ある船乗りの漂流記 | ★★★★ | 5 | スコットランド出身の航海長であるアレキサンダー・セルカークの無人島生活についての著述。自給自足の生活の様子が生々しく記されている。 | 7 | 680 | 海洋冒険物語のネタ |
さびた宝剣 | ★ | 1 | 刃がさびついてしまった宝剣。宝石や金で装飾が施されている。刃はそれほどよいものではないので、装飾用だと思われる。 | 3 | 53 | 豪華な武器の地図 |
べっこうの櫛 | ★★ | 5 | べっこう製の櫛。 素材のべっこうを生かしながら、細かな装飾も施されている。 日本の女性は髪を梳くためだけでなく、髪飾りとしても使用するらしい。 | 6 | 360 | ダンジョン |
めっきのはげた首飾り | ★ | 1 | 美しい細工がされた首飾りだが、めっきを施した物で、それほど価値はないようだ。めっきがはげてしまい、みすぼらしい。 | 1 | 19 | 豪華な宝石細工の地図 |
ろうかん | ★★★ | 4 | 透明感のある、最上級の翡翠。明るい緑をしており、傷もない。このような石はめったに出ない。大変な価値がある。 | 10 | 440 | 緑の宝石の鉱脈の地図 |
アギラールの聖書 | ★★ | 3 | コルテスより以前にメソアメリカの地に上陸してきたイスパニア人聖職者。現地人によりとらわれの身となる。その際身に付けたマヤ語を用いてコルテスの通訳として活躍する。この聖書はとらわれている間ずっと腰につけていたというもの。 | 4 | 260 | 望郷の念を抱きつづけて |
アサラト | ★★★ | 6 | 西アフリカに伝わる打楽器。木の実の中に種を入れ、二つの木の実を紐で繋げて振って鳴らす。子どもをあやすために作られた打楽器で、現地では玩具として親しまれている。 | 6 | 220 | 玩具のような打楽器 |
アスタロトの宝玉 | ★ | 6 | 聖書のソロモン王が、悪魔や精霊72体を封じ込めたという宝玉の一つ。この宝石にはアスタロトが封じられているという。真偽の程は不明だ。 宝玉はよく見ると傷があり、「西」と彫られている。 | 3 | 100 | アスタロトの宝玉 |
アスモダイの宝玉 | ★ | 5 | 聖書のソロモン王が、悪魔や精霊72体を封じ込めたという宝玉の一つ。この宝石にはアスモダイが封じられているという。真偽の程は不明だ。 宝玉はよく見ると傷があり、「アトランティス」と彫られている。 | 3 | 100 | アスモダイの宝玉 |
アゾート | ★★★★ | 5 | 錬金術の書物に記述されていた、謎の多い物質。ギザのピラミッドの玄室で発見された。来歴も用法も不明だが錬金術における極めて重要な物質であるらしい。 | 8 | 720 | 謎の文書 |
アナサジフルート | ★★ | 7 | 北米の先住民であるアナサジ民族の縦笛。木製で長さはおよそ70cmあり、六つの穴が開いている。 | 6 | 370 | 集落の調査 |
アベラム民族の胸飾り | ★★★★★ | 9 | 部族間闘争の際に身に着ける胸飾り。羽毛や木の葉、貝、獣の牙などで、雄雄しく飾り立て、自らの誇りの高さを周知させるという。 | 10 | 910 | それぞれの誇り |
アラバスターの花瓶 | ★ | 1 | アラバスターを削りだして作った花瓶。アラバスターには透明感があるので、独特の美しさがある。 | 1 | 34 | 美しいつぼの地図 |
アラビアの家具 | ★★ | 2 | 幾何学模様や花柄模様のアラベスクがびっしりと施された、最高級の調度家具。クッション部分の中綿も外生地も最高級品で、イスラム文化の高度な工芸技術を感じることができる。 | 6 | 330 | イスラム世界が描かれた家具 |
アラベスクの水筒 | ★ | 1 | マムルーク朝時代に作られた、聖地巡礼者用の水筒。水筒は巡礼者にとって必需品でありながら、工芸品としても素晴らしい。 | 3 | 110 | 凝った装飾の地図 |
アルスター物語の異本 | ★★ | 5 | アルスター物語に登場する英雄である、クーフーリンの伝承の一つを記したもの。物語の内容はキリスト教の教義を色濃く反映しており、他のアルスター物語での描写とは明らかに異色である。 | 6 | 390 | 異本が証しするもの |
アルスター物語の写本 | ★★ | 6 | 「アルスター物語群」とも呼ばれ、アイルランド神話の一つとされている伝承をまとめたもの。アルスター国の王や戦士たちの物語が多く収められており、物語のほとんどがキリストの生涯と同時代の出来事であるとされている。 | 4 | 260 | クーフーリンの写本 |
アレキサンドライトキャッツアイ | ★★ | 4 | 希少な宝石。中央に光の筋が入ったアレキサンドライト。ダイヤモンドより高価とされる場合がある。 | | | 変色する宝石の鉱脈の地図 |
イエティの頭皮 | ★★★★ | 6 | 謎の人型生物イエティの頭皮とされ、現地で祀られていた。伝承では神の使いだとされているが、実在するのだろうか…? | | | 高山に棲む大男 |
イエローダイヤ | ★★★ | 3 | 黄色いダイヤモンド。透明度が高いものほど価値が高い。 | 12 | 555 | 黄色い宝石の鉱脈の地図 |
イパーチー写本 | ★★★ | 3 | 15世紀に編纂された、『原初年代記』の写本のひとつ。 原本だけでなく、その後に編纂された書物からも情報が追加されているようだ。 | 5 | 550 | 別の原初年代記 |
イリアス | ★ | 1 | ホメロス作の叙事詩。ギリシャ神話のトロイ戦争を題材とし、勇者アキレウスを中心に描かれる。イリアスとは「イリオスの物語」という意味である。イリオスとは、トロイの別名。 | 1 | 60 | トロイ戦争の物語 |
インカ戦士の棍棒 | ★★ | 8 | インカ戦士の一般的な武器。持ち手には彩色された家畜の毛が巻きつけられ、先端には石がくくりつけられている。 | 6 | 330 | 戦士の証 |
ウミナの魂 | ★★★★★ | 10 | インカ皇帝・パチャクティが所持していたというダチョウの卵大のエメラルド。アンデス北部を征服した際に現地の民に授けたといわれている。現在はチブチャ民族の重要な祭具として、ソモンドコの奥深くに眠っている。 | 14 | 1230 | 女神の魂 |
ウラノメトリア | ★★ | 8 | | 8 | 270 | 星図書の地図 |
ウリウリ | ★★ | 6 | ハワイの伝統的楽器。木の実やひょうたんの中身をくり貫き、種などを入れて振って音を出す。鮮やかに染めた羽根が飾り付けられている。各種の儀式にも使用される。 | 6 | 233 | ハワイの伝統楽器 |
ウルガ | ★★★★★ | 9 | モンゴルの伝統的な生活道具。 長い棒の先に輪にした縄をつけたもので、小型のウマなどを捕えるために使う。 | 10 | 1045 | 草原地帯の生活道具 |
エターナルスター | ★★★★★ | 6 | 100カラットをゆうに超える、巨大なダイヤモンド。大きなダイヤは色がついているものが多いが、これはまったくの無色である。内包物もほとんどなく、奇跡ともいえるダイヤモンドだ。 | 10 | 1105 | 不滅の星 |
エリュトゥラー海案内記 | ★★ | | 1世紀頃、古代ローマの属州だったエジプトで、ギリシャ人航海者により著された記録。エジプト・インド間の交易に携わる貿易業者向けに書かれたものであり、東の果てである中国も絹の産地として紹介されている。 | 4 | 320 | 聞くは一時の恥 |
エル・カミーノ・レアル | ★★★★★ | 10 | 「エル・カミーノ・レアル」とは、スペイン語で「王道」という意味。真紅のフラメンコ衣装で、カール5世がミカエラを思ってデザインした。これを手放したということは、カール5世は過去との決別を決意したのだろうか…。 | 14 | 1222 | 王の道へ… |
エルナン・コルテスの銃 | ★★ | 6 | エルナン・コルテスが本国から持ち込んだといわれる銃。彼はケツアルコアトル神と間違えられ、アステカの首都テノチティトランに入れた。そのおかげでアステカが非常に高度な軍事力を持つことを知った。 | 6 | 330 | コンキスタドール・コルテス |
エンジェルハート | ★★★★★ | 8 | 100カラット以上ある巨大なルビー。ルビーは1カラット以上の石が非常に少ないため、この大きさだけでとてつもない価値がある。そのうえ素晴らしい色をしているため、「天使の心臓」と名づけられた。 | 11 | 1053 | 血色の宝石 |
オットー1世の宝冠 | ★★ | 3 | オットー1世が、初代神聖ローマ帝国皇帝に即位したときの帝冠だとされる。黄金と宝石をふんだんに使った、豪華な作りである。 | 5 | 290 | 権威の象徴 |
オデュッセイア | ★ | 2 | ホメロス作の叙事詩。トロイの木馬の立案者であるオデュッセウスが、トロイ戦争のあと神の怒りに触れ、苦労のすえに故郷に帰り着くまでを語るもの。 | 1 | 60 | 古代ギリシャ最高の叙事詩 |
オーロラの雫 | ★★★ | 6 | 色とりどりのひすいでできたサークレット。ひとつひとつが大粒で細工も非常に精巧にできている。微妙な色彩をたたえるこのサークレットを、オーロラのひとしずくだと例えたのもうなずける。 | 8 | 533 | オーロラの雫 |
カウボーイのネッカチーフ | ★★ | 5 | 北米西部のカウボーイが首に巻く布。装身具としての用途のほか、口もとを覆って砂埃を吸うのを防いだり、仲間への合図に使ったりするなど、実用性も兼ね備えている。 | 4 | 280 | ウシを追う人 |
カザンの大皿 | ★★★ | 3 | 金の大皿。「カザン」は「大皿」という意味である。かつてタタール人の王女が川に金の大皿を落としたことから、その地をカザンと呼ぶようになったという伝説がある。 | | | 父祖の地 |
カタロニア地図 | ★★★★ | 8 | アラゴン王太子からフランス王シャルル6世へ贈られた地図。ユダヤ人製図家のクレスケス父子によって作成された。マルコ・ポーロやフランシスコ会修道士フリア・オドリックなどの情報を元に作成されたといわれる。 | 8 | 650 | 異邦へのまなざし |
ガラスの香水瓶 | ★★★★★ | 7 | 装飾がふんだんに施された、豪華なガラス製の香水瓶。ふたには二羽の鷲の頭が彫られている。 底には「いつか乗り越えるべき大きなもの。その剣は重く、その心はフランドルの土より広く優しい」とある。 | 12 | 1014 | 瓶詰めの思い出 |
カリブの景色 | ★★ | 5 | バハマ近辺で見られる淡い青色の石。まるでカリブ海を見ているような美しい青色は、見る者の心を安らげてくれる。 | 8 | 380 | カリブの鉱石の地図 |
ガリレイのリュート | ★★★★ | 4 | ガリレオの父、ヴィンチェンツォはリュート奏者として、彼独特の音楽理論を展開させていたという。不協和音すら操るという、彼のリュートはごく普通の物にも見えるが…。 | 7 | 630 | 父のリュート |
ガルス陶器 | ★★★ | 9 | 「掻き落とし」と呼ばれる技法によって作られたイスラムの陶器。緑釉(りょくゆう)によって文様が彩られていることが特徴的である。 | | | 中近東の陶器の地図 |
カルタ・マリナ | ★★★★ | 6 | 16世紀のスウェーデン人司教、オラウス・マグヌスが作成した北欧の海図。各地の地形が詳細に描かれ、図中のところどころに珍しい生物や怪物も描かれている。古今東西の書物や、船乗りたちから丹念に聞き出した話をもとに作成したらしい。 | 7 | 630 | 混沌を見すえる目 |
ガンバン | | | インドネシア地方の打楽器。橋名板の上にさまざまな大きさの木や竹を並べ、叩いて旋律を奏でる。 | | 190 | 東南アジアの楽器の地図 |
カール大帝の宝冠 | ★★ | 3 | 東フランクの王、カール大帝が西ローマ皇帝に即位した際の宝冠。これにより西ローマが復活、帝権と教皇権の提携が確立し、ビザンツ帝国に対抗することになる。 | 6 | 390 | 西ローマ帝国復活 |
ギガス写本 | ★★★★★ | 9 | ラテン語で書かれた聖書の写本。確認されている限り世界最大の写本であり、悪魔が製作に手を貸したとの噂もある。 | 15 | | 悪魔の聖書 |
