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特殊造船(フリースタイル造船) †
概要 †
- 造船所で「特殊造船」(フリースタイル造船・FS造船と呼ばれる)を選ぶと、「新造」とすでに持っている船の「強化」ができる。
- 新造
- 造船素材を使って新しい船を造る。
作れる船種は船体の種類と街(&造船R)による。
通常の新造と違って、使う造船素材によって船の性能を強化することが可能。
- 強化
- 造船素材を使って、持っている船を強化する。
帆性能や耐波・旋回や耐久などの諸性能を上げたり、オプションスキルをつけることができる。
- 再強化
- 船を強化できる回数を増やす。増やせる回数は船ごとに異なる。
商会開拓街の造船所(RANK2)でできる。
新造 †
- FS新造は、最大5つの造船素材を消費して行う。利用できる造船素材は、船体・主帆・砲門・兵装1・兵装2の5つ。
上記の内、船体・主帆・砲門の3つは最低限必要。
- 造船する都市と船体素材の組み合わせで造船可能な船種と材質が決定する。
- FS新造する船種と、使う素材の組み合わせにより最初(☆1)からオプションスキルがつく。下記のFS強化と同様に、素材によって性能も強化される。
- ※従来の強化過程での分岐はなくなり、「武装大型スクーナー」など分岐時に現れた船種は新造時に決定できる。
付与したスキルは☆2に強化しなければ利用不可だった不具合は修正され、☆1からでも利用可能になった。
- とうぜん費用がかかる。新造費用=その船種の基本価格×材質による係数×容量増減による係数×0.6。
非FS新造で船を新造するのと計算式は同じ。
強化 †
- FS強化は、最大4つの造船素材を消費して行う。利用できる造船素材は、主帆・砲門・兵装1・兵装2の4つ。
上記の内、最低でも2つ必要だが、組み合わせは自由。
- 船の性能は、使用する造船素材に設定されている範囲でランダムに強化される。
ランダムと言っても帆は5刻み、対波・旋回などは1刻みで数値が変わる。
- 例えば、強化ロープを2つあてて強化を行うと、耐久力が+40〜+80強化される。
だいたいの場合は+60というところだが、時には+70されることもあるし、ババを引いて+50だけということもある。
しかし、+40や+80を引くことはほぼ無いといってよい。
- 船を強化出来る回数は、船詳細画面にX/Y(現在の強化回数/最大回数)という形で表記されている。
強化可能な最大回数は、最大10回までで船種によって異なるが、再強化を行えばその限りではない。
- 強化回数が1つ増えるたびに強化に必要な造船Rが1増加する。
既に最大回数まで強化されていても、専用艦スキルの付与/付与のやり直しは可能。
- 特定の船種と造船素材の組み合わせにより、1隻に2個までオプションスキルがつく。
専用艦スキルの付与と合わせることで、最大3つのOPスキルを付けることが可能である。
- 費用がかかる。強化費用=その船種の基本価格×材質による係数×容量増減による係数×0.15。
装材を使って船の材質を変えると、次の強化からその材質で費用を計算する。
- 強化性能表:船情報から”強化性能”ボタンを押すと一覧を見ることができる。
- 項目名:X(Y)
- Xは船本来の性能+装備している船部品による修正、Yは強化造船による補正値。
それぞれの項目にマウスを乗せると補正値Yの内訳を見られる。
PS3の場合は、船の強化性能確認→基本性能確認から確認することができる。
- 強化値:A/B(上限:C)
- Aは強化造船によって現在付与されている補正で、強化に使った素材によってはマイナスになることもある。
- Bは現在の操船熟練度で引き出せる補正の上限。
- Cは船種固有の補正の上限で、船種のクラスごとに強化性能上限値タイプで定められている。
A・B・Cの3つの数値のうち一番低い値が実際の補正値Yとなる。
- 例 強化値:-1/2(上限:9) という表示の場合
強化できる上限Cは最大9である。現在の操船熟練度で引き出せる値Bは+2。
しかし実際に付与されている強化値Aは-1なので、基本性能から-1される。
- 強化時に表示される最大容量値には反映されていないが、強化による船室・砲門・倉庫の増減分も最大容量としてカウントされている(GM確認済)。
そのため船の加速度に影響を与える可能性がある。ただし旋回の変化や強化ペナルティ(下記)が起こることはない模様。
- 容量変更による超過ペナルティ
- FS強化・FS新造する際、造船ランク±5%の総容量変更が可能だが、画面に表示される「適正範囲(現在の造船ランク分の%)」以上の総容量の増減を行うと、船の性能が減少するペナルティが発生する。
- 減少するのは・縦帆性能・横帆性能・漕船性能・対波の4項目。適正範囲から1%超過するごとに縦帆・横帆は-5、漕船・対波は-1ずつ。
- 初期化することで超過ペナルティは消える。
- ペナルティは適正範囲以上の総容量の変更を伴う新造・強化の度に毎回発生する。
逆にいえば、自分の造船ランク以上に容量変更された船であっても、強化時に容量を変更しなければペナルティは発生しない。
- 例1:R20の船大工が+25%で新造した場合
新造時に、造船ランク(20)%以上の容量変更をしているので、超過ペナルティが発生する
この船を次の強化時に+23%にすると、同様の理由でペナルティが発生する
