いっかくじゅう座 | ★★★★ | 8 | 冬の大三角にかかる位置にある星座。一角獣は額の上に一本の角を持つ、馬に似た動物とされる。この星座を誰が設定したかは諸説があって定かではない。 | 9 | 660 | ドイツで作られた星座 |
いっかくじゅう座のバラ状の星雲 | ★★ | 7 | いっかくじゅう座の北にあるバラのような形をした星雲。天の川の中にある。肉眼では見られない。 | 9 | 330 | 天文学者の観測記録 |
いて座 | ★★★★★ | 7 | 黄道十二星座の1つ。ケンタウロスの賢者ケイロンが天に昇った姿とされる。天の川にかかる部分に、ひしゃくに似た並びの6つの星があり、ヨーロッパではミルク・ディッパー東洋では南斗六星と呼ばれることがある。 | 8 | 940 | 蠍を狙う射手 |
いて座の黒い筋の入った星雲 | ★★ | 6 | いて座のやや西にある星雲で、所々に暗黒星雲の塊が散らばっている。空が十分に暗い場所であれば肉眼で見ることができる。 | | | 天文学者の観測記録 |
いて座の鳥型の星雲 | ★★★★ | | | | | 視認 |
いて座の三つに裂けた星雲 | ★★ | 6 | いて座にある星雲。明るい雲が、黒い雲で三つに分かれているように見える。 | 8 | 260 | 天文学者の観測記録 |
いるか座 | ★★ | 3 | 船乗りに殺されかけた吟遊詩人アリオンを助けたイルカが天に上った姿とされる星座。アリオンはシチリア島の音楽祭で優勝し、帰路に賞品を狙う船乗りに襲われた。 | | | 古代ギリシャの吟遊詩人 |
うお座 | ★★★★★ | 9 | 黄道十二星座の1つ。2匹の魚がリボンで結ばれた姿で描かれる。怪物テュポンに襲われた女神アフロディテとその子エロスが、魚に変化して逃げた姿だとされる。明るい星がなく、黄道十二星座の中では見つけにくい星座である。 | 10 | 1100 | 双魚宮の調査 |
うさぎ座 | ★★★★★ | 9 | オリオン座の南にある星座で、トレミー48星座の一つ。元となった神話では、人間の身勝手さが語られており、その戒めとしてウサギを星座としたとされている。 | 15 | 1330 | 小さく可愛い星座 |
うしかい座 | ★★ | 5 | 古代ギリシャの叙事詩オデュッセイアにも記述があり、古くから存在していた星座。おおぐま座を追う牛飼いといわれるが、ギリシャ神話にはっきりとした由来がない。 | 6 | 220 | 叙事詩に登場する星座 |
うみへび座 | | 6 | | | | 勝負の行方 |
うみへび座の渦巻星雲 | ★★ | 6 | うみへび座のやや南にある渦巻星雲。周辺はかすかだが、中央部が明るく、三本の腕の伸びている。 | | | 天文学者の観測記録 |
おうし座 | ★★★★ | 5 | 黄道十二星座の1つ。ゼウスがエウロペに近づくために変身した牡牛とされる。古代メソポタミアでは天の牡牛と呼ばれていた。1等星アルデバランは牡牛の目にあたる。 | 6 | 720 | 天の牡牛 |
おうし座の星雲 | ★★★★★ | 9 | 星の爆発によって生まれたと思われる星雲。その爆発を目撃したと思われる記録が数百年前の世界各地に残っているため、その規模の大きさがうかがえる。 | 15 | 1430 | 星の炎上 |
おおいぬ座 | ★★ | 3 | どんな獲物をも捕まえる運命と定められた猟犬ライラプスが空に上げられた姿とされる。誰にも捕まらない運命を持った狐を追ったライラプスは、大神ゼウスによって石に変えられ、天にあげられたといわれる。 | 4 | 240 | 猟犬の伝説 |
おおかみ座 | ★★ | | ゼウスの怒りを買ったアルカディアの王リュカオンがオオカミに姿を変えられ、天に上った姿とされる。おおかみ座とケンタウルス座は古代メソポタミアの時代から対とされることが多かった。 | | 280 | 野獣の星座 |
おおぐま座 | ★★ | 4 | ゼウスの寵愛を受けたため、女神ヘラの怒りを買って巨大な熊に姿を変えられたカリストが天に昇った姿とされる。北米の先住民の神話でも熊が天に昇った姿とされる。 | 4 | 240 | 乙女の変身譚 |
おおぐま座の細長い銀河 | ★★★★★ | 9 | おおぐま座にある、細長い形状で観測される銀河。肉眼での観測は難しいため、専門の機具を用いて観測する必要がある。 | 15 | 1370 | 愛煙家の星 |
おおぐま座の丸い星雲 | ★ | 4 | 北斗七星のひしゃくの底にあたる部分にある星雲。丸い星雲の中にふたつの丸く暗い部分があり、フクロウの顔を思わせる。 | 6 | 190 | 天文学者の観測記録 |
おとめ座 | ★★★★ | 4 | 黄道十二星座の1つ。正義の女神アストライア、春の女神ペルセポネ、豊穣の女神デメテルなど、さまざまな女神になぞらえられている。古代メソポタミアでは、麦穂とナツメヤシの葉を持つ2人の女性だといわれている。 | 5 | 650 | 黄道の女神 |
おとめ座の渦巻星雲 | ★ | 4 | おとめ座にある渦巻き星雲。中央部が大きく膨らみ、どことなくメキシコの帽子ソンブレロを思わせる形をしている。 | | | 天文学者の観測記録 |
おひつじ座 | ★★★★ | 6 | 黄道十二星座の1つ。ボイオティア王の子、プリクソスとヘレを救うためにゼウスが遣わした黄毛の牡羊が天に昇った姿とされる。後にその毛皮を求めてイアソンがアルゴ船で探検に出た。 | 7 | 790 | 天に輝く羊 |
かじき座 | ★★ | | 大マゼラン雲近くにある正座。16世紀の末にネーデルラントの航海者ペーテル・ケイセルとフレデリク・デ・ハウトマンが考案した。 | | | 天文学者の観測記録 |
かに座 | ★★★★★ | 7 | 黄道十二星座の1つ。化け蟹カルキノスが、兄弟のヒュドラを助けようとしてヘラクレスに踏み潰されたのを、女神ヘラが哀れんで天に上げた姿とされる。黄道十二星座の中では他と比べて明るい星がなく、目立たない。 | 8 | 930 | 巨蟹宮の調査 |
