マディラに到着するも、本題に入る前に話したいことがあると言うヴィットーリア。 ひとまず街に入って話すことになったのだが・・・・・・ | |
ヴィットーリアとの会話中、オスマントルコ兵に捕らえられた。 アマリアがクラウスに騙されたいたと判明したところでハイレディンが現れ、オスマントルコ内に他の敵がいることを示唆する。 そこにフレデリクがアマリアたちの開放を求めて現れた。 ハイレディンは交渉に応じるらしい。 | |
フレデリックはライザたちから情報を得て救援に来たのだという。 ハイレディンとの問答のうちに、クラウスへの疑念は確信に変わる----本当に彼の誘導があったのならば、ミナが危ない。 アマリアとフレデリックのすれ違いも解け、一行はロンドンへ向かう。 | |
ロンドンの港で、ライザとアルヴェロに再会。 アルヴェロによれば、ミナはクラウスに伴われて、海路でアムステルダムに向かったという。 アムステルダムの港に向かおう。 | |
アムステルダムの港には、バルタザールがいた。 プレーヤーたちがアンティリアを追っていると知った彼は、民間人が国家間の闘争に手を出すのは危険だと警告する。 だが、ここで止まるわけにはいかない。 港の端に向かったというミナを追わなければ。 | |
ミナを見つけるも時すでに遅く、クラウスの仲間の手によって捕らえられてしまった。 企みに勘付かれたと知ったクラウスは、アンティリア・クロスは各国を争わせるための作り話だったと明かし、すでに乱れた世を喜びながら、仲間にミナを連れていかせた。 | |
残された一行は、次の一手を探り始めた。 フレデリックはミナや祖国のため、伝説に関する真実を追うという。 ヴィットリアはミナの行方を追うことを申し出る。 しばらく個別に調査したのちに、アムステルダムがプレーヤーの立ち寄りそうな港に連絡を入れると約束した。 |