ギリシャ案内記 | ★ | 2 | パウサニアスが書いた古代ギリシャ案内書。実際に見て歩いた情景を、詳細に記録している。この案内記のおかげで、古代ギリシャの研究が進んでいる。 | 2 | 110 | 古代ギリシャの風景 |
キープ | ★★★ | 7 | インカ帝国の情報記録手段。紐に結び目を付けて数を表しているという。これを解読するには専門知識が必要だそうだ。また、これを送り届けるためのチャスキと呼ばれる飛脚がいた。 | 8 | 600 | 責任と選択 |
クアウテモクの槍 | ★★ | 6 | アステカ帝国の皇帝モクテスマの甥であるクアウテモクのものであるといわれている槍。彼は鷲の戦士として、戦場ではいつも気高くあったという。 | 7 | 260 | アステカ戦士の槍の地図 |
クラップスティック | ★ | 5 | オーストラリア先住民が儀式のときに、ディジュリドゥの合いの手として鳴らす拍子木。ディジュリドゥを伴奏にクラップスティックを両手に持った歌い手が儀式の歌を歌い上げる。 | 6 | 160 | 拍子木の地図 |
グリーンランド人のサガ | ★★★★ | 8 | エイリーク達のグリーンランド入植と、その子ども達やソルフィンの西方探索を描いた物語。赤毛のエイリークのサガを元にした部分が見られる。赤毛のエイリークのサガに比べて、やや誇張が多い点が大きな違いである。 | 9 | 780 | 語りの地、その手がかり |
グンデル | ★★ | 4 | ジャワ島に古くからある金属楽器。バチで金属の鍵盤を叩き、手で共鳴を適度に止めて、奏でる。ワヤン・クリの伴奏として演奏されることが多いが、祭礼や儀式でも演奏されるようだ。 | 6 | 320 | [勅命]未知の魅力 ジャワの楽器 |
クー・スティック | ★★ | | 北米の先住民族の戦士が所持する棒。羽根などで装飾されている。戦いで「カウンティング・クー」(相手を殺さず、棒だけを当てて去る)と呼ばれる勇者の行為をするために使われるという。 | | 381 | 競技用の道具の地図 |
グースリ | ★★★★ | 7 | ロシアの伝統的な弦楽器。翼型、兜型、箱型と、時代を経るごとに形状や弦の数に改良が加えられた。 ロシアの吟遊詩人たちが使用したという。 | 7 | 750 | ロシアの伝統楽器 |
ケツァールの羽の王冠 | ★★★★★ | 9 | 幻の鳥ケツァールの羽で飾られた王冠。ただでさえ珍しい鳥なのだから、捕獲のされすぎで絶滅しないか心配である。 | 14 | 1474 | アステカの王冠 |
ケルズの書 | ★★★★ | 7 | 8世紀頃に製作された聖書の手写本。ケルト文様による豪華な装飾が施されており、書物とは思えない美しさである。 マタイ、マルコ、ヨハネ、ルカの四福音書が収められている。 | 8 | 740 | 世界でもっとも美しい本 |
ゲレロの装束 | ★★ | 4 | アギラールと共に遭難したイスパニア人。彼と同様にとらわれの身となるが、やがて彼らと共に暮らし、マヤ人の娘を娶った。コルテスの招集にも応じず生涯マヤ人として祖国の兵と戦ったという。これは、そのときの戦装束のようだ。 | 5 | 270 | マヤ人になったイスパニア人 |
ケーナ | ★★★ | 4 | 竹やアシ、動物の骨など様々な材料で作られる縦笛。インカにおいて儀式に音楽は欠かせず、楽器は祭具としての側面も強い。構造は単純だが演奏は非常に難しい。 | 7 | 480 | 新大陸の祭事笛 |
コイヌール | ★★★★★ | 9 | ペルシャ語で、「光の山」を意味する名がつけられた大きなダイヤモンド。原石は800カラットを超えたといわれている。代々、インドの王が所持していたものだが、ムガール帝国、サファヴィー朝と変遷し、消息を絶っていた。 | 13 | 1190 | 魔性のダイヤモンド |
コジモのメダル | ★★★★★ | 9 | ロレンツォの祖父、コジモの横顔が彫られた金のメダル。コジモは芸術や学術への援助を惜しまず、メディチ家ひいてはフィレンツェの発展に大きく貢献した。その功績を称えているのだろう。 | 11 | 1030 | 祖父の肖像 |
コムズ | ★ | 2 | ユーラシア大陸中央部の伝統的な弦楽器。独特な形状と木製のきめ細かな装飾が非常に美しい。 | | | 中央アジアの楽器の地図 |
コラ | ★★★★ | 7 | 西アフリカ一帯に伝わる弦楽器。弦の数は21本で、親指と人差し指で爪弾いて音を出す。音楽家はこのコラを用い、歴史や情報を弾き語ることにより伝統を紡いできたようだ。 | 8 | 740 | 歴史を奏でる者たち |
コンクパール | ★★★★★ | 10 | コンクガイから採れる真珠の一種。主に柔らかいピンク色で、色のむらや細かい模様を持つものもある。 | 12 | 1250 | コンクガイが生む真珠 |
コーンフラワーブルー | ★★★ | 3 | 最上級のサファイヤ。矢車菊のような美しい青色をしているため、こう呼ばれる。限られた地域でしか採れないという。 | 11 | 530 | 青い宝石の鉱脈の地図 |
サモワール | ★★★ | 3 | ロシアの湯沸かし器。円筒の外側に水を、中心部に火種を入れて湯を沸かす。ふたの上に茶器を置けば、保温の効果も得られる。寒い地域ならではの道具。 | 5 | 520 | 芸術的な実用品 |
サラディンの剣 | ★★★★ | 3 | アイユーブ朝の創始者サラーフ・アッディーンの剣。第3回十字軍でリチャード獅子心王(しししんおう)らと戦った。異教徒への寛容な対応で知られる。 | 8 | 648 | イスラムの英雄 |
サロメのヴェール | ★★ | 4 | 聖書の一節に登場する王女のヴェールといわれるもの。このヴェールを使った美しい舞の褒美に、「預言者ヨハネの首」と答えたという。 | 6 | 350 | ヨハネの首を求めた娘 |
サロン | ★★★ | 5 | インドネシアの民族音楽「ガラムシ」で用いられる楽器。半月形に盛り上った青銅板が金具で留めてあり、水牛の角や小さな木槌で打って演奏する。 | | 490 | 青銅の音色 |
サントゥール | ★★★ | 4 | クルミ製の箱に鋼鉄製の弦を張り、それをメスラブと呼ばれる軽量の木の棒で叩いて演奏する打弦楽器。澄んだ音で聞く者を魅了するようだ。 | 7 | 500 | 弦なのに叩く |
ジャガーの瞳 | ★★★★★ | 9 | 全てを闇に吸い込んでしまいそうな漆黒の宝石。正体は、非常に深い色合いの黒曜石だ。メソアメリカの人々はこれを「ジャガーの双眸」だといって恐れていた。 | 11 | 1014 | ジャガーの瞳 |
シャクンタラー | ★★ | 4 | 「マハーバーラタ」をモチーフとして描かれた戯曲。グプタ朝時代にカーリダーサによって作られた。 | 5 | 280 | 指輪が繋ぐ物語 |
ジャヤヴァルマン7世の頭部 | ★★ | 7 | アンコール王朝の王ジャヤヴァルマン7世の像の頭部。心無い破壊に遭い頭から下は壊されてしまった。この王は勇猛果敢で知られ、王朝に多くの勝利をもたらしたが、アンコール・トムを建設するなどの信心深い一面も見られる。 | 6 | 330 | 時代の守護者 |
シャルルマーニュの護符 | ★★★★★ | 9 | シャルルマーニュが身に着けていたというペンダント状の護符。所有する者は皇帝になるという伝説がある。この護符を次に所有するのは、いったい誰になるのだろうか。 | 15 | | 大帝の遺品 |
ジャンベ | ★★★ | 6 | 西アフリカ一帯で演奏されている楽器。ジェンベとも呼ばれる。 鼓面の直径は約30cm、胴の深さは約60cmの、片面の太鼓である。 両脚に挟んで素手で叩き、その手の形と叩く位置によって、高音から低音まで多様な音を出すことができる。 | 6 | 500 | 対話する音色 |
シャーマンたちの貨幣 | ★★★★ | | シャーマン岩周辺の水底に沈んでいた貨幣。岩に奇跡を起こす力があると信じたシャーマンたちは、貨幣を岩の周辺に投げ入れ、なんらかの儀式を行っていたようだ。 | | 700 | 仲直りの儀式 |
シャールカの髪飾り | ★★ | 4 | シャールカとはボヘミアの伝説に語られる女性。恋人の裏切りに遭い、男たちに復讐するが最後は再び愛に揺れる。ボヘミアの古い言い伝えでは「髪の長い女は癇癪持ちである」と言われておりシャールカの伝説と通じるところがある。 | 6 | 340 | ある女傑の物語 |
ジョゼの父への脅迫状 | ★ | 9 | くしゃくしゃになった紙束。かろうじて「娘の命……船……王族……殺……」といった単語が読み取れる。細かい状況まではわからないが、これは脅迫状のたぐいだろうか。 | 3 | | 王族船沈没事件の真相 |
ショファール | ★★★★★ | 9 | 雄のヒツジの角から作られた角笛。旧約聖書にも登場する。 | 15 | | 黙示録のラッパ |
スコモローフの仮面 | ★★★★★ | 9 | ロシアで活動する芸人たちを、「スコモローフ」と呼ぶ。彼らはこの仮面を被り、楽器を奏でて詩を歌い、人々に娯楽を提供していたという。 | 10 | 1110 | 師匠が遺した物 |
スリットドラム | ★ | 5 | 中身をくりぬいた木を叩いて音を出す楽器。世界のどこでも見られる。ニューギニアのスリットドラムは祭りの演奏や仲間への合図に用いられるようだ。 | 5 | 150 | 変わった太鼓の地図 |
スルタンの装束 | ★ | 1 | スルタンとは、イスラム勢力の最高権力者のことである。これは昔のスルタンが身につけていたとされる衣装。中国産の絹を惜しげもなく使い、使われている染料も非常に高価なものだ。 | 3 | 180 | スルタンという存在 |
スルタンの宝冠 | ★★ | 3 | イスラム勢力の君主であるスルタンが所有していたという宝冠。スルタンはいわゆる冠を着けないので、これはほかの勢力から納められた宝物なのだろう。 | 4 | 240 | スルタンの宝冠 |
ズルナ | ★★★★ | 5 | オスマントルコの伝統的な木管楽器。 非常に大きい音を出す楽器で、軍楽や祭礼時の舞踊の伴奏に用いられる。室内での演奏には適さない。 | 9 | 740 | 迫りくる音色 |
ズールーの装身具 | ★ | 2 | アフリカ南部に居住する民族の装身具。色とりどりのビーズを使った、複雑な模様のものである。ズールーの名は「楽園の民」を意味する。非常に勇敢な民族である。 | 4 | 56 | アフリカの装身具の地図 |
セイレーンの竪琴 | ★★★★ | 4 | 歌声で船乗りをまどわせる妖怪・セイレーンのものだという竪琴。金や宝石を多く使った豪華な竪琴であるが、本当にセイレーンのものかどうかは確かめようがない…。 | 9 | 696 | 人を惑わせる竪琴 |
セネト | ★★ | | 古代エジプトのボードゲーム。王朝誕生以前から遊ばれており、墓の壁画や副葬品として発見されている。 | | | 古代エジプト遺物の地図 |
ソウルオブクイーン | ★★★★★ | 5 | 1000カラット以上ある大きなエメラルド。エメラルドは内包物やひびが多いものだが、この石は目立ったそれがなく、非常に透明度が高い。名前は、かのクレオパトラがエメラルドを好んだことにちなむようだ。 | 10 | 1079 | 女王の心 |
ソネット集 | ★★★★ | 5 | シェークスピアが発表した154編からなる詩集。ソネット形式で書かれている。主なテーマはさまざまな恋愛観と人間の美、そして死についてである。 ソネットとは14行で形成される定型詩で、12世紀初頭のイタリアで確立された。 | 8 | 700 | 妙なる調べ |
ソロモンの盾 | ★★★★★ | 9 | ソロモン王が作った金の盾。大盾が200個、小盾が300個作られたが、エジプトのファラオに奪われたという。 | 15 | | ソロモンの栄華 |
タタラ船 | ★★★★ | 7 | 蘭嶼島に住む台湾島先住民に伝わる、伝統的な船。ゴンドラの形をしており、不安定。 友人同士で出漁するために使う。 | 8 | 650 | 蘭嶼の変わった船 |
タプ・イ・アルカ | ★★★ | 7 | ケチュア語で、「緑の石」を意味する、エメラルドの原石である。アンデス山脈の北部に住むチブチャ民族の族長が、祭祀を行うために祭器として用いていた。 | 7 | 500 | ソニュカサパ |