かみのけ座 | ★★★ | 8 | 古代エジプトでプトレマイオス朝の王妃ベレニケが女神アフロディテに捧げた髪の毛とされる。ベレニケの髪の毛は美しさで名高く、喜んだ女神アフロディテはこれを天に上げたといわれる。 | 8 | 600 | 古代エジプトの星座 |
かみのけ座の渦巻星雲 | ★★ | 8 | かみのけ座にある渦巻きのような形をした星雲。はっきりとした黒い雲を伴うのが特徴である。 | 10 | 330 | 天文学者の観測記録 |
かんししゃメシエ座 | ★★★★ | 5 | | 9 | 690 | 空に浮かぶ生者 |
かんむり座 | ★★ | 5 | ギリシャ神話の酒神・ディオニソスがその妃アリアドネに贈った冠の天に上がった姿とされる星座。アリアドネはクレタ王ミノスの娘でテセウスのミノタウロス退治に協力した。 | | | ミノス王の娘 |
きょしちょう座 | ★★★★★ | 9 | 南天の星座の一つ。16世紀に制定された。元となる巨嘴鳥(きょしちょう)はオオハシ科の鳥類だとされるが、複数人が制定に携わったためか、モチーフとなった鳥にも複数の説があるようだ。 | 15 | 1340 | 新大陸の鳥の星座 |
ぎょしゃ座 | ★★ | 5 | 五角形の星の並びが特徴的な星座。ギリシャ神話においては、アテナイ王・エリクトニオスとも、ヘルメスの息子・ミュルティロスであるともいわれる。 | 5 | 350 | 天に昇った優れた王 |
きりん座 | ★★★★★ | 9 | 北天の星座で、北極点の近くにある。一年を通して観測できる地域もあるが、目立つ星はなく知名度も低い。元となっているのは中国の神獣である麒麟ではなく、アフリカに生息するキリンである。 | 15 | 1410 | 伝説の霊獣 |
くじら座 | ★★★★ | 9 | エチオピアの王女アンドロメダを襲った化けクジラがペルセウスによって石に変えられた後、天に上げられた姿とされる。 | 10 | 750 | 海の化け物の調査 |
けんびきょう座 | ★★ | 3 | ラカーユが制定した南天の星座のひとつ。科学実験などに使われる顕微鏡の形を表している。 | | | 科学の星座 |
こいぬ座 | ★★ | 4 | ギリシャ神話の忠犬マイラが天に昇った姿とされる。マイラは、酒神ディオニソスからワイン作りを教わったため、非業の死を遂げた主と娘の墓を死ぬまで守り続けたという。 | 5 | 300 | ワインの作法 |
こうま座 | ★★★★★ | 9 | 明るい星がなく、全天でも最小に近い星座。トレミー48星座の一つだが、誰が制定したのかは定かではなく、元となる神話も伝わっていないという謎に包まれた星座である。 | 15 | 1380 | 神話なき星座 |
こぎつね座 | ★★ | 6 | 夏の大三角の中央に位置する星座。17世紀にポーランドの天文学者ヘヴェリウスが設定した。明るい星がないため、目立たない星座である。 | 9 | 270 | ポーランドで作られた星座 |
こぎつね座の鉄亜鈴型の星雲 | ★★ | | | | 330 | 天文学者の観測記録 |
こぐま座 | ★★★ | 6 | ギリシャ神話の中で、クマに姿を変えられていた母親を、母親だと知らずに射ようとした狩人・アルカスが、天に上げられたとされる星座。母親と同じくクマの姿となっている。 | | | 北極星を含む星座 |
こと座 | ★★ | 3 | ギリシャ神話に登場するオルフェウスの竪琴が空に上がった姿とされる星座。オルフェウスは竪琴の名手で、その旋律は嵐をも静めるほどだったという。 | 3 | 220 | 伝説の吟遊詩人 |
こと座の環のような星雲 | ★ | 4 | こと座にある星雲。中心部がやや暗く、色の違ういくつかの環があるように見える。 | 6 | 200 | 天文学者の観測記録 |
こと座流星群 | ★★ | 4 | こと座に放射点がある流星群で、毎年4月に極大期を迎える。また非常に古くから知られており、最も古い観測記録は紀元前までさかのぼる。 | | 350 | 視認 |
さいだん座 | ★★★ | | 神々に生贄を捧げる祭壇をかたどった星座。ギリシャ神話の最高神ゼウスとその兄弟たちが、父クロノスの打倒を誓った祭壇とも言われている。 | | | 視認 |
さそり座 | ★★★★ | 4 | 黄道十二星座の1つ。女神ヘラの命で傲慢なオリオンを殺した、サソリが天に昇った姿とされる。天の川にS字を描き、アンタレスを始めとして明るい星が多く、見つけやすい星座である。 | 5 | 650 | 天に輝くサソリ |
さんかく座 | ★★★ | 7 | シチリア島の守護神で農業を司る女神ケレスがゼウスに頼んでシチリアの形を天に上げた星座とされる。小さい星座で明るい星はないが周囲に明るい星がなく見分けやすい。 | 7 | 470 | 島の星座 |
さんかく座の渦巻星雲 | ★★ | 5 | さんかく座から少し西にある、渦巻きの形をした星雲。淡く広がっているため、肉眼で見ることは難しいといわれる。 | 7 | 240 | 天文学者の観測記録 |
しし座 | ★★★★ | 4 | 黄道十二星座の1つ。ヘラクレスの12の冒険の最初に倒された、ネメアの獅子が天に上げられた姿とされる。ネメアの獅子の毛皮は武器で貫けず、ヘラクレスは3日間も獅子の体を締め続けて倒したという。 | 5 | 650 | 天空の獅子 |
しし座流星群 | ★★ | 3 | しし座の方角から飛び出してくるように見える流星群。1833年に大出現し、北米東部では眠っている人が流星の明るさで目が覚めるほどだったといわれる。 | | 240 | 視認 |
