アレクサンドリア大灯台 | ★★★★★★ | 9 | プトレマイオス1世の時代にエジプトのアレクサンドリアに建造された灯台。ファロス島の大灯台とも呼ばれ、ギザの大ピラミッドに次ぐほどの高さを誇ったが数度の地震によって倒壊した。 | | 1660 | 伝承航路 |
ウンディーネ | ★★★★★★ | 7 | 水の精。四大元素のうち、水を司るとされる精霊。美しい女性の姿をしており、人間と結婚することで魂を得るが、夫に裏切られると魂を失い、夫に復讐したのち水に還るとされている。 | 8 | | 水の精の伝承 |
カリュブディスの渦潮 | ★★★★★ | 5 | 古来、自然現象を元にして神話が作られる例は枚挙に暇がない。航海の難所であるメッシナ海峡もその例に漏れず、渦潮を発生させる大食いの怪物が潜んでいるとされ、船乗りたちを恐れさせた。 | 5 | | 悪魔の渦潮の伝承 |
ケサラン・パサラン | ★★★★★ | 4 | 動物なのか植物なのか不明、生態も不明、名前の語源も判然としないという、謎の生物。その毛玉のような外見と、所有者に幸福が訪れるという噂だけが、伝承として伝えられている。 | 5 | 630 | 白くふわふわした生物の伝承 |
サイレントシティ | ★★★★★ | 10 | 世界各地で語られる空中に浮かぶ都市。その街並みは現れるたびに変化し、住人が見える場合もあるという。幻にしては、あまりに輪郭がはっきりと見えるとされている。 | 12 | 990 | 幻の空中都市に関する伝承 |
サラマンダー | ★★★★★ | 7 | 火の精。四大元素のうち、火をつかさどるとされる精霊。破壊と創造の二つの性質を備える。炎に包まれた女性の姿で現れるといわれるが、定かではない。その体内には恐ろしい毒があるが、上手く加工できれば強力な薬になるらしい。 | | 1060 | 火の精の伝承 |
サンダーバード | ★★★★★★ | 7 | 雷を操るとされる巨大な鳥。雷を自在に落とす雷の精霊として、北米先住民の間で広く崇拝されている。人の言葉を理解したり、クジラを丸ごと食べたりするなど、地域によって伝わる伝承は異なっているようだ。 | 11 | 1330 | 雷の精霊にまつわる伝承 |
シルフ | ★★★★★ | 7 | 風の精。四大元素のうち、風をつかさどるとされる精霊。大気の流れに乗って世界中を飛び回っている。細身の美少女の姿をしているらしいが、透明であるため視認できない。一説では、虚栄心が強い女性の死後の姿だともいわれる。 | | 1060 | 風の精の伝承 |
トゥースフェアリー | ★★★★ | 3 | 抜けた乳歯を枕の下に入れておくと、いつの間にか金貨と取り換えてくれるという妖精。抜けた乳歯についての伝承は文化ごとに様々であり、この妖精にまつわる話は、主にヨーロッパのものである。 | 4 | 440 | 通過儀礼に関する伝承 |
ノーム | ★★★★★ | 7 | 土の精。四大元素のうち、土をつかさどるとされる精霊。ヒゲを貯えた小さな老人のような姿で、豊かな土壌を好むらしい。埋蔵物を探知する能力を持ち、貴金属や財宝を容易に掘り出せる。非常に賢く器用で、細工品を作るのが得意だという。 | | 1060 | 土の精の伝承 |
ブギーマン | ★★★★★★ | 9 | 子どもの心から生まれるといわれる、恐ろしい幽霊。共通の見た目は持たず、多くの地域に伝承が残っている。それぞれの地域で親が子どもをしつけるためにその存在を口にしたのだろう。 | 11 | | 無貌の幽鬼の伝承 |
ベテスダの池 | ★★★★★ | 6 | 「神の恩寵」を意味するベテスダという土地にある池。神の御使いが池の水を「動かす」と、池にはいかなる病も癒す力が一時的にだが備わったと伝えられている。 | 6 | | 病を癒やす池の伝承 |
ペリの羽衣 | | | | | | 美しき羽衣に関する伝承 |
モケーレ・ムベンベ | ★★★★★ | 10 | 中央アフリカの熱帯雨林に生息しているとされる幻の巨大生物。長い首と尾を持つ一方、四本の脚は短い。水辺によく姿を現すとされている。 | 13 | 1080 | アフリカの巨大生物に関する伝承 |