ダロウの書 | ★★ | 5 | アイルランド、及びブリテン島で制作された最古の福音書写本。ケルズの書同様に豪華な装飾が施されている。文字は「島の文字」と呼ばれる独特の書体で書かれている。 | 8 | 340 | 装飾された写本の地図 |
ターコイズの護符 | ★★ | 2 | 巨大なターコイズをはめ込んである護符。ターコイズはさまざまな文明で護符とされていた。 | 7 | 240 | 豪華な宝石細工の地図 |
ダ・ヴィンチノート | ★★ | 3 | ダ・ヴィンチ直筆の著書。天文学や医術に関する知識や考察から、デッサンやスケッチまで幅広く記述されている。しかし文字はすべて鏡文字で書かれており、読むことは容易ではない。 | 5 | 310 | [勅命]運河開通事業の技術書 読めない手稿 |
チブチャの民の黄金衣装 | ★★★★★ | 8 | 黄金の国伝説の元になったといわれる民族の衣装。酋長が金粉を体にまとい、湖に飛び込む儀式を行うといわれている。これだけ金づくしの生活をしていれば、「黄金の人間が住む黄金の国がある」と思われても仕方がないだろう。 | 10 | 820 | いつも二人で |
チャフチャス | ★★ | | アンデス地方の伝統的な楽器。マイチルという植物の実や、リャマの爪などが複数付いている。手や足首に装着し、振って音を出す。 | | 280 | アンデスの楽器の地図 |
ツィンク | ★★ | | 角笛から発展した金管楽器で、リコーダーのように指で穴をふさいで音を調整する。ドイツや北欧では「ツィンク」、それ以外の地域では「コルネット」と呼ばれ、ヨーロッパ全域で広く親しまれている楽器の一つである。 | 5 | | 愛用の管楽器 |
ディジュリドゥ | ★★★★ | 8 | オーストラリア先住民が儀式の際に演奏する木笛。「イダキ」「マゴ」など地方によって呼び方が違う。シロアリによって中を食い開けられた、特定のユーカリを使う。筒の端に唇を当てて唇の振動で音を出す。 | 8 | 636 | 不思議な奏法 |
ディレム銀貨 | ★★ | 3 | ササン朝時代に製造された銀貨。 表面に「右向きの王の胸像」、裏面には礼拝に使用された「聖なる火」が刻まれている。 | 4 | 250 | 異国の古代通貨 |
テオドラの舞衣装 | ★★★ | 4 | ビザンツ皇帝・ユスティニアヌス1世の妃である、テオドラの舞衣装。テオドラは庶民出身で、皇妃になる前は踊り子などをしていたそうだ。ユスティニアヌス1世は、彼女と結婚するために法律を変えた。 | 7 | 430 | 英傑たる皇妃 |
テッサロニケの腕輪 | ★★★ | 6 | アレクサンドロス大王の義理の妹・テッサロニケ愛用の腕輪と見られる。この腕輪は太陽のようなモチーフがついた、豪華なものである。 | 8 | 528 | 遺されたものたち |
ドイツ騎士団長の剣 | ★ | 2 | ドイツ騎士団は、十字軍時代の三大騎士団の一つ。紋章は白地に黒十字。プロイセン地方の開拓に貢献した。独自の領土を持つ。 | 3 | 140 | ドイツを開拓した騎士団 |
ドゥアルテの著作 | ★ | | ドゥアルテ王子が自ら執筆した著作。政治家としての在り方を書いたものや乗馬の心得を書いたものなどがあり様々な分野に精通していることが窺える。 | 2 | 160 | ドゥアルテ王子について |
トゥアレグのペンダント | ★★★★★ | 10 | サハラ西部の遊牧民族であるトゥアレグ民族が身に着ける装身具。銀でできている。家系や出身地によってさまざまな形があり、親から子へ代々受け継がれる。砂漠で方角を示すコンパスをかたどっているとされる。 | 13 | 1130 | 復讐の連鎖の果て |
ドラゴンの牙 | ★★ | 6 | ドラゴンの牙だと伝えられる物。黒光りした巨大な牙で、これが本当にドラゴンのものなら体長は100mを超えるだろう。本物かどうかは確かめようがないが見ていると勇気がわいてくるようだ。 | 6 | 370 | ドラゴンの牙 |
トルコ石の装身具 | ★★ | 5 | トルコ石の欠片を繋ぎ合わせて作られた装身具。北米の南西部ではトルコ石がよく採れ、加工や取引が盛んだった。先住民の間では、トルコ石には特別な力か備わっているとされる。 | 7 | 240 | 先住民族の装身具の地図 |
トンコリ | ★★★ | 6 | ロシア極東から日本の北部にかけての少数民族、樺太アイヌの間に伝わる五弦琴。平たい形状で先端が細くなっている。樺太アイヌの慣習に従って、楽器の各部分を人体の各部になぞらえて呼ぶという。 | 8 | 600 | 日本の珍しい楽器 |
ドンブラ | ★★★★★ | 3 | カザフ地方でよく演奏される木製の弦楽器。二本の弦を指で弾いて音を鳴らす。単独で弾いたり、叙事詩を歌う伴奏として用いられたりする。 | 15 | 250 | 叙事詩の伴奏に使われた楽器 |
ナザールボンジュウ | ★★ | 2 | ガラスなどを使って目をかたどったトルコのお守り。目はメデューサの目を表している。トルコでは、悪意は目から放たれると考えられ、持ち主の身に危険が迫ると、悪意を跳ね返して割れるという。 | 6 | 350 | 人を守護するメデューサの目 |
ナーガラクルターガマ | ★★★ | 7 | マジャパヒトの宮廷詩人プラパンチャが編さんした歴史書。マジャパヒトの最盛期の様子を克明に著している。 | 7 | 462 | 伝国の名著 |
バアルの宝玉 | ★ | 6 | 聖書のソロモン王が、悪魔や精霊72体を封じ込めたという宝玉の一つ。この宝石にはバアルが封じられているという。真偽の程は不明だ。 宝玉はよく見ると傷があり、「遠浅の海」と彫られている。 | 3 | 100 | バアルの宝玉 |
パイワン民族の衣装 | ★★★★ | 8 | 台湾島の先住民であるパイワン民族の貴族が身につける衣装。トンボ玉や、細かい刺繍が入ったきらびやかな長衣である。ヒャッポダという毒蛇と人間が結婚し、その間に生まれたのがパイワン民族だという伝説がある。 | 9 | 720 | 毒蛇から生まれた民族 |
バガヴァッド・ギーター | ★★★★★ | 9 | ヒンドゥー教の聖典の一つ。叙事詩であるマハーバーラタに含まれている。クリシュナと五王子の一人アルジュナの対話形式で書かれており、各カーストのなすべきことが語られている。 | 15 | 1370 | 聖典の種類 |
パパラチア | ★★★★★ | 10 | 桃色とも橙色とも取れない不思議な色のサファイヤ。セイロン島のごく限られた場所からしか産出しない。パパラチアとはサンスクリット語で「蓮の花」という意味で、これはその蓮をモチーフにした非常に繊細なデザインのイヤリングである。 | 14 | 1209 | 永遠に散らぬ花 |
バヒネモ戦士の盾 | ★★★★★ | 9 | ニューギニア島に住むバヒネモ民族が、他部族との闘争の際に使用する盾。かの島には多くの部族が存在し、その間で闘争が絶えなかった。描かれた絵やペイントは、敵対する相手を威圧する。それぞれ民族・部族で描かれるものは違うという。 | 10 | 910 | ニューギニアに住む人々 |
バラフォン | ★★★★★ | 9 | 西アフリカ一帯で演奏される楽器。木琴の下に瓢箪を敷き詰めた独特な形状をしている。瓢箪の中には蜘蛛の巣やコウモリの羽が貼り付けてあり、振動を増幅させる効果がある。 | 15 | 1340 | アフリカの特徴的な楽器 |
バロック真珠のペンダント | ★ | 2 | 変形真珠に、彫刻的で豪華なデザインを組み合わせたペンダント。自然物、動物、神話をテーマにした図案が多い。バロックの名称は「歪んだ真珠」というポルトガル語に由来する。 | 2 | 110 | 憧れの輝き |
バンシーの涙 | ★★ | 4 | ケルトの言い伝えに残る、死を告げる妖精バンシーの名を冠した宝石。魔槍ゲイボルグにはめこまれていたが、不吉を恐れて宝石だけ外され、地中深く埋められていた。 | 5 | 310 | バンシーの涙 |
ピサ海図 | ★★ | 8 | 13世紀にピサで製作されたといわれる最初期の羅針儀海図。港や海岸線を写実的に描いた航海用の地図であり、14世紀までの間にかけて盛んに製作された。他の羅針儀海図の例に漏れず、地球が球体であることを考慮していない作りが特徴。 | 8 | 240 | 書きかけの地図 |
ピジョンブラッド | ★★★ | 4 | 最上級のルビー。ハトの血のような、鮮やかな紅色のものをいう。ルビーは大きな石が見つかりにくく、大粒のピジョンブラッドは大変な値打ちがある。 | 12 | 580 | 赤い宝石の鉱脈の地図 |
ヒストリアイ | ★ | 1 | 古代ギリシャの歴史家・ヘロドトスが記した史書。古代ペルシャとの戦争を中心に書かれており、ヨーロッパとアジア世界を常に対立するものと定義している。 | 2 | 120 | 古代ギリシャの歴史書 |
ピッツィガーノの海図 | ★★★★★ | 10 | 15世紀ヴェネツィアの地図職人ツアン・ピッツィガーノが作成した羅針儀海図。ヨーロッパ大陸の西側洋上に奇妙な島が描かれており、まるで新発見の島であることを強調するかのようにそれぞれ赤と黒に塗られている。 | 11 | 1000 | 謎は細部に宿るか |
ビリンバウ | ★★ | 3 | アフリカから入ってきた、いわゆる打弦楽器の一種らしい。弓のような形をしており、「バケタ」という棒で弦を叩いて演奏する。中身をくり抜き乾燥させたヒョウタンを共鳴板としており、その他の装飾などは特にない。 | 6 | 210 | 南米の楽器の地図 |
ピンクダイヤ | ★★★ | 3 | ピンク色のダイヤモンド。透明度が高く、色が美しいほど高い価値がある。 | 12 | 590 | ピンクの宝石の鉱脈の地図 |
ピーコックカラー | ★★★★★ | 3 | 虹色に輝く、最上級の黒真珠。真円でこの色を持つものは、非常に希少である。 | 11 | 990 | 最高の黒真珠 |
プサルテリウム | ★★ | 6 | 薄い台形の共鳴箱に24本の弦を張った楽器。指や羽根、ばちで演奏する。古代ギリシャの楽器プサルテリオンが中東からヨーロッパへと伝わったものと考えられる。ビンゲンのヒルデガルトも、師である修道女から演奏法を習っていた。 | 6 | 240 | 平べったい楽器の地図 |
プラトンの手引き | ★★★ | 7 | ソクラテスの弟子プラトンが書いた哲学書。コジモの侍医であるマルシリオ・フィチーノによりラテン語に翻訳され、フィレンツェに広まった。 | 6 | 480 | 思想の議論 |
ブラヌス写本 | ★★ | 9 | ドイツのベネディクト会修道院に所蔵されていた中世の写本。ラテン語を始め、ヨーロッパ各地の古語で記された聖歌や世俗詩などが収められている。特に世俗詩は、文学的なものから風刺、性や酒、賭博といった内容のものまで多岐にわたる。 | 3 | 370 | ふさわしからぬ写本 |
フリードリヒ1世の鎧 | ★★ | 4 | フリードリヒ1世は、「赤髭王」と呼ばれた神聖ローマ皇帝。第3回十字軍に従軍したがキリキア付近で渡河中に落馬し、溺死した。 | 6 | 360 | 大帝の追憶 |
ブルーダイヤ | ★★★ | 3 | 青いダイヤモンド。美しい青のダイヤは非常に希少で、めったに出ない。 | 13 | 595 | 青い宝石の鉱脈の地図 |
ブルーフレイム | ★★★★★ | 8 | まばゆいばかりの見事な輝きを持つサファイヤ。大きさは1000カラット近くあり、並みの研磨技術ではこのような輝きは出せないという。吸い込まれるような美しいブルーで品質も最高クラスだ。 | 10 | 804 | いまだ見ぬ青 |
プロコピオスの「戦史」 | ★★★ | | 東ローマ帝国の名将ベリサリウスに仕えた書記官であるプロコピオスの著作。 当時の皇帝であったユスティニアヌス1世の治世や皇后テオドラの女傑ぶり、武将としてのベリサリウスの活躍などが記されている。 | | 540 | 名将と書記官 |
プロコピオスの「秘史」 | ★★★★ | 8 | 東ローマ帝国の名将ベリサリウスに仕えた書記官であるプロコピオスの著作。「戦史」とは真逆の内容であり、ユスティニアヌス1世と皇妃、ベリサリウスとその妻らの醜聞や批判が辛辣に綴られている。 | 9 | 740 | 本音と建前 |