しぶんぎ座 | ★★ | 3 | フランスの天文学者ラランドによって制定された星座。彼の使用した観測機器からこの名がつけられた。一月にはこの星座の近くで流星群を見ることができる。 | 5 | 350 | 空に浮かんだ観測機器 |
しぶんぎ座流星群 | ★ | | | | 190 | 天文学者の観測記録 |
じょうぎ座 | ★★★ | | ラカーユが制定した南天の星座のひとつ。製図で用いる直定規と指矩(さしがね)をかたどっている。 | | 510 | 視認 |
たて座 | ★★ | 6 | 1684年にポーランドの天文学者ヘヴェリウスが国王ヤン3世ソビエツキを称えて作った星座。ヤン3世は第二次ウィーン包囲戦で活躍して勇名を馳せた。いて座の北西にある。 | 10 | 310 | 天文学者の観測記録 |
たて座の散開星団 | ★★★★★ | 9 | たて座にある散開星団で、かなりの数の星が密集している。 | | | 視認 |
ちょうこくぐ座 | ★★★★★ | | | | | 芸術が題材の星座 |
ちょうこくしつ座 | ★★★★★ | 10 | フランスの天文学者ラカーユによって制定された星座。ラカーユはケープに滞在し、南天の観測を行った。広さの割に明るい星が少なく探しにくい。 | | | フランスで作られた星座 |
ちょうこくしつ座の渦巻星雲 | ★★★ | 7 | ちょうこくしつ座のやや北にある渦巻き星雲。明るい星雲であるが、ヨーロッパではあまり高度が上がらないため観測が難しい。 | | | 天文学者の観測記録 |
つる座 | ★★★★ | 7 | 16世紀にオランダの航海者ペーテル・ケイセルとフレデリック・デ・ハウトマンが作った星座。かつては北にある、みなみうお座の一部だった。 | | | ネーデルラントで作られた星座 |
てんびん座 | ★★★★ | 6 | 黄道十二星座の1つ。正義の女神アストライアが持つ、正邪を量る天秤だとされる。てんびん座には「北の爪」「南の爪」とさそり座に由来するような名の星があるため、元々はさそり座の一部であったと考えられる。 | 7 | 790 | 夜空の秤 |
とびうお座 | ★★★ | | 天の南極近くにある星座。星座図では、かじき座に追いかけられているように描かれることがある。 | | | 天文学者の観測記録 |
とも座 | ★★★★★ | | ラカーユが制定した南天の星座のひとつ。ギリシャ神話に登場するアルゴ船の船尾部分にたとえられる。 | | | 船尾の星座 |
ねこ座 | ★★★★★ | 9 | 猫好きの、猫好きによる、猫好きのための星座。 大の猫好きとしても有名なフランスの天文学者であるラランドが「星空への仕返し」として考案したということだが、呼び名としてはいまいち定着していないようだ。 | 11 | 830 | かの姿を星空に |
はくちょう座 | ★ | 2 | ゼウスがスパルタの王妃レダの元に向かう際に変身した白鳥が天に昇った姿とされる。十字を描いている中心部は、北十字星と呼ばれることもある。 | 3 | 180 | 美女の伝説 |
はちぶんぎ座 | ★★ | | | | | 天文学者の観測記録 |
はと座 | ★★★ | | | | | 聖書に由来する星座 |
ふうちょう座 | ★★★★★ | 9 | 南天の星座の一つ。南天の星図作成に尽力した航海者ペーテル・ケイセルらの残した観測記録を元に制定され、同時代に南半球で発見されたフウチョウの名をつけられた。「ウラノメトリア」には誤植で「インドのミツバチ座」と記載された。 | 11 | | 南の鳥は南の空に |
ふたご座 | ★★★★ | 5 | 黄道十二星座の1つ。アルゴ船での探検に参加した双子、カストルとポリュデウケスが天に昇った姿とされる。ギリシャ以外でも2つの星は組み合わせとされることが多く、北欧神話では巨人グーゼの目とされている。 | 6 | 720 | 兄弟星 |
ふたご座流星群 | | | | 3 | | 視認 |
へびつかい座 | ★★★★ | 9 | ギリシャ神話に登場する名医アスクレピオスが空に上った姿とされる。アスクレピオスは死者をも蘇らせることができ、これを怒った冥界の王ハデスが大神ゼウスに雷で打ち殺させたという。 | 10 | 770 | 伝説の名医 |
へびつかい座の新星 | ★★★★★ | 9 | 1604年にへびつかい座に現れた新星。最盛期には金星を除くどの星よりも明るくなった。ドイツの天文学者ヨハネス・ケプラーがくわしく研究したため、ケプラーの星と呼ばれることもある。 | | 940 | 視認 |
へびつかい座の鳥形の星雲 | ★★ | 7 | へびつかい座といて座の中間にあり、鳥が羽を広げたような形状をしている星雲。小さな星がいくつも重なって見える。 | | 330 | 天文学者の観測記録 |
ほ座 | ★★ | | 南天の星座のひとつ。この星座とりゅうこつ座の一部を結ぶと十字を成すため、他の星座と間違われやすい。 | | | 天文学者の観測記録 |
ほ座の花のような星雲 | ★★ | | ほ座の付近に存在する星雲。淡く暗めの星雲で、大きく広がっている。 | | | 天文学者の観察記録 |
みずがめ座 | ★★★★★ | 8 | 黄道十二星座の1つ。オリンポス十二神に不死の酒ネクタルを給仕するガニュメデスの姿とされる。古代メソポタミアでは水の神エンキにつながる、水が流れ出る壷を持った男の姿で描かれ、偉大なるものという意味のグラと呼ばれていた。 | 9 | 1020 | 宝瓶宮の調査 |
みずがめ座の丸い星雲 | ★★ | 6 | みずがめ座にある環状の星雲。天体望遠鏡では、あまり明るくはないが、大きく見える。 | | | 天文学者の観測記録 |
みずへび座 | ★★★★★ | 9 | 南天の星座の一つ。16世紀に作られた。うみへび座と同じくラテン語で「水蛇」を意味する単語で名づけられたが、みずへび座は男性系、うみへび座は女性形という違いがある。 | 15 | 1400 | うみへびとみずへび |