この船をR20の船大工が+20%に容量を変更して強化すると、造船R20のため新しいペナは発生しないが、過去のペナルティはそのまま残り性能は回復しない。(最終的に、ペナルティなしに比べて帆性能の強化値は-40低くなると予想される。)
- 例2:R20の造船家に容量+20%で新造してもらい、R18の造船家が強化する場合
強化する船は+20%だが、R18の造船家が強化時に容量変更をしない限り(または±18%以内への変更のみ)、ペナルティは発生しない
- 初期化
- 造船所で初期化すれば、「現在の強化回数」は0に戻る。
- 初期化で消えるもの:全てのOPスキル、全ての性能の強化(新造時に付けたものも含む)と超過ペナルティ、減少した最大耐久、増減させた総容量(強化時に再変更可能)。
- 初期化で消えないもの:操船熟練度、専用艦スキル、船の材質、帆と船体の塗装。
- こういう仕様のため、初期化を行った船では再び強化を行っても、もう船体素材からの強化補正値を受けることはできなくなる。
- 造船スキルを持っていなくても初期化は可能。費用もかからない。
再強化 †
- 開拓街の造船所ランク2で可能。船の強化可能回数を増やすことができる。
- 再強化に伴う造船スキルRは艦隊支援可能(ただし再強化を行う当人が再強化後の乗船Lvを満たしていることが条件)←注意
- 増やせる回数は船ごとに決まっている。
- 例えばスクーナーなら現在は+2回まで。もとの5回と加えて計7回強化可能になる。ロイヤルフリゲートなら+1回まで。もとの5回と加えて計6回。
- 再強化回数の計算式:再強化可能回数=1+船補正値*2-roundup(乗船必要最大Lv/10) 船補正値=小型船1/中型船2/大型船3 roundupは「小数点以下切り上げ」……ただし、最大4回
- 強化するには一定のランクの造船スキルと開拓街の人口が必要。これらの必要条件は再強化するたびR1/300人ずつ高まる
- 例えば大型スクーナーなら1回目は造船R13/人口2100人、2回目はR14/2400人
- 再強化するごとに必要操船レベルの冒険・交易・戦闘のうち最も高いものに+5される。
- スクーナーであれば24/12/0→29/12/0(再強化1度目)→34/12/0(2度目)
- 再強化した船をもとに戻すことはできない。一旦増えた必要操船レベルと強化可能回数は初期化しても変わらない。
- 費用がかかる。再強化費用=その船種の基本価格×再強化の回数×0.5。つまり再強化の回数を重ねるたびに、1回目は基本価格の半分、2回目は1倍、3回目は1.5倍……と費用は増す。船の材質や容量増減は費用に影響しない。
- 再強化すると造船熟練度が入る。
- 再強化はコマンド実行直後に終了する。造船や通常の強化等のように、海上で日数を経過させる必要はない。
- 再強化しても、船種ごとに定められた強化性能上限値そのものは変化しない。
- 再強化に必要な造船ランクは以下の通り。(PB情報)
- 小型船 5+再強化回数
- 中型船 9+再強化回数
- 大型船 13+再強化回数
強化性能上限値タイプ †
クラス | 操船熟練 | 耐久 | 縦・横帆 | 漕力 | 旋回 | 対波 | 装甲 | 船室 | 砲室 | 倉庫 |
小型1 | 40 | 90 | 30 | - | 6 | 5 | 5 | 8 | 8 | 9 |
小型2 | 80 | 130 | 50 | 9 | 10 | 9 | 9 | 16 | 16 | 17 |
中型 | 120 | 170 | 70 | 13 | 14 | 13 | 13 | 24 | 24 | 25 |
大型1 | 160 | 210 | 90 | 17 | 18 | 17 | 17 | 32 | 32 | 33 |
大型2 | 200 | 250 | 110 | 21 | 22 | 21 | 21 | 40 | 40 | 41 |
操船熟練度 †
- FS造船によって強化した船の性能を引き出す為の船のステータス。
- 海上戦・街から街への移動・洋上生産をする事のいずれかで上昇。自分が生産をすることで、同時に副官船にも熟練度が入る模様。
- 港を往復する場合、獲得熟練度は0〜2のランダムの模様(マラガ―セビリアの短距離で+2が確認されている)。
- 操船熟練度は、洋上生産の場合、「各技術スキル」の熟練度とは違い、OPスキルの付いてない船でも取得することができる。
また、その船を強化した回数が多く(3/5よりは4/5、4/5よりは5/5)、生産物のランクが高いほど、獲得する操船熟練度は多くなる。
- 操船熟練度は、トレード・バザーで船を他人に渡した場合も熟練度は引き継がれる(H.24.2.21アップデート後から変更・以前は熟練度が0になっていた)。
- 船の強化/初期化をしても操船熟練度は変化しない。
- 副官船の操船熟練度が上がると、船部品の装備可能数が増える。(大型で初期5つ、最大で10個)
造船スキル関連 †
- R+5
- 造船R+5ランクの船まで、FS新造・強化が可能(ランク不足が-5以内で造船・強化可能な場合、黄色で表示される)。
- 造船スキル共有と注意点
- FS造船による強化、通常の船倉・砲室の改造、そして専用艦スキルの付与では、艦隊内で造船スキルの共有が可能。被共有者は造船スキルを持ってなくてもよい。ただし、新造だけは造船スキルを持つプレイヤーのみが可能。
コメント †