ブロンズの女性像 | ★ | 1 | 青銅の女性像。それほど古いものではないようだ。ギリシャ風の美しい像である。 | 3 | 57 | 青銅の女性像の地図 |
ブロンズの男性像 | ★ | 1 | 青銅の男性像。古代ギリシャ風の、威厳のある像だ。当時のものではなく、最近の作だと思われる。 | 3 | 57 | 青銅の男性像の地図 |
ペスト哀歌 | ★★ | 4 | モスル地方の北部に在住していた司祭によって記された詩。原典はアラム語で248編にわたって書かれている。全体を通してペストが人々を蹂躙する様子を嘆く内容だが、当時実際に流行していたのはコレラであったという説もある。 | | 190 | ペスト再び? |
ペドロからの手紙 | ★★ | 9 | ペドロ王子が兄弟に宛てた手紙の写し。各王子に、それぞれ文化、貿易、戦争、宗教について書かれた手紙を出していたようだ。エンリケ王子宛ての手紙が最も多く、ヴェネツィアによる東方貿易についての資料が添付されている。 | 6 | 210 | ペドロ王子について |
ベリアルの宝玉 | ★ | 6 | 聖書のソロモン王が、悪魔や精霊72体を封じ込めたという宝玉の一つ。この宝石にはベリアルが封じられているという。真偽の程は不明だ。 宝玉はよく見ると傷があり、「松の島の北の街」と彫られている。 | 3 | 100 | ベリアルの宝玉 |
ペルシャ風のつぼ | ★ | 2 | ペルシャ独特の文様が描かれた美しいつぼ。イスラム教では生き物の姿を描くことを避けるため、植物の文様が多い。 | 4 | 57 | 美しいつぼの地図 |
ヘルメス文書 | ★★ | 4 | コジモが入手し、マルシリオ・フィチーノがラテン語に翻訳した書物。東ローマ帝国で編集されたが、元々はエジプトで作成された哲学書のようだ。 | 5 | 230 | 東ローマの書物の地図 |
ポイ | ★★ | 7 | 編みこんだ亜麻に冠毛を詰めた球に紐をつけた道具。マオリ人独特の踊り「ハカ」で女性が用いる。また、このポイ自体も多産を意味する縁起のよいものとされている。 | 5 | 280 | 太古の舞踊 |
ポウナムの斧 | ★★★★ | 8 | ポウナムとはマオリの言葉でひすいを指す。マオリの人々は鉄を知らなかったが、硬く粘りのあるひすいを長い時間をかけて削り出し斧や棍棒、首飾りなどを製作する技術を有していた。この斧はポウナムでできた刃をもつ儀式用の斧だそうだ。 | 8 | 624 | 深緑の刃 |
ポリュクラテスの指輪 | ★★★★★ | 8 | 古代ギリシャで活躍した海賊で、サモス島の僭主だったポリュクラテスの指輪とされる。ポリュクラテスは指輪を海に捨てたが、数日後に献上された大魚の腹から指輪が出てきたという。金の台座にエメラルドがはまっている。 | | | 古代ギリシャの海賊王 |
ボンビーリャ | ★★ | | 南米に住むグアラニーの人々が、茶の一種を飲むときに使用する道具。先端に複数の穴を空けた筒で、飲んだ際に茶葉が口に入らない構造になっている。 | | | 奇妙な道具の地図 |
ポートロイヤルの貨幣 | ★★★★ | 4 | ポートロイヤルの造幣局で鋳造された貨幣。ポートロイヤルに大量に流入する貴金属が材料となっている。 | 5 | 650 | ある街の貨幣の地図 |
マインエンゲル | ★★★★★ | 7 | レスカトールが使っていたギター。彼は人気闘牛士を辞めて、ミカエラのギタリスタになった。弦が多く複雑な音が出せる分、かなりの技巧がなければ扱うことは難しいだろう。 | 10 | 949 | 遠い約束 |
マナ | ★★★★★ | 9 | マナとは神や精霊の力のこと。この石は島民が存在を口にするのも避けてきたほど非常に強いマナの力を秘めているらしい。石に触れるとほのかに温かく、触った場所から音も立てずに崩れていく。人には侵しがたい存在ということだろうか。 | 14 | 1209 | 精霊力の源 |
マナス | ★★★ | 3 | キルギス地方に伝わる長大な叙事詩。マナスという名の英雄と、その子孫たちの活躍が描かれている。マナスチという語り部が口伝でのみ伝承している。 | 6 | | 最長の叙事詩 |
マニックブルン | ★★★★★ | 8 | 今から200年ほど前に作られたといわれているトンボ玉。非常に状態がよい。片面に鳥が浮かび上がり、その裏には、太陽光を表す模様が浮かび上がっている。深い群青色に柔らかな乳白色が映える、逸品である。 | 10 | 936 | 鳥と太陽の宝玉 |
マハーバーラタ | ★★ | 3 | インド最古の書物の一つである。十万の詩からなる、大規模な叙事詩。バーラタ人の戦争を語ったもので、神や神の子、仙人が登場して活躍する。 | 4 | 230 | インドの古代叙事詩 |
マビノギオン | ★★ | 3 | ウェールズに古くからある伝承を一冊にまとめた写本。古い神話を元にしたといわれる「マビノギ四枝」や、アーサー王伝説の原型とされる「アルスルの宮廷の三つのロマンス」などが収められている。 | | 360 | ウェールズのアーサー |
マムルークのカトラス | ★ | 1 | カトラスとは、やや刀身が背のほうに湾曲した刀剣。小型で扱いやすく、海賊が好んで使用したことでも有名。槍術や弓術を主にしていたマムルーク騎兵も使用していたという。 | 3 | 100 | 曲がった武器の地図 |
マリンチェの首飾り | ★★★★ | 6 | マリンチェとはコルテスの妻となったアステカ人女性。ナワトル語とマヤ語に通じ、コルテスの通訳として協力した。これは西洋風のデザインで、コルテスが本国から持ち込んだネックレスを贈ったものだと思われる。 | 8 | 612 | コルテスが連れた娘 |
マンモスの牙の笛 | ★★★★★ | 9 | マンモスの牙で作られた笛。現存する中では世界最古の管楽器である。 | 15 | 1600 | 世界最古の笛 |
ミステカの耳飾り | ★ | 1 | 中米の中腹部に存在したといわれるミステカ民族の金の耳飾り。ヨーロッパの技術と比べても劣らない高い金加工技術を持っている。やはり、これだけのものを身に付けることができるのは王族だけだろう。 | 6 | 200 | 金細工の地図 |
メキシコ征服記 | ★★ | 5 | コルテス軍に従軍したベルナール・ディアスの著。コルテスが本国を発ってからの足跡を綴っている。作成途中に放棄されたようで、内容は不十分だ。これが完成されて世に出されれば、後世に伝わる重要な記録となろう。 | 4 | 210 | コルテス探検記録 |
メシエカタログ | ★★★★★ | 9 | フランスの天文学者であるシャルル・メシアが作成した、天体についての書籍。星雲や星団など、あらゆる天体の目録となっている。 | 12 | 1030 | 天体一覧 |
メディチ家処方箋 | ★★★★★ | 7 | 薬に関する商売を行っていたメディチ家秘蔵の処方箋。ハーブや野生の薬草、木の皮等を使った薬の調合法が記されている。 | 10 | 940 | 薬と毒薬 |
メディチ家の秘薬 | ★★★★★ | 8 | 薬の商売を行っていたメディチ家秘蔵の薬。服用すれば、たちまち体調がよくなるという噂がある。 | 10 | 940 | メディチ家の薬 |
メリッサの船首像 | ★★★★ | 8 | かつて沈没したポルトガル王族船の船首像。ジョゼの父親が贖罪の念と祈りを込めて造った。「この船を造る私に罰を。この船に乗る者に救いを。そして、我が娘に幸いを。守りたまえ、メリッサ──我が妻よ」という文字が刻まれている。 | 10 | 800 | 祈りと贖罪 |
メンドーザ写本 | ★★★★★ | 9 | 樹木の繊維を使って作られた絵文書。いまだ謎の多いアステカ文明について記述されている。 | 15 | 1410 | 奪われた絵文書 |
モクテスマ2世の杖 | ★★ | 4 | アステカ皇帝・モクテスマ2世のものといわれている杖。彼は変革や支配強化を進めるなど、アステカの新たな道を模索する一方、イスパニア人コルテスをケツアルコアトルの再来と信じている。 | 4 | 230 | アステカの皇帝 |
ヤンキードゥードゥルの詞 | ★★ | 4 | アメリカ独立戦争時に北米で流行した民謡の詞が記された手記。 替え歌が多く存在し、その詞が持つ意味もさまざまである。 | 3 | 240 | 北米の歌 |
ヨハネ騎士団長の盾 | ★ | 2 | ヨハネ騎士団は、十字軍の時代に傷病者を看護する目的で創設された。紋章は八角白十字である。現在も地中海で活動を続けている。 | 2 | 100 | 十字軍時代の騎士団 |
ライオンとクピドのカメオ | ★★★ | 6 | ロレンツォが収集していたカメオの一つ。ライオンと天使が彫られている。 | 7 | 540 | ロレンツォの収集品 |
ラムセス2世の強弓 | ★★★★ | 4 | 古代エジプトのファラオ・ラムセス2世が使用したとされる弓。常人では引けないほど強く弓が張られているため、武器としては扱えないようだ。 | | 610 | ダンジョン |
ラリアット | ★★★ | 6 | ウシなどの動物を捕まえるための投げ縄。 罠の先が輪になっており、家畜の体に掛けて引っ張ると締まる仕組みになっている。 | 5 | 460 | 伝説の牛追い人 |
ラーマーヤナ | ★★ | 4 | 「マハーバーラタ」と並ぶ古代インドの大叙事詩。ヴィシュヌ神の化身・ラーマ王子と、彼の妻をさらった羅刹(らせつ)・ラーヴァナの戦いを描いたものである。 | 4 | 230 | ラーマとシーターの物語 |
リビアングラス | ★★★★ | 6 | サハラの北東部で見つかる天然ガラス。古代エジプト時代から宝石として装身具などに使われてきた。火山のような高温の熱源がないこの地域で、ガラスがどのように生成されたかは不明である。 | | | 古代エジプトの宝石 |
リンディスファーンの福音書 | ★★ | 5 | マタイ、マルコ、ヨハネ、ルカによる福音書をまとめた手写本。ケルズの書同様に装飾写本であるが、ラテン語で書かれている。 制作当時は宝石や貴金属で装丁されていたがヴァイキングによって失われたらしい。 | 8 | 340 | 装飾された写本の地図 |
ルイスのチェス駒 | ★★ | 4 | セイウチの牙に精巧な彫刻を施したチェスの駒。その形状から12世紀のノルウェーまたはスウェーデンで制作されたものと思われる。 | 6 | 330 | 遊戯にも贅沢を |
ルバイヤート | ★★ | 3 | オマル・ハイヤームの著した四行詩集。 ペルシャ語で四行詩を意味する。美酒と酒姫に対する賛歌を歌い続け、刹那的快楽主義を主張している。 | 6 | 350 | 奇妙な詩集 |
レスカトールの手記 | ★★★★★ | 7 | 「ミカエラ、僕は明日妹の元へ行く。僕はもう逃げないつもりだ。…ミカエラ。君ももう逃げないで。これからの君を彩るのはカリブの大地と翠玉色の海。もう僕のギターがなくても、君は一人で踊っていけるよ」手記はそこで終わっている。 | 13 | 1170 | 君に贈るレトラ |
ロシアンカーフ | ★★★★ | 7 | 18世紀頃にロシアで生産されていた皮革。トナカイの皮をなめした後に型押しし、木から抽出した油などを塗って仕上げてある。型押しで出来た小さな菱形の凸凹と、独特の仕上げ材の香りが特徴。 | 9 | 710 | ロシアの皮革 |
ローマ法大全 | ★ | 1 | ビザンツ帝国皇帝・ユスティニアヌス1世が作らせた法典である。「法学提要」「学説類集」「勅法類集」「新勅法類集」からなる。法学の基礎。 | 4 | 200 | 法学の基盤 |
ワイナ・カパックの財宝 | ★★★ | 7 | インカ帝国の北方、キト周辺の制圧に執心したインカ皇帝ワイナ・カパックの財宝。制圧完了の暁に、皇帝自らかの地に納めた品のようだが、その後のヨーロッパ人の来訪による混乱で、存在を忘れられていたようだ。 | 7 | 500 | 先王の支配の証 |
ワヤン・クリ | ★★ | 5 | ジャワ島で古くから上演される伝統的な影絵芝居。革の人形を用いる。現地語でワヤンは影、クリは革を指す。「マハーバーラタ」や「ラーマーヤナ」が上演演目になるワヤン・クリ・プルウォが一般的だが、ジャワの伝説や昔話も上演される。 | 5 | 270 | ジャワの影絵芝居 |