みなみじゅうじ座 | ★★★★ | 7 | ケンタウルス座の南にある、全天で一番小さな星座。1等星を2つ含み、天の南極を探す際によく利用される。 | | 700 | 南の目印 |
みなみのうお座 | ★★★★★ | 7 | ヨーロッパでは秋の南の空に現れる星座。周りに明るい星が少ないため、魚の口にあたる1等星フォーマルハウトを目印に見つけやすい。怪物テュポンに襲われた女神アフロディテが、魚になって逃げた姿とも、うお座の親魚ともいわれる。 | 8 | 950 | ネクタルを飲む魚 |
みなみのさんかく座 | ★★ | | ケンタウルス座の近くにある星座。2等星と3等星が三角形を成すため見つけやすい。オランダのプランシウスによって初めて星座図に掲載された。 | | | 天文学者の観測記録 |
や座 | ★★ | | ギリシャ神話の愛の神エロスがゼウスに放った黄金の矢が天に上った姿とされる。ゼウスはこの矢によってトロイの王子ガニュメデスに心を奪われた | 6 | 370 | 星と愛の詩 |
やぎ座 | ★★★★★ | 9 | 黄道十二星座の1つ。星座図では上半身が山羊、下半身が魚の姿で描かれることが多い。怪物テュポンの出現に驚き、山羊頭の神パンが化けた姿とされる。明るい星がないため、黄道十二星座の中では見つけるのが難しい。 | 10 | 1100 | ヤギと魚の星座 |
らしんばん座 | ★★★★★ | 9 | ラカーユが制定した南天の星座のひとつ。羅針盤をかたどっているとされる。この星座の近くにはとも座とほ座があり、それらの位置関係から船のマストにあたるともいわれる。 | | 970 | 航海に欠かせない星座 |
りゅうこつ座 | ★★★ | | 全天で2番目に明るい星、カノープスを含む星座。ギリシャ神話に登場するアルゴ船の竜骨に例えられる。 | | | 天文学者の観測記録 |
りゅうこつ座の花のような星雲 | ★★★ | | りゅうこつ座にある散光星雲。オリオン星雲より四倍ほど大きく明るいが、天の南極に近い場所にあるため、南半球の緯度が高い地域行かないと見ることが難しい。 | | | 天文学者の観測記録 |
りゅう座 | ★★ | 5 | ギリシャ神話に登場する竜が天に上ったとされる星座。この星座のいわれについては、黄金のリンゴを守るラドンのことを指すという説の他、さまざまな説がある。 | | | 親子の間に横たわるもの |
りゅう座の猫の目のような星雲 | ★ | 5 | りゅう座にある、猫の目のような形の星雲。かなり複雑な構造をしているとみられる。 | | | 天文学者の観測記録 |
りょうけん座 | ★★★ | 6 | うしかい座の牛飼いが連れている猟犬とされる星座。二頭の猟犬からなり、北側の犬はアステリオン、南側の犬はカラという。 | 7 | 500 | 牛飼いに連れられた星座 |
りょうけん座の渦巻星雲 | ★★★★ | 8 | りょうけん座にある渦巻き型の星雲。肉眼では見えないものの、望遠鏡で観測すると恒星との明確な違いに気がつく。 | 8 | 690 | 天文学者の観測記録 |
りょうけん座の親子星雲 | ★★ | 7 | りょうけん座にある星雲。渦巻きのような形をした、大小ふたつの星雲がつながって見える。 | 9 | 280 | 天文学者の観測記録 |
ろ座 | ★ | | ラカーユが制定した星座のひとつ。フラスコを加熱する炉をモデルとしている。 | | | 天文学者の観測記録 |
ろくぶんぎ座 | ★★★★ | 5 | | 8 | 650 | 夜空の六分儀 |
わし座 | ★ | 2 | ゼウスがトロイの王子ガニュメデスをさらう際、変身したワシが天に昇った姿とされる。星座図ではガニュメデスが姿を変えたとされるみずがめ座を、横から狙うワシの姿で描かれる。 | 3 | 190 | ゼウスのしもべ |
アケルナル | ★ | 4 | エリダスヌス座の中で最も明るい星。エリダヌス座の南端に位置している。南半球では目立つ星だが、北半球で観測できる場所は限られている。 | | 90 | 明るい星の観測記録 |
アルクトゥルス | ★★★ | 3 | うしかい座で最も明るい、オレンジ色の1等星。北斗七星のひしゃくの柄の部分を伸ばすように線を引いた先にある。名はギリシャ語の「熊を守るもの」という語に由来する。スピカとともに夫婦星と呼ばれることもある。 | 4 | 510 | オレンジ色の明るい星 |
アルゴ座 | ★★★★★ | 10 | | 15 | 1300 | 星空の船 |
アルゴル | ★★ | 4 | ペルセウス座に含まれる星。約三日の周期で光の強さが変わる。アルゴスは「悪魔」を意味するといわれ、星座図上ではペルセウスの携えている怪物・メデューサの首の部分に位置する。 | | | 明るい星の観測記録 |
アルタイル | ★ | 1 | わし座で最も明るい星で白く輝く1等星。夏の大三角の一角を構成する。名はアラビア語で「飛翔する鷲」を意味する。 | 2 | 70 | 明るい星の観測記録 |
アルデバラン | ★★★ | 3 | おうし座で最も明るいオレンジ色の星。星座図では、牡牛の目にあたる。オリオンのベルトを成す3つの星を結んだ線を右に伸ばした位置にある。占星術では富の幸福の前兆とされる。冬のダイヤモンドの一角。 | | 450 | 視認 |
アルナイル | ★★ | | | | | 天文学者の観測記録 |
アルビレオ | ★ | 2 | 星座図上で、はくちょう座のくちばしに位置する星。天体望遠鏡で見ると、金色と青色の二つの星が並んでいるのがわかる。 | | | 明るい星の観測記録 |
アルファルド | ★★ | 5 | うみへび座の中で最も明るい星。アラビア語て゜「孤独なるもの」を意味する。うみへび座の心臓にあたる位置にあるため、ヘビの心臓という意味の「コル・ヒドラエ」という名で呼ばれることもある。 | | | 明るい星の観測記録 |