ロードス島の巨像 | ★★★★★★ | 9 | 太陽神ヘリオスへの感謝の証として建造された大彫像。建造後、数十年後に地震によって倒壊したとされる。彫像の大きさは、像の親指を腕で抱えることはほとんどできず、指はあらゆる彫像よりも大きいとされる。 | | 1660 | 伝承航路(リヴァイアサン) |
ヴァルプルギスの夜 | ★★★★★★ | 8 | 主に中欧や北欧で行われる行事。死者と生者との境界が曖昧になるという夜に、魔女たちが集会を開き、かがり火を囲んで悪魔を崇拝するとされるが、その真偽は定かではない。 | 9 | 1480 | かがり火の伝承 |
海坊主 | ★★★★★★ | 8 | 夜の海に現れ、船を破壊するとされる怪物。主には黒い坊主頭の巨人だとされる。伝承によって様々な形、大きさがあり、行動も異なる。海坊主が現れた後は、天候が荒れ、船が沈むなどの怪異が起きるといわれている。 | 8 | 1480 | 海に棲む巨人に関する伝承 |
狐の嫁入り | ★★★★★★ | 7 | 日本という国においてキツネは人を化かす動物だ。そんなキツネが結婚式を挙げる時、彼らは盛大な提灯行列で祝うという。しかしその姿を人の目で捉えるのは難しく、不気味な火の玉が浮かんでいるだけに見えるのだと伝えられている。 | 8 | | 火の玉の行列の伝承 |
金色姫 | ★★★★★ | 10 | 養蚕の始まりとされる伝承。継母に忌み嫌われた金色姫は何度も捨てられるが、最後にとある夫婦に救われた。結局病で命を落とした金色姫は蚕となり、繭から糸を紡ぐ技術を夫婦に伝えたという。 | 9 | 1120 | 金色に関する伝承 |
世界の果て | ★★★★ | 3 | カナリア諸島の南方にあるボジャドール岬。かつての船乗りたちにとって、その岬の先は未知の海域だった。溶岩が噴出する煮えたぎった魔の海…そんな迷信は、エンリケの勇敢な部下が岬越えを達成するまで船乗りたちを縛り続けた。 | 3 | | 世界の果ての伝承 |
虹蛇 | ★★★★★★ | 8 | 太陽が神に見立てられるように、虹も偉大な存在の象徴として見なされる。創造主としての性質を持つ「虹蛇」は、強大な存在として語られることの多い蛇や龍の中でも、頭一つ抜けた存在と言えるだろう。 | 11 | 1330 | 虹にまつわる伝承 |
不死鳥の復活 | ★★★★★★ | 7 | フェニックスはその見た目や特徴から、不死鳥や火の鳥とも呼ばれている。また「復活する」という特徴がキリストの復活とも結び付けられ、多くの人々から象徴的な存在として重要視された。そのため、伝承の生物の中でも高い認知度を持つ。 | 8 | 970 | 「復活」にまつわる伝承 |
見えざる街 | ★★★★★★ | 10 | 世界中に広く伝わる、この世のどこかにあるという見えない街。戦乱に巻き込まれて滅びた、神の力によって海や湖の底に沈められた…などといった伝承が数多く残されているが、それを実際に見た者や戻ってきた者の話はついぞ聞かない。 | 11 | 1660 | 理想郷に関する伝承 |
燃える柴 | ★★★★★★ | 8 | 神がみずからの領域を示すために、時折人に見せるという現象。創世記ではケルビムに持たせたという「回る炎の剣」、出エジプト記では「燃える柴」と神の使いに関する記述があり、神が示す境界線として炎が用いられる例は多い。 | 9 | 1480 | 禁域に関する伝承 |
雪姫 | ★★★★★★ | 5 | 夜の雪山に現れるという、若い娘の姿をした雪の化身。 山に入った者の前に現れて生き肝を食らったり、凍死させたりするなどの言い伝えが残っている。一方で、人間と結ばれて子を成し、最期まで夫に添い遂げたという話もある。 | 6 | 1340 | 異類婚姻に関する伝承 |
鸞鳥 | ★★★★★ | 10 | 中国の伝説で語り継がれる霊鳥。読みは「らんちょう」。社会が安定すると現れるといわれている。五音の声を持ち、粘り気のある血液は弓や琴を作るための接着剤として最適だというが…。 | 13 | 1020 | 伝説の霊鳥に関する伝承 |
龍神 | ★★★★★★ | 7 | 中国や日本に伝わる霊獣。人里離れた山の中にある湖や淵の底に住み、水や雨を操るという。 特に日本では白ヘビなどの姿になって人里に降りるという逸話が多く、神でありながら身近な存在ともいえなくもない。 | 7 | 1520 | ヘビに似た生き物の伝承 |