ワレル・ダンマタ | ★★ | 5 | ペグー朝・ワレル王が編さんした、インドシナ最古の法典。非常に分かりやすく整えられた文章で現在にも影響を及ぼしている。 | 9 | 315 | 古代の法典の地図 |
赤毛のエイリークのサガ | ★★ | 6 | ヴァイキングの英雄・赤毛のエイリークを中心とした物語。 エイリークのグリーンランド移住と、侠気のソルフィンによる西方探索が描かれている。 | 5 | 390 | 航海者・ヴァイキング |
安土城瓦 | ★★★ | 5 | 安土城の屋根に葺かれた黒い軒瓦。前面には三つ巴の紋があり、凹んでいる部分には金箔が貼られている。 火災により、燻された跡が残っている。 | 7 | 520 | ダンジョン |
暗行御史の変装道具 | ★★★ | 8 | 暗行御史(あんこうぎょし)とは、朝鮮王朝において地方官の監察を秘密裏に行った国王直属の官吏。派遣された地で変装し、内偵を行う。 より多くの情報を入手するため、さまざまな変装道具を使用する。 | 6 | 470 | 正義の使者を舞うために |
医学全書 | ★★ | 3 | アル・ラージーが著した医学知識についての百科事典。 ギリシャやアラビア、インドの医学の集大成に、著者の経験と意見を加えてあるようだ。外科医療道具についても記されている。 | 6 | 360 | 希少な医学書 |
医学典範 | ★ | 1 | 「いがくてんぱん」。イブン・シーナー著の医学書である。アラビア医学の集大成といわれ、ペルシャからヨーロッパにかけて広く学ばれている。 | 2 | 110 | 医学書の最高権威 |
色あせた海賊旗 | ★★★★★ | 10 | ある海賊船の旗のようだ。海賊旗は海賊たちにとって乗組員を識別するためのものであり誇りでもあるという。 | 12 | 1190 | 海賊の象徴 |
浮き彫りのつぼ | ★ | 1 | 表面に美しいレリーフを施したつぼ。実用品ではなく、飾るためのものだろう。 | 2 | 22 | 美しいつぼの地図 |
宇治拾遺物語 | ★★★★ | 8 | 読みは「うじしゅういものがたり」。仏教説話や世俗説話で構成された日本の説話集。 同様の説話集の中では教訓めいた内容が比較的少なく、滑稽な話が多い。 | 7 | 620 | 夢のお告げと説話集 |
雲南斬馬刀 | ★★★★★ | 10 | 鄭成功が組織した部隊に導入されていた、刀身の長い片刃の剣。重いため、扱いが難しいが、騎兵を馬ごと切れるほどの高い破壊力を誇る。 | 12 | 1030 | 父の背中 |
永楽大典 | ★★ | 4 | 天文・地誌・陰陽などのさまざまな書を原本で収集した書類。明代以前の貴重な文献まで網羅している。 しかし、二万巻以上に及ぶ膨大な書物となったため、一部しか写本になっていない。 | 8 | 260 | 貴重な書物の地図 |
王家の首飾り | ★★★★ | 8 | コパン遺跡から発見されたヒスイの首飾り。10cmを超える棒状のヒスイには紐が通せるようになっている。中間点には外部に通じる穴があり、その部分から別のヒスイを合わせて「T」の形を作り出している。これはコパン王家を表すとされる。 | 9 | 740 | 王家の墓への手掛かり |
黄金郷の長衣 | ★★ | 5 | 黄金郷と思われる地に潜入した勇敢な冒険者が持ち帰ったローブ。良質な生地から作られ高い技術を有していることがわかる。 | 5 | 310 | [勅命]黄金郷の財宝探索 冒険の軌跡 |
王女の涙 | ★★ | 4 | 古王国時代の副葬品と思われる耳飾り。古代エジプトの悲恋物語を追跡中に発見した。見事な細工が施されており、非常に高い身分の人物の愛用品であったことは間違いないようだ。 | 3 | 300 | 王女の涙 |
王妃の首飾り | ★ | 1 | とある王妃の持ち物であったと伝えられる首飾り。巨大なルビーと大粒のサファイヤ、そして多数のダイヤモンドがちりばめられており、王家の権力を象徴している。 | 2 | 110 | 思い出の首飾り |
大イノシシの牙 | ★★★★ | | 巨大なイノシシの牙。古代のイノシシ狩りの戦利品と思われる。 ギリシャ神話のカリュドーンのイノシシ狩りのエピソードではイノシシ狩りが伴う危険と名誉が描かれている。 | | 690 | 神話における狩り |
狼の牧者に関する報告書 | ★★★★★ | 7 | ロシアや東ヨーロッパで広く伝わっている、聖ゲオルギイに関する伝承を集めた報告書。三十頭の狼を引き連れた「狼の牧者」ゲオルギイの説話が収められており、現地の古い信仰とキリスト教の伝承が習合する過程がまとめられている。 | 15 | 1290 | 論文精査の協力依頼 |
踊り子の扇子 | ★★ | 6 | 朝鮮の踊りで使用される扇子。 華やかで美しい装飾が施されているものから質素な柄のものまで、種類は幅広い。 | 4 | 260 | 珍しい舞 |
踊る炎 | ★★★★★ | 8 | 極めて強い遊色効果を持つオパール。まるで炎を封じ込めたかのようだ。アステカでは炎を司る禍の神・シウコアトル由来のものと考えられ、封印されていた。 | 10 | 816 | 炎を下さい |
海賊史 | ★★★★★ | 10 | 17世紀末から18世紀初頭にかけて活動していた海賊の伝記集。さまざまな海賊の生涯が克明に記されている。 | 13 | 1210 | 欧州に伝わる海賊譚 |
海賊の隠し財宝 | ★★★★★ | 9 | ある海賊が収奪した金銀財宝を詰め、隠しておいたもの。 長らく放置されていたらしく箱は古びているが、中身はきれいに保たれている。 | 10 | 1090 | 隠された財宝 |
海賊の約定書 | ★★★★★ | 8 | ある海賊がしたためた約定書。無法者の海賊たちが取り交わす約定に、どれほどの効力があるのかは不明。 | 11 | 1110 | 海賊論 |
海中の虹 | ★★★★★ | 9 | 遊色効果の高いムーンストーン。澄んだ青いベースカラーの中で、時折七色にきらめいている部分がある。それを見た人が「まるで海の中で虹を見ているようだ」と言ったことからこの名前がついた。 | 11 | 1040 | 海中の虹 |
貝の耳飾り | ★★ | 7 | アンデス文明中期のもの。貝や鉱石を砕いてモザイク画にし、それを木の枠組みに埋め込んで作っている。素朴で美しいこの細工は他の地方でも人気があったのか、あちこちで見受けられる。何らかの手段で流通していったのだろう。 | 5 | 290 | 七色の財宝 |
輝ける星 | ★★★★★ | 9 | 丸く磨き上げられた中に、白い星が見えるルビー。太陽光にあてると浮かび上がるその星は、遠い空の星を封じたものなのかもしれない…。 | 11 | 1040 | 人を選びし宝石 |
隠し財宝 | ★★ | 2 | 貴金属や宝石などが詰められた箱。当時の貴族や金持ちが、戦争などに備えて隠したのだろうか。 | 8 | 310 | 隠された財宝の地図 |
雷切 | ★★★★ | 8 | 落ちてきた雷を切り、持ち主の身を守ったといわれる日本の刀。名匠の手により造り出された、切れ味抜群の名刀である。刀身には雷を切ったらしき痕跡が残っている。 | 8 | 660 | 雷を切り裂く刃 |
変わり前立て | ★★ | 7 | 日本のある武将が身につけたといわれる兜。前面に「愛」と書かれた立物(たてもの)をつけている。立物は本来大将しか身につけられず、形も決まっていたが、近年は下級兵士にも開放され、意匠も多様化している。 | 8 | 365 | ある大名の兜の地図 |
関帝詩竹 | ★★★★★ | 9 | 三国時代の英傑・関羽が、君主である劉備に自身の忠誠心を伝えるために書いた詩。 竹の絵で文面を隠すことで、他者に内容を気付かれることを防いだという。 | 10 | 820 | 読めない手紙 |
貴婦人のドレス | ★ | 1 | 絹や宝石をふんだんに使った、豪華な衣装。縫製も非常にていねいで、おそらく非常に身分の高い女性が身につけていたものだと思われる。 | 6 | 113 | 豪華な衣服の地図 |
京劇服 | ★★★★ | 8 | 「京劇」と呼ばれる中国の芸能で着用する衣装。民衆の間で発展した演劇「戯曲」が都で人気を博し、「京劇」と呼ばれるようになった。演目の題材には、三国志演義や水滸伝など、大衆に人気が高かったものが多い。 | 10 | 800 | 芸能の新しい流れ |
京人形 | ★★ | 5 | 日本の堺近辺で作られる人形。土産物として江戸の町によく運ばれてくるらしい。 元々は、子供の身代わりに災いを引き受けるものとして用いられたという。 | 4 | 260 | 名物土産物 |
玉璽 | ★★★★★ | 10 | 読みは「ぎょくじ」。皇帝が用いる印章で、始皇帝が定めた。 史書では玉でできていると伝えられるが、なんらかの事情があって金で覆われたと思われる。伝国の玉璽であると思われるが、今となっては定かではない。 | 13 | 1250 | いつか帰るところ |
金唐傘の馬印 | | | | | | ダンジョン |
金細工の甲冑 | ★ | 2 | 地金に金で装飾を施した甲冑。金は強度がないので、装飾、もしくは祭典用であろう。 | 4 | 71 | 金細工の甲冑の地図 |
銀細工の甲冑 | ★ | 1 | 地金に銀で装飾を施した甲冑。銀は強度がないが、邪を退ける力があると考えられているので、祭礼などで使われたものではないかと考えられる。 | 4 | 66 | 銀細工の甲冑の地図 |
金細工の耳飾り | ★★ | 5 | 本国に届けられるはずだった、金で作られた耳飾り。この地域独特の細工が施されているため、ヨーロッパでの価値は高いだろう。 | 5 | 310 | [勅命]失踪した調査隊の追跡調査 宣教師の行方 |
金彩の水差し | ★ | 1 | 金彩が施された豪華な水差し。凝った装飾がされているが、実用性もある。高貴な人の日用品だったのかもしれない。 | 2 | 34 | 美しいつぼの地図 |
銀食器 | ★★★★ | 8 | メディチ家が所有する銀製の食器。貴族の間ではそれほど珍しいものではないらしい。毒に反応して黒く変色することから、毒殺を防止するために使用され始めたという。 | 8 | 710 | 命を守る食器 |
金糸を使ったタペストリー | ★ | 1 | 壁に掛ける豪華な布。金糸を使い、織り目はとても詰んでいる。まるで絵画のようだ。 | 3 | 64 | タペストリーの地図 |
金象嵌の護符 | ★ | 1 | 「きんぞうがん」。金象嵌が施された大きな護符。かなり精密な細工が施されており、宗教的な意味はもちろん美術品としての価値も高い。 | 5 | 115 | 豪華な宝石細工の地図 |
金とサファイヤのからくり時計 | ★ | 1 | 金とサファイヤで美しい細工を施したからくり時計。手のひらに乗るほどの大きさなのに定刻になると小さな人形が踊るからくりがしかけてある。 | 1 | 70 | 名細工師の遺品 |
金とトルコ石のペンダント | ★★★★★ | 9 | 金とトルコ石を用いた簡素な作りのペンダント。トルコ石は神聖なものとして扱われていたので、このペンダントも儀式用に作られたのかもしれない。 | 12 | 1100 | 儀式と、お守りと |
銀とルビーのイヤリング | ★ | 1 | ある交易商が妻に贈ったといわれるイヤリング。銀もルビーもヨーロッパでは手に入りにくいもので、さぞかし裕福な豪商の手によって作成を依頼されたものなのだろう。 | 4 | 150 | 凝った装飾の地図 |
金の頭飾り | ★ | 4 | 金とトルコ石を用いた凝った作りの頭飾り。儀式や祭事に用いたようだ。空色のトルコ石を頭に付けることで、邪悪な力を退散させようとしたのだろうか。 | 6 | 150 | 金細工の地図 |
金のアラビア風ランプ | ★★ | 2 | 黄金造りの、アラビア風ランプ。全体に美しいアラベスクが施されており、地金は18金である。ひんぱんに使われた形跡があり、これほどの物でありながら日用品だったようだ。 | 5 | 280 | イスラム文化の工芸品 |
金の器 | ★ | 4 | クスコ近郊で見つかった金の器。金が豊富なこの地では、皇帝だけでなく貴族階級も、金の器や盃で食事をしていたという。さすがに一般階級ではそういうことはなさそうだが。 | 5 | 140 | 金細工の地図 |