アンタレス | ★★★★ | 6 | さそり座で最も明るい1等星で、赤く輝く。星座図では、サソリの心臓に位置する。名は「アレス(火星)に対抗するもの」を意味する。 | | 740 | 視認 |
アンティノウス座 | ★★★★ | 8 | ローマ皇帝ハドリアヌスが側近アンティノウスの死を悼んで、わし座の南側の星を使って制定した星座。「アルマゲスト」に記述がある。わし座と隣接していたため、ギリシャ神話に登場するガニュメデスと混同されることが多かったという。 | 10 | 780 | 最後の「神」 |
アンドロメダ座 | ★★ | 5 | エチオピアの王女アンドロメダが死後に天に昇った姿とされる。アンドロメダはペルセウスとの間に六人の子をもうけ、長子ペルセスはペルシャ王家の祖となったといわれる。 | 6 | 370 | エチオピアの王女 |
アンドロメダ座の渦巻星雲 | ★★ | 4 | アンドロメダ座にある渦巻きのような形をした星雲。アンドロメダの腰の右側に当たる位置にあり、肉眼でも見られる。 | 6 | 220 | 天文学者の観測記録 |
イアペトゥス | ★★★★ | 8 | タイタン、レアに次いで大きな土星の衛星。 表面が明るい部分と暗い部分にはっきり分かれており、状況によっては観測しづらい。 | | | 視認 |
イカルス | ★★★★★ | 9 | 小惑星の一つ。その軌道がかなり太陽の近くを通っていることからギリシャ神話のイカロスの名にちなんで名づけられた。十数年ごとに地球の近くも通り過ぎるようだ。 | 15 | 1370 | 太陽に近づく星 |
イータカリーナ星雲 | ★★★★★ | 9 | りゅうこつ座にある星雲。他の星雲と比べて巨大なものに分類されるが、喜望峰など南方の高緯度地域でしか観測できないため、知名度は高くない。ラカーユによって発見されたとされる。 | 15 | 1370 | 巨大な星雲 |
エラキス | ★★ | 4 | ケフェウス座に含まれる赤い星。その輝きの美しさから、後世には「ガーネットスター」と呼ばれた。 | | | 明るい星の観測記録 |
エリダヌス座 | ★★ | 4 | 蛇行して流れる川をかたどった星座。その元となった川は、アフリカ北部のナイル川や、イタリア北部のポー川などといわれる。ギリシャ神話では、ヘリオスの息子が天を走る馬車を暴走させた際、ゼウスの落雷を受けて落ちた川ともされる。 | | | 南天の川 |
エンケ彗星 | ★★★★★ | 9 | 太陽の周りを回る彗星の一つ。中でも特に周期が短いと考えられている。おうし座流星群の母彗星として、流星群の元となる物質を放出しているようだ。 | 15 | 1360 | 流星群の元 |
オベロン | ★★★ | 9 | 天王星の衛星の一つ。妖精の王オベロンの名を冠している。クレーターには「マクベス」や「ハムレット」などシェークスピアの作品に登場する人物の名前が付けられている。 | 7 | 480 | 喜劇の妖精王 |
オリオン座 | ★ | 1 | ヨーロッパでは冬の南の空に見られる星座。ギリシャ神話に登場する狩人オリオンが、サソリに刺されて死んだあとに天に昇った姿とされる。2つの1等星やオリオンのベルトと呼ばれる三ツ星があり、見つけやすい。 | 1 | 110 | 南の空の巨人 |
オリオン座の馬の頭のような星雲 | ★★ | 6 | オリオン座の三ツ星の東端の星からやや南にある星雲。明るい雲の手前に馬の頭のような形の黒い雲が見える。 | 8 | 310 | 天文学者の観測記録 |
オリオン座の傘のような星雲 | ★ | 2 | オリオン座の三ツ星の南に連なる小三ツ星の中央にある星雲。星雲の中ではかなり明るいため、肉眼でも見られる。 | 4 | 120 | 天文学者の観測記録 |
オリオン座流星群 | ★★ | 7 | 毎年十月下旬に見られる、明るい流星群。オリオン座の中でもふたご座に近い位置から飛び出るように見える。ハレー彗星が母天体とされる。 | | 370 | 天文学者の観測記録 |
オリオンのベルト | ★★ | 2 | オリオン座の中ほどにある3つの星。2等星が3つ並ぶため見つけやすい。星座図ではオリオンのベルトに見立てられる。右端にある星はミンタカと呼ばれ、ほぼ天の赤道の上にあるため、春分や秋分の日の太陽と同様の軌道に見える。 | | 380 | 視認 |
カシオペヤ座 | ★★ | 1 | 北極星を見つける際の目印となる星座。高慢なエチオピア王妃カッシオペイアが天に昇った姿とされる。自らの美しさを自慢してポセイドンの怒りを買ったため、地に下りて休むことを許されないという。 | 2 | 370 | エチオピア王妃の星座 |
カシオペヤ座の新星 | ★★★★ | 8 | 1572年にカシオペヤ座に現れた新星。詳細な記録を残したデンマークの天文学者ティコ・ブラーエの名にちなみティコの星とも呼ばれることもある。ティコはこの星が位置を変えないことから、大気中ではなく、宇宙で起きる現象であると唱えた。 | | 710 | 視認 |
カストル | ★★★★ | 5 | ふたご座で2番目に明るい星。星座図では、双子のうち、兄の頭に位置する。名はイアソン探検隊に参加した双子のカストルに由来する。カストルとポルックスの2つの星は、多くの地域で一組に扱われ、物語が作られた。 | | 650 | 視認 |
ガニュメデスの脚の流星群 | ★★ | 7 | みずがめ座の右脚にあたる部分の方角から飛び出すように現れる流星群。年に一カ月程の間、活動が見られる。同じ時期に他の流星群の活動もあり、単体としての活動は目立ちにくい。 | | 310 | 天文学者の観測記録 |
カノープス | ★★★★ | | おおいぬ座のシリウスに次ぎ、全天で2番目に明るい星。白い星だが、北半球では南天の低い位置にあるため赤い色に見え、「南極老人星」と呼ばれる。 | 8 | 660 | 視認 |