金の腕 | ★ | 4 | 副葬用に作られたといわれている、金細工の腕。腕に鳥や獣のような模様、甲に戦士の模様があるなど、細工は非常に細かい。金細工の深い歴史の中で、技術が研ぎ澄まされた形跡がうかがえる。 | 6 | 160 | 精巧な金細工の地図 |
金の腕輪 | ★ | 4 | 豊富な金を使用して作られた腕輪。貴族の持ち物だったと思っていいだろう。年代は古いものではなく、最近作られたもののようだ。 | 5 | 150 | 珍しい腕輪の地図 |
銀の腕輪 | ★ | 4 | 南米でも最近銀細工が増えたようだ。なんでも、インカ道の南のほうには、宝の山があるとか…。 | 4 | 160 | 珍しい腕輪の地図 |
銀の首切師の装飾 | ★★★ | 9 | 半円の形をした、銀の合金でできた副葬品。振ると円の縁についた玉が音を立てる。音を使った祭事に使われていたのだろうか。 | 8 | 530 | 儀式の象徴 |
金のナイフ | ★★★ | 8 | トゥミと呼ばれるナイフ。ケチュア語で「半円の刃」という意味である。この形のナイフはほとんど持ち手が神像になっており、一般生活用ではなく、儀式用に作られたと見られる。 | 7 | 490 | 古のナイフ |
金杯 | ★ | 4 | アンデスの各地で、こういった貴金属製品が見つかる。かなり古い時代から貴金属の製法が確立されていたようで、各地で地方色豊かに、そして変遷の色濃い金細工が見つかる。 | 5 | 150 | 金細工の地図 |
金瓶梅 | ★★★★★ | 9 | 明代の通俗小説。水滸伝の番外編的作品であり、当時の生活や文化が窺い知れる緻密な描写が評価されている。 | 15 | | 中国の名著 |
孔雀石の小箱 | ★ | 3 | ハンブルクの工房で作られた、宝石細工の美しい小箱。職人が、娘を助けてくれた恩人に報いるために丹念に作った、真の宝だ。 | 3 | 150 | ハンブルクのマイスタージンガー |
孔雀の胸飾り | ★★★★★ | 10 | 虹色に美しく輝く巨大なオパールの周りに、真珠などの宝石をふんだんにあしらった胸飾り。職人が、本物のクジャクに負けないようなものを作ろうとしたのだろう。 | 14 | 1222 | 思い出を胸に |
百済王の冠飾り | ★★ | 4 | 百済の遺跡で発見された、冠を飾るためのもの。百済王が使用していたものと思われる。金で作られており、とても豪華だ。 | 6 | 370 | ダンジョン |
百済王の太刀 | ★★★★ | 9 | 百済の遺跡で発見された環頭太刀。 柄には、龍の装飾がある。きっと百済王が使用していたのだろう。 | 10 | 800 | 百済王の軌跡 |
百済王の勾玉 | ★★★ | 4 | 百済の遺跡で発見された勾玉(まがたま)。豪華な装飾が施されているため、とても目を引く。 | 7 | 500 | ダンジョン |
訓民正音 | ★★ | 4 | 朝鮮王朝4代王・世宗の命により編さんされたという書物。 朝鮮語の表記に用いられるハングルについて記されている。 | 5 | 340 | 正しい言語を求めて |
経国大典 | ★★ | 5 | 朝鮮王朝の政治の規範となっている法典。 政治の他、経済、文化軍事など、各方面の規制が記されているという。過去に何度か改定が加えられた。 | 6 | 380 | 朝鮮王朝政治の基準 |
月桂冠 | ★★★ | 3 | ゲッケイジュの葉が付いたままの枝を編んで冠にしたもの。 ギリシャ神話によるとアポロンの求愛を拒んだダフネは身をゲッケイジュに変えた。失意のアポロンは、その枝を編んで冠とし、生涯被り続けたという。 | 7 | 460 | アポロンの冠 |
阮 | ★ | 4 | 読みは「げん」。漢代に製作されたと思われる楽器。 竹林の七賢の一人・阮咸が愛用したことから武則天が阮咸と名付けた。現在では阮と呼ばれているようだ。 | 4 | 140 | 円形の楽器の地図 |
源氏物語 | ★★★★ | 8 | 紫式部によって書かれた長編小説。平安時代の宮廷を舞台としている。 華やかな貴族の生活と複雑な人間関係をつづった、情趣溢れる恋愛小説である。 | 9 | 750 | さまざまな恋の形 |
賢者の石 | ★★★★★ | 5 | パラケルススがアゾートを用いて精製した、正体不明の物質。その製法は秘密とされている。錬金術では、この物質の生成に成功したら、その成果と手がかりのすべてを放棄しなくてはいけないとされている。 | 13 | 1170 | 賢者の石 |
恒久なる星々 | ★★★★★ | 9 | オーストラリアでのみ見つかる、黒いオパール。地が黒であるためさらに遊色が映える。月のない夜に輝く幾千の星を思わせる美しさで、見ていると月のない夜に一人たたずんだときに空に吸い込まれてしまうような、あの感覚に陥る。 | 13 | 1183 | 恒久なる星々 |
口簧琴 | ★ | 4 | 読みは、「こうこうきん」。台湾島の先住民の玩具。 竹や金属などで製作される。音程の異なる複数の弁を持つ。 | 4 | 120 | 笛のような楽器の地図 |
合成弓 | ★★★★★ | 9 | 複数の材料を使用して作られた小型の弓。木や竹を主として作られるが、そこに動物の骨や金属板を張り合わせることにより、射程と破壊力を増加させた。弓職人が製造法を秘しているため、詳細な製造法は分からない。 | 12 | 1180 | モンゴルの弓技術 |
黄帝内経 | ★★ | 5 | 古くから伝わる針灸医学の規範となる書物。前漢の時代に編さんされたと思われる。 複数の医学論文をつづり合わせたもので、著者や編集者は明らかではない。 | 7 | 260 | 古い医学書の地図 |
高麗青磁 | ★★ | 5 | 高麗時代に多く作られていた青磁のつぼ。 まるでひすいのような色合いが美しく、名品として扱われている。 | 6 | 380 | 伝統ある青磁 |
古今和歌集 | ★★★ | 7 | 読みは、「こきんわかしゅう」。帝の命で編まれた最初の和歌集。「古今」という名には昔の和歌と今の和歌を集めたという意味がある。 | 6 | 460 | 万葉集に次ぐ和歌集 |
黒太子のルビー | ★★★★★ | 9 | 300カラットを超える宝石で、ルビーではなくスピネルである。黒い甲冑を身につけ軍神のような強さを誇ったイングランドの黒太子エドワードがカスティリヤ王国の内乱を支援したとき、報酬として得たものだといわれている。 | 13 | 1190 | イングランド王国を護る宝石 |
五弦の琵琶 | ★★★★ | 8 | 読みは、「ごげんのびわ」。日本で作られた質素な作りの琵琶。ある宝物庫には、昔インドから日本に贈られたとされる美しい五弦の琵琶が保管されているらしいが詳細は不明。実物を見られる者は限られているようだ。 | 8 | 690 | 伝来の弦楽器 |
古代エジプトの儀式用剣 | ★★ | | ケペシュと呼ばれる鎌形の剣を儀式用にしたもの。ケペシュは湾曲した刀身の内側に刃があり、相手の盾に引っかけて攻撃するが、儀式用には刃がついていない。 | | | 古代エジプト遺物の地図 |
高麗輿地志図書 | ★★ | 6 | 読みは「こまよちしずしょ」。中国から訪れた使臣が、開城を訪れた際にまとめた書物とされる。 記述では、その使臣は高麗の安和寺という寺院に立ち寄ったとのことだ。 | 4 | 270 | 高麗の記録 |
壊れたブローチ | ★ | 1 | 壊れているブローチ。宝石のいくつかがはずれ、留め金も壊れている。壊れる前はさぞかし素晴らしい物だったのだろう。 | 1 | 18 | 豪華な宝石細工の地図 |
今昔物語集 | ★★ | 5 | 読みは「こんじゃくものがたりしゅう」。日本・インド・中国の説話が千話以上収められた日本の書物。 話の書き出しが、すべて「今は昔」となっているのが特徴である。 | 7 | 230 | 説話集の地図 |
袞龍袍 | ★★★ | 10 | 中国の歴代王朝において、皇帝が公の場に出る際にまとっていた宮廷用の服で「こんりゅうほう」と読む。幸福や長寿を祈る吉祥文様が全身にあしらわれ、特に皇帝だけが許された5本指の龍の刺繍が9カ所に入っている。 | 12 | | 豪華な下賜品の地図 |
高粱酒 | | | | | | ダンジョン |
祭事用の短剣 | ★ | 1 | 祭事に用いられたと思われる短剣。宝石や金の豪華な装飾が施されており、実用性は低そうである。 | 4 | 59 | 豪華な武器の地図 |
西遊記 | ★★★★ | 8 | 「大唐西域記」を元に書かれた明代の小説。唐僧・三蔵法師が孫悟空、猪八戒、沙悟浄を供に従え、天竺へ経を取りに行くという物語である。 | 8 | 630 | 再びたどる玄奘の足跡 |
砂漠のバラ | ★★★★ | 5 | 砂漠でまれに見られるバラの形に似た、石の塊のようなもの。おそらく砂が固まったものだと思われるが、中には半透明のものもありまるで水晶のようにも見える。 | 7 | 610 | 砂の花 |
三国志 | ★★★ | 8 | 漢代末期から三国時代にかけての興亡を記した歴史書。 蜀の陳寿が編さんしたと伝わっている。 これを元にした説話も多い。 | 6 | 460 | 小説より面白い歴史 |
三国志演義 | ★★ | 2 | 「三国志」を元に書かれた明代の歴史小説。魏、蜀、呉の三国の間で入り乱れる、軍事・政治闘争を描いた話。劉備と曹操の対立軸を中心に、物語が進んでいく。 | 3 | 210 | 群雄割拠の物語 |
三大陸周遊記 | ★ | 1 | イブン・バットゥータ著のイスラム世界最大の旅行記。アフリカ、インド、中国まで踏破し、その様子をよく伝えている。 | 2 | 110 | 壮大な旅行記 |
式盤 | ★★★★★ | 9 | 東洋の占いの一種である式占で用いられる道具。円形の天盤と、方形の地盤で構成されている。二つの盤には文字や記号が記され、それらの配置を見ながら操作して、占いに必要な情報を得る。 | 11 | 1130 | 東洋の占い道具 |
獅子心王の甲冑 | ★★★ | 3 | 「しししんおうのかっちゅう」。獅子心王とは、プランタジネット朝イングランド王のリチャード1世のこと。第3回十字軍に従軍した際に身につけていた甲冑だという。 | 7 | 528 | ライオン・ハーティド |
獅子舞 | ★★★ | 6 | 楽に合わせ、獅子に扮して舞い踊る、伝統的な民間芸能。 唐代に広く発展し、現在では新年を迎える日などに人前で披露される。 | 7 | 480 | 祭に関する疑問 |
七説話 | ★★ | 2 | ルーミーの著書。 イスラムの説話をまとめたものと思われる。ルーミーは詩の形式で多くの著書を残しており、この話は散文形式で書かれている。 | 4 | 260 | 多才な詩人 |
蛇型記章 | ★★ | 6 | 古代エジプトのファラオの頭を飾るコブラの記章。金のコブラに宝石の象嵌が施されている。 | 8 | 320 | 古代エジプト遺物の地図 |
集史 | ★★ | 2 | イル・ハン国の王の命により編纂された歴史書。主にモンゴル帝国の発展について記されているが、その他の民族の歴史も集められているため、「集史」と呼ばれる。 | 4 | | モンゴルの歴史書の地図 |
春望 | | | | | | ダンジョン |
笙 | | | | | | ダンジョン |
女王のブローチ | ★★ | 3 | とある女王のものだと伝えられるブローチ。中央には珍しい紫のサファイヤがはめこまれている。まわりにびっしりと並ぶダイヤモンドとルビーが、美しさを引きたてている。 | 5 | 320 | ペルシャ寓話の語り部 |
新羅の金冠 | ★★★★ | 9 | 新羅時代のものと思われる金の冠。豪華な装飾と細工が目を引く。この時代は金が豊富だったのだろうか? | 10 | 780 | 新羅を研究するために |
白拍子の衣装 | ★★★★ | 7 | 男装の舞衣装。白拍子(しらびょうし)とは平安時代末期に起こった歌舞、または舞い手のこと。歌いながら舞う。女性が舞うことが多かったが、男性の舞い手も存在した。 | 8 | 650 | 麗人の舞 |