カペラ | ★★★★ | 5 | ぎょしゃ座で最も明るい1等星で、冬のダイヤモンドの一角である黄色い星。星座図では御者が抱える雌山羊の心臓に位置する。古代バビロニアで暦を決めるのに利用されたといわれる。 | | 650 | 視認 |
カメレオン座 | ★★ | 8 | 南天星座の一つ。南天の星図作成に尽力した航海者ペーテル・ケイセルらの残した観測記録を元に制定され、同時代に南半球で発見されたカメレオンの名をつけられた。 | 9 | | 航海士の観測記録 |
ガリレオ衛星 | ★★ | 4 | 木星の周囲を回る四つの衛星を指す。ガリレオ衛星は5等星から6等星程度の明るさで、単独であれば肉眼でも見えるはずだが、木星があまりに明るいために見られない。 | 6 | 240 | 木星の観測記録 |
ケフェウス座 | ★★★ | 5 | ギリシャ神話におけるエチオピア王・ケフェウスが、天に昇ったとされる星座。カッシオペイアの夫であり、アンドロメダの父親でもある。 | | 490 | 苦渋の決断 |
ケフェウス座の花のような星雲 | ★★ | 6 | ケフェウス座の腰にあたる星の近くにある星雲。雲の形状が美しい青い花を思わせる。 | | | 天文学者の観測記録 |
ケレス | ★★ | 4 | 火星の軌道の外側にある小惑星帯に位置する天体。惑星と似た軌道で動くが、惑星より小さい天体のようだ。 | | 230 | 天文学者の観測記録 |
ケンタウルス座 | ★★★★ | | | | | もう一人のケンタウロス |
ケンタウルス座の球状星団 | ★★ | 6 | ケンタウルス座の馬の背にあたる位置にある星が球状に集まった星団。肉眼で見ることができ、星団とわかる以前にはケンタウルス座ω星と呼ばれていた。 | | 300 | 天文学者の観測記録 |
シリウス | ★★ | 1 | 太陽を除くと、全天で最も明るい恒星。冬の大三角を構成する星の1つで、おおいぬ座に属する。ナイル川の氾濫時期を知らせる星として古代エジプトで重視された。名はギリシャ語の「焼き焦がすもの」に由来する。 | 2 | 330 | 南の空に輝く星 |
スピカ | ★★★ | 3 | おとめ座で最も明るく輝く、青白い星。名は「穂先」を意味し、星座図では、女神が持つ麦穂の先に位置する。アルクトゥルスとともに夫婦星と呼ばれることがあり、アルクトゥルスは男性を、スピカは女性を象徴する。 | 4 | 510 | 空に輝く穂先 |
タイタン | ★★★★ | 6 | ガリレオ衛星に次いで発見された、土星の衛星。土星の衛星の中では最大で、惑星である水星をしのぐほど。 | | | 視認 |
ティターニア | ★★★★ | 9 | 天王星の最も大きな衛星。妖精の女王であるティターニアの名を冠している。なお、この名は衛星の発見者の死後、その息子が付けたものである。 | | 355 | 視認 |
デネブ | ★ | 1 | はくちょう座で最も明るい星で、名はアラビア語の「尾」に由来する。夏の大三角の一角を構成する1等星。 | 2 | 120 | 明るい星の観測記録 |
デネボラ | ★★★ | 3 | 獅子の尾という意味の名を持つ、白く輝くしし座の2等星。星座図では、文字どおり獅子の尾にあたる場所に位置する。アルクトゥルス、スピカとともに春の大三角を構成し、他の星座の目印となる。 | 4 | 510 | 獅子の尾 |
トゥバン | ★★★★ | 6 | りゅう座を構成する星の一つ。かつては北極星だったが、歳差運動の影響で北極星ではなくなった。 | 8 | 630 | もう一つの北極星 |
トリトン | ★★★★★ | 10 | 海王星の衛星。太陽系でも屈指の大きさを誇る。 海王星の自転方向と逆に公転しているのが特徴。 そのため、次第に公転速度が落ちていき、遠い将来には海王星にぶつかると考えられる。 | | | 視認 |
ハダル | ★★ | 6 | ケンタウルス座にある1等星で、足にあたる位置にある。星の名はアラビア語で「大地」を意味する。 | | 260 | 明るい星の観測記録 |
パラス | ★★ | 4 | 火星の軌道の外側にある小惑星帯に位置する天体。同様の天体の中では、ケレスに次ぐ大きさとされている。 | | 230 | 天文学者の観測記録 |
ハレー彗星 | ★★★★★ | 10 | イングランドの天文学者エドモンド・ハレーが記録から周期的に現れることを予言した彗星。およそ76年ほどの周期で目撃され、時には大接近が記録されている。1066年のノルマン・コンクエストの前に現れた彗星もハレー彗星だとされる。 | | | 予言された彗星出現 |
ピーコック | ★★★★ | | くじゃく座で最も明るい星で、2等星。 名はオスのクジャクを意味する。 | | | 視認 |
フォボス | ★★★ | 9 | 火星の衛星。もっとも内側の軌道を公転している第一衛星である。徐々に火星に接近しており遠い未来には衝突が予想されている。 | | | 視認 |
フォーマルハウト | ★★★★★ | 7 | ヨーロッパの秋の夜空でひときわ目立つ1等星。アラビア語で「大魚の口」という意味のファム・アル・フートが名の由来で、みなみのうお座の口の位置にある。ヨーロッパ北部では、南国へのあこがれを誘う星とされる。 | | 810 | 視認 |
プレアデス星団 | ★★★★ | 6 | おうし座にある青白い星が集まった星団。プレアデスとはギリシャ神話に登場する巨人アトラスの娘でアルテミスに仕える7人姉妹である。古代ギリシャでは独立した星座として扱われていた。東洋では昴と呼ばれる。 | 7 | 770 | 美しい星の集まり |
プロキオン | ★★★ | 3 | シリウスやベテルギウスと共に冬の大三角を構成する星。こいぬ座に属する星で、名は犬の先駆けという意味。古代エジプトでは、洪水を知らせるシリウスに先立って昇るとして重視された。 | | 495 | 視認 |
ベガ | ★ | 1 | 夏の大三角の一角を構成する、こと座で最も明るい星。白く輝く1等星で、竪琴の装飾としてつけられた宝石にあたるとされる。 | 2 | 110 | 明るい星の観測記録 |
ペガスス座 | ★★★ | | | | | 天馬の誕生とその後 |
ベツレヘムの星 | ★★★★★ | 9 | | 15 | 1450 | クリスマスの星 |
ベテルギウス | ★★ | 2 | 冬の大三角を構成する1等星で、オリオン座の左上に位置する赤い星。星座図では、オリオンの右肩にあたる。「ジャウザーの手」という意味のアラビア語が名前の由来のようだが、「ジャウザー」が何者なのかも分かっていない。 | | 340 | 視認 |
ヘルクレス座 | ★★★★★ | 10 | ギリシャ神話の勇者、ヘラクレスが死後に天に昇った姿といわれる星座。こと座とかんむり座の間にある、かなり大きな星座だが、あまり明るい星はない。 | | 930 | 勇者の最期 |
ペルセウス座 | ★★★★★ | 8 | ギリシャ神話に登場する英雄・ペルセウスが女神アテネによって天に上げられたとされる星座。片手には怪物・メデューサの首を携えているとされる。 | | | 夜空に輝く勇者 |
ペルセウス座の二重星団 | ★★★★ | 8 | ペルセウス座にある星団。無数の星が集まったものが二つ並んで見える。肉眼でも、そのぼんやりとした光を見てとれる。 | | | 視認 |
ペルセウス座流星群 | ★★★★ | | ペルセウス座の方角から、飛び出してくるように見える流星群。一年のうち約一カ月、出現する。流れる星の数が多く、光も強いことが多いため、観測しやすい | | | 視認 |
ポルックス | ★★★★ | 5 | ふたご座で最も明るい星。星座図では、双子のうち、弟の頭に位置する。名はイアソンの探検隊に参加した双子の片割れ、ポリュデウケスに由来する。冬のダイヤモンドの一角。 | | 650 | 視認 |
ポンプ座 | ★★ | 4 | ラカーユが制定した南天の星座のひとつ。真空のポンプをモデルにしている。 | | 380 | 続・科学の星座 |
ミザールとアルコル | ★★ | 3 | ミザールは北斗七星のひしゃくの柄の先から2番目にあたる星。アルコルはミザールのすぐ脇にある4等星。昔からこの2つの星が見分けられるか否かが視力の検査に利用されてきた。 | | 250 | 兵士の条件 |
ミラ | ★★★★★ | 9 | 約332日の周期で2等星から10等星まで明るさを変えるくじら座の恒星。名はラテン語で不思議なものを意味し、1779年には1等星まで明るくなった。 | | 820 | 視認 |
リギル・ケンタウルス | ★★ | | | | 230 | 明るい星の観測記録 |
リゲル | ★★ | 2 | オリオン座で最も明るい、青白い星。オリオン座の右下に位置し、星座図ではオリオンの左膝にあたる。リゲルという名はアラビア語で足を意味するリジルからきている。冬のダイヤモンドの一角。 | | 340 | 視認 |
レア | ★★★★★ | 7 | タイタンに次いで発見された土星の衛星。土星の衛星の中ではタイタンに次いで大きい。 | | | 視認 |
レグルス | ★★★★ | 6 | しし座で最も明るい1等星。名はラテン語で小さな王を意味する。古代の占星術では王や王家を象徴する星とされていた。コル・レオニスという別名がありこちらは獅子の心臓を意味する。 | | 730 | 視認 |
レチクル座 | ★★★★ | | ラカーユが制定した南天の星座のひとつ。レチクルとは、望遠鏡などを覗くと見えるレンズ上の十字の線のことである。 | | | 視認 |
明けの明星 | ★ | 1 | 夜明け前に東の空に明るく輝く惑星。古代ギリシャ語ではポスポロス、ラテン語ではルシフェルと呼ばれた。仏教説話でも悟りを開く際に明けの明星が登場することがある。 | | 150 | 視認 |
海王星 | ★★★★★ | | 天王星の軌道の揺れから存在が予測された惑星。 大きさは天王星とほぼ同じだが、より深い青色をしている。 | | | 揺れる天王星 |
火星 | ★★★★ | 4 | 戦火や血を思わせる赤い色から、ローマ神話のマルスを始め、各地で戦争の神の名をつけられた惑星。他の惑星に比べ、明るさが大きく変わるのが特徴で、最も明るい時期は780日ごとにやってくる。 | 5 | 640 | 夜空に輝く赤い星 |
北アメリカ星雲 | ★★★★ | 6 | はくちょう座の尾部にある散光星雲。形が北米大陸に似ていることから名付けられた。暗いため、肉眼での観測は困難である。 | | | 視認 |
金星 | ★★ | 1 | 明け方と夕方に姿を現す、太陽と月に次いで明るい惑星。古代ギリシャのピタゴラスが明けの明星と宵の明星が同じ星だと気づいたとされる。ローマ神話のヴイーナスを始め、美を司る女神の名で呼ばれることが多い。 | 2 | 350 | 美の女神の星 |
金星の満ち欠け | ★ | 2 | 金星は月のように満ち欠けするだけでなく、大きさも変わって見える。これは金星が地球の周りではなく、太陽の周りを回っている明確な証拠となった。 | 4 | 170 | 金星の観測記録 |
月面 | ★ | 1 | 古代から人類はさまざまな形を月の表面の模様に見出してきた。アリストテレスは月は完全な球体であるとしたが、ガリレオは望遠鏡で月を観測し、月の表面が滑らかでなく、凸凹があることを明らかにした。 | 1 | 100 | 月の表面 |
小マゼラン星雲 | ★ | 2 | 南半球で見られる星雲で、大マゼラン星雲よりやや暗い。肉眼で見られる。天の南極に近い場所にあるため、北半球では低緯度地帯でしか見られない。 | 4 | 190 | 天文学者の観測記録 |