白砂糖のデザート | ★★ | | 白砂糖「だけ」を材料に作られた、屋敷や城の模型。古くからヨーロッパ各地の王侯貴族たちの宴席で供されており、見て楽しんだ後に粉々にして列席者に振る舞われた。 家の財力を誇示するため、豪華な装飾をつけることもあるようだ。 | 3 | | 新郎の見栄にかけて |
神曲 | ★★ | 4 | イタリアの詩人、ダンテ・アリギエーリの長編叙事詩。地獄編、煉獄編、天国編の三部から成る。主人公はダンテ自身であり、地獄、煉獄を遍歴し、ついには天界に至るという内容。イタリア古典文学の代表作ともいえる一作である。 | 5 | 280 | ダンテの長編叙事詩 |
新婚用サリー | ★★ | 3 | 一枚布を体に巻き付けるようにして着るインド女性の服。インドには、新婚の妻は赤いサリーしか身にまとってはならないというしきたりがある。 | 4 | 230 | 新妻の証 |
人獣型耳飾 | ★★ | 6 | 台湾島先住民の集落から発掘された耳飾り。人間の頭に獣が乗っている形をしており、人間と聖なる動物との関わりを示すという。 | 10 | 380 | 古代の装飾品の地図 |
神農本草経 | ★★ | 5 | 後漢のころ編さんされたと思われる、個々の薬の効果について記した薬物学書。300種以上の薬物が効能によって分類されている。 神農とは、古代の伝説の人物で農耕と医学の祖であると伝わる。 | 6 | 210 | 古書の地図 |
申聞鼓 | ★★★ | 5 | 朝鮮王宮の門前に置かれている太鼓。民が王に謁見を願うときに叩かれるという。 両班の衣服と似た配色の派手な彩色が施されており、目を引く。 | 6 | 460 | 沈黙の太鼓 |
人面のつぼ | ★★ | 4 | 台湾島で見つかった、腹部に人の顔が描かれたつぼ。 うっすらと描かれた眉や切れ長の目など、その表現力は当時の人々が高い製陶技術を持っていたことを示している。 | 5 | 330 | ダンジョン |
水滸伝 | ★★★★ | 7 | 民衆によく読まれていた明代の通俗小説。 108人の好漢たちが築いた要塞に集まり悪徳官吏を打倒し、国を救わんとする物語。 | 8 | 660 | 明の民に好まれる本 |
水晶髑髏 | ★★★★★ | 9 | 総水晶製のドクロ。いつ、どこで作られたのか、全くの謎に包まれている。水晶は硬いため、研磨が難しいとされている。もし、この技術が既に失われているとしたら、非常に残念なことだ。 | 13 | 1183 | 死者の見る夢 |
聖王の鎧 | ★★ | 2 | 聖王と呼ばれたルイ9世の鎧。ルイ9世は第7回、第8回の十字軍に従軍したが、チュニスでペストにかかり、陣没した。 | 4 | 220 | 聖人になった王 |
政治の書 | ★★ | 4 | セルジューク朝の名宰相、ニザーム・アルムルクが書いた書。スルタンに求められる帝王学を、逸話などを含めて分かりやすく書いている。 | 4 | 270 | 名宰相の帝王学 |
聖ブレンダンの航海 | ★★ | 4 | 正式名は「大修道院長聖ブレンダンの航海」という。クロンファートのブレンダンという修道士が七年の歳月をかけてアイルランドから西方にある「約束の地」へ渡航するまでを描いており、数百年間にわたってヨーロッパ諸国で広く読まれた。 | 3 | 310 | 遍歴する修道士 |
聖母マリアのカンティガ集 | ★★★★★ | 8 | カスティーリャ王アルフォンソ10世が自ら手がけたといわれる聖母賛歌集。彼の治世は軍事や内政で失敗続きだったが、文化事業においては多大な影響を残し、この歌集はその代表作とみなされている。 | | | 賢王の実像 |
青龍偃月刀 | ★★★★★ | 10 | 中国・後漢の武将、関羽が使ったといわれる長柄の武器。刃に大きな龍が刻み込まれている。偃月刀の形ができあがったのは明の時代で、実戦より演舞向きの武器だった。実際にこれを関羽が扱ったとは考えにくいが…。 | 13 | 1120 | 歴史小説における証明 |
世界史序説 | ★ | 1 | イブン・ハルドゥーン著の歴史書。14世紀後半に書かれたもので、王朝の興亡の法則性などを考察している。 | 3 | 170 | イスラムの歴史観 |
石斧 | ★ | 5 | 斧の頭部に石を用いた武器。古代から世界各地で見られる。ニューギニアでは金属器が使用されておらず、闘争の際は、石や骨、木で作られた武器を使用している。 | 4 | 120 | 石斧の地図 |
宣教師の書簡 | ★★★★ | 8 | ポルトガル人宣教師である、ガスパル・ヴィレラが書いた書簡。 堺という日本の港街について、ヴェネツィアのようだと評する記述が見られる。 | 9 | 780 | 堺の評判 |
戦士の頭飾り | ★★ | 5 | ニューギニアの部族間闘争の際に、戦士たちが身に着ける頭飾り。極楽鳥の体に特定の時期だけ見られる飾り羽を、ふんだんに用いて作る。この頭飾りと精霊の加護が宿った胸飾り、そして体中に施したペイントが、仲間たちの士気を高める。 | 7 | 210 | 頭飾りの地図 |
占事略决 | ★★★★★ | 10 | 読みは「せんじりゃっけつ」。陰陽師・安倍晴明がまとめた書物の写本。式占の一種である六壬神課に関し、基本的な説明や占いの方法が記されている。 | 13 | 1230 | 東洋占術の解説書 |
象嵌細工の甲冑 | ★ | 1 | 「ぞうがんざいくのかっちゅう」。金や銀の象嵌細工が施された甲冑。祭礼や装飾目的のものと思われる。 | 6 | 125 | 豪華な甲冑の地図 |
象牙の女神像 | ★★ | 2 | 象牙を削りだして作られた女神の像。非常に緻密な細工が施されている。 | 7 | 280 | 象牙の女神像の地図 |
孫子兵法 | ★★★ | 6 | 春秋時代の将軍・孫武が著した兵法書。天運に左右されると考えられていた戦争の勝因、敗因について分析している。 | 7 | 530 | 兵法の極意 |
太公望の釣竿 | ★★★★★ | 10 | 周の時代に軍師として活躍した太公望の持ち物といわれる釣竿。 一説によると、渭水のほとりで釣りをしていたところ、のちの文王に「祖父の太公が待ち望んだ傑物だ」と称えられ、迎えられたという。 | 11 | 1060 | 太公望の魚釣り |
大唐西域記 | ★★★★ | 6 | 唐僧・玄奘が、西域やインドの仏教遺跡、生活などを記録した見聞録。 全12巻に及び、後世に大きな影響を与えている。 | 7 | 610 | 唐僧玄奘の旅行記 |
台南の地図 | ★★★★★ | 10 | 読みは「タイナンのちず」。ネーデルラント軍が占領していた港や道路を示した台南の地図。鄭芝龍の部下だった何斌が鄭成功に献上した。台湾島へ安全に上陸するために、大きく役立った。 | 12 | 1040 | 鄭成功についての調査 |
太平記 | ★★ | 6 | 日本における南北朝の動乱を題材としている物語。軍記物であるため合戦の記述が多い。当時の社会の風潮に対し、批判的な立場が取られている。 | 5 | 360 | 平和を願う軍記物語 |
大理石の女性像 | ★ | 2 | 大理石の女性像。丸みのあるラインがとても美しい。あまり古いものではないようだ。 | 6 | 108 | 大理石の女性像の地図 |
大理石の男性像 | ★ | 2 | 大理石の男性像。ギリシャ時代の作風を模倣したもので、肉体美をよく表している。 | 6 | 108 | 大理石の男性像の地図 |
大理石の彫刻タイル | ★ | 1 | 大理石にレリーフを施したタイル。壁や床にはめ込んで装飾するためのものである。 | 3 | 69 | 大理石のレリーフの地図 |
大理石のテーブル | ★ | 2 | 大理石を使った豪華なテーブル。美しい装飾が施されている。相当な財力がなければ、こんな調度品はそろえられないだろう。 | 4 | 61 | 大理石の調度の地図 |
短歌行 | ★★★★ | 8 | 三国時代の英傑・曹操が、赤壁の戦い前夜に宴席で詠んだといわれる詩。 酒について詠んだ前半部分と、能力のある人材を求める詩を詠んだ後半部分からなる。 | 8 | 640 | 奸雄の素顔 |
淡水語辞典 | ★★★ | 5 | イスパニア人が編さんした、淡水で使用されていた言語の辞典。 台湾島の先住民や移住民にカトリックを布教するために使われた。 | 6 | 460 | ダンジョン |
中秋帖 | ★ | 5 | 東晋時代の書家・王羲之の息子、王献之による作品。 作品の冒頭が「中秋」で始まることから、この名で呼ばれる。 行書を羅列した教則本である。 | 5 | 180 | 古書の地図 |
長弓 | ★★★ | 4 | 古来から発達していた狩猟・戦争用の弓。全長が1.2mのものをロングボウと呼び、草原地帯の遊牧民が使っていたショートボウと区別する。クレシーの戦いでは、ロングボウ隊を山頂付近に配置し、騎兵隊を無力化させるという活躍を見せた。 | 6 | 440 | イングランドの強化弓 |
長恨歌 | ★★★★ | 7 | 唐代の玄宗皇帝と楊貴妃の逸話を歌った、長編の漢詩。時代が唐代ではなく漢代に変更されているなど、史実と異なる部分が多い。 | 7 | 660 | 本を携えた男 |
朝鮮経国典 | ★ | 5 | 経国大典より以前に使用されていたという法典。 鄭道伝はこの法典を記すことで、朝鮮王朝の法制の基礎を作った。 | 5 | 160 | 貴重な書物の地図 |
鄭氏の印 | ★★★★ | 9 | 「鄭氏」と刻まれた金属製の印。 鄭氏が貿易の際に認印として使用していたものと思われる。 | 10 | 800 | 鄭成功についての再調査 |
天下布武の印 | ★★★★ | 7 | 「天下布武」の四文字が刻まれた印章。近世の日本では、文書上の署名の代わりにこうした印が用いられた。 使用者の政治思想を表しているとされるが、詳細は不明である。 | 9 | 690 | ダンジョン |
天女の舞衣 | ★★★★ | 9 | 伝統あるアプサラダンスでアプサラ役が着る衣装。踊り子の服の色は、赤・青・緑・白とあるのだが、アプサラ役の衣装は白と決まっている。精緻な刺繍と豪華な装飾が踊り子を天女のように見せるのだろう。 | 9 | 732 | アプサラの舞 |
東医宝鑑 | ★★★ | 7 | 許浚により記された、全25巻の医学書。 道教の影響を受けたこの医学書は、基礎の部分こそ明の李朱医学であるが、朝鮮独自の医学も存分に織り込まれている。今後の医学の発展に大きく寄与するだろう。 | 7 | 480 | 宮廷医学の書 |
闘牛場チケット | ★★ | 5 | かつてバレンシアで、人気闘牛士レスカトールが登場した際、あまりに混雑したため配られた整理券。 急きょ作られたもののようだが、レスカトールの肖像が描かれており、貴婦人たちを熱くさせたという。 | 6 | 330 | レスカトール |
唐三彩 | ★★★ | 6 | 唐代に焼成された色彩豊かな陶器。 主に、貴族の副葬品として使われていた。 人形や家財などをかたどったものが多く作られている。 | 7 | 510 | 三彩の伝来 |
東大寺香木 | ★★★★ | 8 | 東大寺正倉院に収蔵されている、極上の香木の一つ。 正倉院には、沈香・麝香・白檀など多くの香木が収められており、香だけでなく薬としても用いられていた。 | 9 | 750 | 愛され尊ばれた香料 |
東方見聞録 | ★ | 1 | 13世紀終わりごろ、元朝のフビライに仕えたマルコ・ポーロの口述を記録した本。この中に、黄金の国ジパングが登場する。 | 0 | 55 | 冒険者のバイブル |
留めピン | ★ | 4 | 女性のケープ、ショールなどを留める金製のピン。高貴な身分の人物が身に付けたピンは装飾も豊かで芸術性に富む。 | 5 | 140 | 精巧な加工の地図 |
謎の石板 | ★ | 8 | 「ひすいの仮面はいただいたぜ。あんたへの恨み、これでたっぷり晴らさせてもらった。あんたは最高の冒険者だよ。 シュレッテンワルダー」 石板はヨーロッパ風で新しいものである。 | 12 | 1 | 偽りの真実 |
虹の巻貝石 | ★★★★★ | | ロッキー山脈の東側で見つかった、オパールのような石。巻貝のような形をしている。 | | 470 | 輝く巻貝石 |
二重信仰についての論文 | ★★★★★ | 10 | 匿名で書かれた、ロシアの二重信仰に関する記録。著者はロシアの聖職者らしい。ウラジーミル1世が異教の神殿跡を教会に転用していった経緯や、異教の習慣を教会内に取り入れた例などの興味深い報告が記載されている。 | 15 | 1310 | 匿名の論文 |