水星 | ★★★ | 2 | 夕暮れと明け方のわずかな時間にのみ見られる惑星。古代ギリシャでは宵の水星をヘルメス、明けの水星をアポロンと読んでいた。金星に比べると暗く、太陽に近いため、観測はやや難しい。 | 3 | 450 | コペルニクスの依頼 |
西方七宿白虎 | ★★★★★ | 9 | 中国星座において、天の赤道を28に分割した二十八宿のうち西方の七宿をまとめたもの。おひつじ座やオリオン座などが含まれる。 | 15 | 1460 | 杭州への再々調査依頼 |
大彗星 | ★★ | 3 | 19世紀にはいくつかの彗星が観測された。中でもゴールドラッシュと同時期に現れた彗星は非常に明るく、各地に観測の記録が残る。 | | 220 | 視認 |
大マゼラン星雲 | ★★ | 2 | マゼランが世界周航する際に記録を残していたため、この名で呼ばれるようになる。マゼラン以前のヨーロッパの航海者はケープの雲と呼んでいた。北半球では赤道近くまで南下しないと見られない。 | 3 | 210 | 天文学者の観測記録 |
太陽黒点 | ★★★★ | 4 | 太陽の表面に現れる黒い点のような模様。太陽の光が弱まる日没時などには、まれに肉眼でも確認できることがある。東洋の各地には太陽に住む烏の神話が伝わっているが、これらは黒点を見て作られた可能性がある。 | 5 | 630 | 太陽のシミ |
天王星 | ★★★★★ | 10 | 土星の外側を巡る惑星で、最大等級は5.6等星と肉眼で見ることも不可能ではない。惑星と認識されるまで20回以上も恒星として観測されていた。公転軸に対して自転軸が大きく傾いており、ほぼ横倒しになっている。 | | 1070 | 消えた星を探せ |
東方七宿青龍 | ★★★★★ | 9 | 中国星座において、天の赤道を28に分割した二十八宿のうち東方の七宿をまとめたもの。おとめ座やさそり座などが含まれる。 | 15 | 1420 | 中国の天文学 |
土星 | ★★★★ | 5 | ヨーロッパではローマ神話の農耕神、サトゥルヌスに由来する名で呼ばれる惑星。約30年で黄道を一巡りする。ガリレオは望遠鏡で土星を観測したが、その形状に頭を悩ませたと伝えられている。 | 6 | 710 | 耳のある星 |
土星の環 | ★★ | 5 | 土星を囲む環。初期の天体望遠鏡でも環の存在は見つけられたが、観測が難しかった。望遠鏡の性能が向上すると、いくつかの環の観測に成功したが、何で構成されているのかは不明である。 | 7 | 260 | 土星の観測記録 |
夏の大三角 | ★ | 1 | ヨーロッパの夏の夜空でやや細長い三角形を作る三つの1等星。天の川にかかり、他の星や星座を探す目印となる。 | 1 | 100 | 学生の観測記録 |
南方七宿朱雀 | ★★★★★ | 9 | 中国星座において、天の赤道を28に分割した二十八宿のうち南方の七宿をまとめたもの。ふたご座やかに座などが含まれる。 | 15 | 1330 | 最後の守護神獣 |
春の大曲線 | ★★★ | 2 | ヨーロッパで春の夜空の様々な星座の目印となる星群。北斗七星のひしゃくの柄の部分から弧を描くように線を引くと、いくつかの1等星が現れる。この並びを春の大曲線と呼ぶ。 | 3 | 480 | 夜空に描かれる弧 |
春の大三角 | ★★★★ | 4 | 春の大曲線を構成する2つの1等星、うしかい座のアルクトゥルスとおとめ座のスピカ、しし座の2等星のデネボラを結んで描く三角形。さまざまな星座を見つける目印となる。 | 5 | 670 | 春のトライアングル |
冬の大三角 | ★★★★ | 4 | ヨーロッパでは冬の南の空に現れる、3つの明るい星を結んで描かれる三角形。3つの星はすべて1等星で、ほぼ正三角形を描くため見つけやすい。さまざまな星座を見つける目印となる。 | | 610 | 視認 |
冬のダイヤモンド | ★★★★ | 6 | 冬の大三角からベテルギウスを中心として範囲を広げ、6つの1等星を繋いで描いた六角形を、冬のダイヤモンドと呼ぶ。2等星のカストルを含めて呼ぶこともある。 | | 770 | 視認 |
北斗七星 | ★★ | 1 | 7つの星がひしゃくの形を作る、北斗星の目印として有名な星列。2等星が6つ、3等星1つと明るい星が多く、見つけやすい。世界各地で様々な神話が作られている。 | 2 | 370 | 北極星とひしゃく |
北極星 | ★ | 1 | こぐま座で最も明るい星で、天の北極にある2等星。ポラリスとも呼ばれる。周囲に明るい星がなく見つけやすい。ほとんど動かないように見えるため、北半球では夜間に方位を知るうえで重要な星である。 | 1 | 120 | 星空の導き手 |
北方七宿玄武 | ★★★★★ | 9 | 中国星座において、天の赤道を28に分割した二十八宿のうち北方の七宿をまとめたもの。みずがめ座やペガスス座などが含まれる。 | 15 | 1370 | 残りの守護神獣 |
水がめの流星群 | ★★ | | みずがめ座の水がめの部分の方角から飛び出すように現れる流星群。ハレー彗星が母体と推定される。 | | 280 | 天文学者の観察記録 |
南のコールサック | ★★★★ | 7 | 「石炭袋」の名を持つ暗黒星雲。みなみじゅうじ座の近くに見ることができる。天の川を背景にしているため、肉眼でも観測できる場合がある。 | 11 | 700 | 空に浮かぶ黒い筋 |
木星 | ★★★ | 3 | 黄道をおおよそ12年かけて一巡りするため、ローマ神話のユピテルを始め、高位の神の名をつけられることが多い。中国では歳星と呼ばれ、道教において天刑星の名で神格化されている。 | 4 | 520 | 逆行する惑星 |
宵の明星 | ★ | 1 | 夕暮れ時に西の空に明るく輝く惑星。古代ギリシャではヘスペロスと呼ばれた。 | | 165 | 視認 |