二本歯のフォーク | ★★ | 9 | 11世紀にヴェネツィア総督夫人となったビザンツ皇女テオドラが、結婚時に持ち込んだカテラリーの一つ。当時のヨーロッパではフォークを使う習慣が廃れていたため、彼女ともども「異教徒かぶれの文物」として非難の的になった。 | 5 | 320 | 先にありて失われしもの |
人魚の涙 | ★★★ | 7 | 直径2cmもの真珠。しかも純白で素晴らしい光沢を持っている。ほかの真珠とは明らかに格の違う美しさがあり人魚の涙だと信じられたのもうなずける。 | 7 | 495 | 人魚の涙 |
呪われた指輪 | ★★★ | 5 | 見る者を魅了する、素晴らしい細工が施された指輪だ。しかし、これまで所有したすべての者が、悲惨な運命に見舞われている。何か恐ろしい呪いがかかっているとしか考えられない…。 | 7 | 506 | サンジョルジュの数奇な宝石 |
覇王の宝冠 | ★ | 1 | 所有するものに覇をもたらすと伝えられる、豪華な宝冠。しかし、言い伝えは作られたものらしい。ハンザ同盟の富をつぎ込んで作られたという。 | 3 | 150 | 北欧の覇 |
白銀の燭台 | ★ | 1 | 銀は金属の中でも特に白く輝くものだが、この燭台はひときわ白く輝いている。銀に混ぜる金属の種類と割合に秘密があるというが、解明することはできないだろう…。 | 2 | 100 | 神秘的な燭台 |
白氏文集 | ★★ | 4 | 中唐の文人である白居易文集。はくしぶんしゅうと読む。生前から多作の詩人として知られ、身分問わず広く読まれた。彼の詩は日本や新羅にも早くに伝わったが、偽作の民間流布本も多く出回ったという。 | 6 | 380 | 詩の真偽 |
伯爵令嬢の指輪 | ★ | 1 | 悲運に見舞われたある伯爵令嬢の指輪。希少価値の高い大きな青水晶が使われている。内側には、出自を証明する刻印がされている。 | 1 | 75 | とある令嬢の指輪 |
馬頭琴 | ★★★★★ | 7 | 弦楽器の一種。先端部分が馬の頭の形をしていることから、この名がある。ウマの尾毛を100本束ねた弦が2本張られており、弓を用いて演奏する。四角い共鳴箱から響く音色は奥行きがある。 | 10 | 950 | 大地の音色 |
花酔いの石 | ★★★★★ | 9 | 巨大な蛍石の原石。これだけ大きなものはなかなか見ることができない。蛍石の中には、太陽光にあてると発光するものがあるが、これは非常に強く発光する。見るものに軽い酩酊感を与えるためこの名がついたようだ。 | 12 | 1144 | 花酔い |
般若経の貝葉写本 | ★★★★★ | 9 | ヤシの葉で作られた般若経の写本。貝葉とは貝多羅葉の略であり、南アジアや東南アジアの筆記媒体として用いられた。 | 15 | | 写本の材料 |
光のフルート | ★★ | 3 | エジプトの王家に伝わる財宝。達人が演奏すれば人の心を惑わし争いを終結させてしまうという。ラムセス2世が建てたというアブ・シンベル神殿から発見された。 | 4 | 370 | 光のフルート |
棺に入った動物ミイラ | ★★★★ | 8 | 末期王朝期のエジプトの神殿周辺で作られていた動物のミイラ。元来は貴人たちが自分の愛玩した動物や家畜たちの死後の楽園での復活を願ったものだったがこの時代には形骸化し、単なる縁起物として扱われることが多かったという。 | 8 | 660 | 地下の墓が語るもの |
火熨斗 | | | | | | ダンジョン |
百歩蛇のつぼ | ★★ | 5 | 百歩蛇(ヒャッポダ)をかたどった陶器のつぼ。 台湾島先住民であるルカイ民族やパイワン民族の制度では、貴族の身分の象徴とされ、平民は所有できない。 | 9 | 290 | 古代の道具の地図 |
風信帖 | ★ | 5 | 読みは「ふうしんじょう」。空海が最澄に宛てて送った書状。 日本に残る唐風の名筆である。空海は能書家としても名高く、この書状は彼の最高傑作と評されている。 | 5 | 190 | 能書家の書状の地図 |
武器の操作 | ★★★★ | 7 | ネーデルラントの総督マウリッツ伯の著作。マウリッツ伯は、軍事訓練の手法を細かく分化し、一つ一つの手順に対する理解度を高めることに成功。その情報を包み隠さずこの書物にまとめた。各軍の練度は著しく向上したという。 | 8 | 740 | 傭兵に贈る兵法書 |
仏氏雑弁 | ★ | 5 | 政治家・鄭道伝による著書。鄭道伝は、朝鮮王朝の創始者である李成桂に重用された。 この著書によって、儒教を中心とした政策の基礎を確立させたという。 | 4 | 140 | 貴重な書物の地図 |
平家物語 | ★★★★★ | 9 | 日本の有力武士であった平家の興亡を描いた軍記物語。琵琶法師と呼ばれる盲目の僧が語り伝えている。 | 10 | | 源氏物語があるならば |
辟邪像 | ★★★★ | 1 | 読みは、「へきじゃぞう」。魔除けに使われる獣像。重慶の遺跡で発見された。 辟邪とは、悪霊を追い払うと信じられた伝説上の獣のこと。 | 10 | 740 | ダンジョン |
方丈記 | ★ | 5 | 鴨長明が著した随筆。移り変わりゆく人の世を憂い、感慨を述べた日本文学である。 当時の災厄についての記述と、自らの草庵生活についての記述から成る。 | 4 | 120 | 随筆の地図 |
宝飾甲冑 | ★ | 1 | 金銀宝石で飾り立てられた甲冑。重さ、強度ともに、まったく実用的ではない。貴族が贅を凝らして作ったものである。 | 4 | 140 | きらびやかな甲冑の地図 |
封神演義 | ★★★★★ | 9 | 明代に書かれた文学作品。殷周革命時代を舞台に多くの神仙が活躍する物語。民間信仰に大きな影響を与えた。 | 15 | 1340 | 太公望を描いた作品 |
宝石をちりばめた小箱 | ★ | 1 | 色とりどりの宝石をちりばめた、美しい箱。高貴な婦人の宝石箱ではないだろうか。 | 2 | 38 | 豪華な宝石細工の地図 |
方法序説 | ★★★ | 6 | フランスの哲学者、デカルトの著作。物事の捉え方・考え方について、デカルト本人の自伝も含めて書かれている。三十年戦争でマウリッツ伯の軍に入隊していたころの記述もある。 | 6 | 520 | 大国の思惑 |
北投石 | ★★★ | 6 | 台北で産出される鉱石の一種。薬石として高い医療効果が期待されており、あらゆる疾病に有効であるといわれている。 | 7 | 510 | ダンジョン |
星の花 | ★★★★ | 8 | 南米西岸で産出される桃色の宝石。インカローズとも呼ばれる。花のような優しい色彩と星の光のような輝きは見るものの疲れを癒し純朴で温かな気持ちを呼び覚ましてくれる。 | 10 | 700 | 癒しの宝石 |
北方民族文化誌 | ★ | 5 | 16世紀のスウェーデン人司教、オラウス・マグヌスが記した北欧文化地誌。北欧各地の生活文化・自然・伝承などの情報が記されている。全22巻で情報量も多く、挿絵として481点の木版画が添えられている。 | 6 | 200 | 北欧に関する書物の地図 |
法螺貝笛 | ★★★ | 6 | 東の国の戦において、進退の合図のために使用されていた楽器。大きな巻貝を加工した楽器で音を出すには訓練が必要なようだ。 | | | ダンジョン |
枕草子 | ★★★★ | 8 | 平安時代に清少納言が著した随筆。四季折々の自然や、宮中での行事、人間模様などが題材となっている。 機知に富んだ内容がつづられており、筆者の優れた感性が随所に表れている。 | 8 | 690 | 四季折々の味わい |
万葉集 | ★★★★ | 7 | 約4500首を収めた和歌集。詠み手の身分や住む場所に関わらず、多様な作品が集められている。 日本に現存する和歌集の中では、最古のものとされる。 | 8 | 680 | 最古の和歌集 |
水太鼓 | ★★★★ | 7 | 男子が成人する際に行われる儀式で使用される楽器。地面に穴を掘り水を張って、そこへこの太鼓を沈めて上下させることで音を変える。 | 8 | 624 | 変わった打楽器 |
魅惑の果実 | ★★★★★ | 9 | 淡い緑と鮮やかな赤が混在するトルマリン。その色味からスイカに例えられる。トルマリンは実にさまざまな色をもつ宝石であり、ひとつの原石に複数の色が混在しているものが多い。 | 12 | 1170 | 美しく奇妙な石 |
村正 | | | | | | ダンジョン |
梅瓶 | ★★ | 1 | 焼物の一種で、口が小さく背丈が高く、足元に対して肩が広く張っている器の総称。 中国の古い時代から見られ、景徳鎮製のものは特に人気が高い。 | 4 | 280 | サルベージ |
守人の帽子 | ★★★ | 7 | 朝鮮の両班が着用する特別な帽子。 両班は文官と武官に分かれるが、この帽子は武官のものである。 | 6 | 470 | ある武人の証明 |
八塩折之酒 | ★★★★★ | 5 | 八頭八尾の竜が殺された、と伝わる場所に落ちていた酒。ずいぶん古いもののように見えるが、中の酒は嘘のように新鮮なままである。 | 5 | | 極東のドラゴンスレイヤー |
勇王の王冠 | ★ | 1 | イベリア半島北部にあるナバラ王国は、かつてイベリアでもっとも栄えていた。これは、初期の王家の王冠だと思われる。古いながらも丁寧で精巧な細工が施されている。 | 1 | 90 | 古き時代の王 |
妖精のささやき | ★★★★★ | 9 | 2000カラットをゆうに超える、巨大なオパール。透明感があり中まで美しくきらめいているのが見える。この石には妖精がすんでいて持ち主を気に入ると願いを叶えてくれるという伝説があるそうだ。 | 13 | 1170 | 妖精が住む宝石 |
蘭亭序 | ★★★ | 6 | 王羲之により書かれた行書。 文中に何度も出てくる文字は、文脈によって形を書き分けられている。唐代の太宗皇帝がこれを気に入り、書家に模刻させたという。 | 6 | 530 | 唐代皇帝への興味 |
竜殺しの紋章 | ★★ | 3 | 竜を討つ伝説で知られる勇者ゲオルグの末裔の家に伝わる紋章旗。帆布に染め抜いて掲げれば、さぞ勇壮な眺めになることだろう。 | 5 | 350 | 竜殺しの紋章 |
料理の形式 | ★★ | 9 | 14世紀イングランドの王侯貴族向けの料理本で、フランス語由来の調理用語が使われている。リチャード2世の料理長によって編纂されたといわれ、当時はまだ珍しかった砂糖やインド・アジア・中東産の香辛料やハーブを使った料理が多い。 | 4 | 300 | 料理人向けのテキスト |
瑠璃珠の首飾り | ★★ | 6 | 台湾島先住民の一部に家宝として代々伝えられていた首飾り。 瑠璃珠には神聖な力が宿ると信じられ、病気治療の儀式にも使用される。 | 5 | 310 | 集落の痕跡 |
瑠璃製の盃 | ★★ | 6 | 新羅に縁ある場所でよく発掘される杯。美しい瑠璃色のガラスで作られている。 特別な装飾があるわけではないが、とても目を引く。 | 4 | 240 | 青の宝物 |
歴史叢書 | ★★ | 3 | 三部四十巻からなる、歴史家ディオドロスの著書。一巻から五巻が各国の神話をまとめたものであり、十一巻から二十巻が年代史という構成である。それ以外の巻は行方不明のようだ。 | 6 | 370 | 歴史書にある生涯 |
鹿皮製の鞠 | ★★ | 3 | 蹴鞠(けまり)に用いられた鞠。 蹴鞠とは、中国から日本に伝来した遊戯である。数人が鞠を地面に落とさないよう交互に蹴り続けるもので、貴族や武士に好まれた。 | 5 | 340 | 球技好きからの調査依頼 |
我がシードの歌 | ★★★★ | 6 | レコンキスタの英雄といわれるエル・シードを主役にした叙情詩。史実と脚色を混ぜてある。原本は失われ、写本もところどころ欠落しているため、正確な題名、作者は不明。 | 9 | 720 | 語り継がれる英雄 |
和氏の壁 | ★★★★ | 9 | 春秋戦国時代の中国北方の国・趙に伝わる宝物。「かしのへき」と読む。楚の卞和(べんか)という人物によって原石が発見された。のちに趙に伝わり「完璧」という言葉の由来にもなったいわくつきの宝物である。 | 4 | 370 | 天下に名高い宝物 |