アオマダラヤンマ | ★ | 2 | ヨーロッパの水辺でよく見られる。体が大きく、自分のなわばりを守るために他のオスを攻撃することもある。 | 3 | 150 | 青いトンボの調査 |
アオマツムシ | ★★ | 5 | 中国南部に生息している虫。一生のうち一度も地上に降りないといわれる。 樹木の葉の上や飛んでいるところをよく見かける。 | 8 | 250 | 緑色の虫の地図? |
アトラスオオカブト | ★★★ | 6 | 三本の長い角が特徴である虫。黒くてつやのある大きな体をしている。攻撃性が強く、すばやい動きをする。 | 7 | 451 | 図鑑に載せたい |
アポロチョウ | ★★★ | 4 | 後ろ羽に赤くて丸い斑紋がある。それが太陽に似ているからかはわからないが、太陽が照りつける間だけ活動する。山岳の乾燥した草原に棲む。 | 7 | 473 | 太陽のチョウ |
イシガケチョウ | ★★★★★ | 8 | 主に東アジアに生息する、白地に黒の細かい筋模様が複雑に入った羽を持つチョウ。 羽を水平に開いて止まる習性を持つ。人の気配に敏感で、近付くとすぐに逃げてしまう。 | 11 | 1030 | 地に張り付くチョウ |
ウズマキタテハ | ★ | 2 | 羽の裏面には、数字のような渦巻状の模様が入っている。色は、赤や水色など、まちまちである。 | 5 | 130 | 奇妙な模様のチョウの地図? |
ウスリーオオカミキリ | ★ | 5 | 主に朝鮮半島に生息する、大型のカミキリムシ。大きなものは10cmを超える。 アカシデという木に寄生し、夏に見られる。 | 5 | 170 | 珍しい虫の地図? |
オオカバマダラ | ★★★ | 4 | 羽全体を覆う黒いふちと、白い斑点が特徴のチョウ。飛行能力に優れており、渡り鳥のように、数千キロにも及ぶ大移動を行うともいわれている。 | 7 | 480 | 流浪のチョウ |
オオツチグモ | ★ | 1 | 赤と黒の毛が生えた巨大なクモ。敵から身を守るとき、腹部の毛を逆立てる。 | 4 | 105 | 巨大なクモの地図? |
オオムラサキ | ★★★ | 7 | 東アジア各地に分布するチョウ。雄は、光沢のある青紫色の羽を持つ。 飛翔能力に長け、近くにいれば羽ばたく音が聞こえるほどである。 | 6 | 460 | 着物の意匠 |
オジロサナエ | ★★ | 7 | 日本の特産種である、小型で細身のトンボ。山地や丘陵地の渓流に生息する。 雄の尾部の先が白いことから、この名が付いた。 | 4 | 240 | 小さなトンボ |
カイコ | ★★★ | 5 | 中国北部でよく見られる、家畜化された虫。野生には生息しない。絹や綿を生産するためのまゆを作り出す。 | 7 | 510 | 高級織物の素材 |
カスリタテハ | ★ | 1 | 深く濃い青に、水色の斑模様が入った羽を持つ。飛ぶときに「カチカチ」という音を発する。 | 5 | 130 | 斑模様のチョウの地図? |
カンター | ★★ | 4 | インドの奥地に生息する大型の虫。頭部に大きなハサミのようなものが付いている。明かりに寄ってくる性質があり、虚弱体質で人間の手に渡ると、すぐに弱ってしまう。 | 4 | 210 | 虫の図鑑 |
ギフチョウ | ★ | 5 | 日本にのみ生息する、黄と黒のまだら模様が鮮やかなチョウ。 夏に成熟した幼虫が、落ち葉の下でさなぎとなり、そのまま冬を越すという特徴がある。 | 4 | 150 | 斑模様のチョウの地図? |
キプリスモルフォ | ★★★★★ | 9 | 強烈に輝く青い羽は、空飛ぶ宝石と言っても過言ではない。前羽から後羽にかけての白い帯も、華やかさを添えている。 | 11 | 1020 | 幻のチョウ |
キベリタテハ | ★ | 2 | 羽の周りを縁取る鮮やかな黄色と、その横に並んだ青がとても美しいチョウ。その美しさから、ある地方では美女と呼ばれるほどである。 | 3 | 155 | 美女の舞い |
ギラファ | ★ | 4 | 体長が10cmを超える大型の虫。頭部についた長いハサミは強力で、威嚇や攻撃に使用される。 | 5 | 140 | ハサミのある虫の地図? |
キリアツメゴミムシダマシ | ★★★★ | 8 | 南西アフリカのナミブ砂漠に生息する虫。背の凹凸は水を引き寄せやすい性質を持ち、霧から水分を集めて飲めるようになっている。 | | 740 | あめあめふれふれ |
クロアゲハ | ★ | 5 | 台湾島や中国を含め、広い地域に生息するチョウ。艶やかな黒い羽を持つが、雄の後羽には時間と共に変色していく模様がある。 他のアゲハチョウより暗い場所を好む。 | 6 | 190 | 黒いチョウの地図? |
コノハムシ | ★★ | 5 | 外見が植物の葉に似ている虫。この特徴があるのはメスの成体で、産み落とす卵も植物の種に似ている。南国の果物の葉を好んで食べる。オーストラリア、東南アジア、インドの熱帯林に生息。 | 5 | 290 | 木の葉の化け物 |
ゴホンツノカブト | ★ | 4 | 突き上げるように生えた一本の長い角と、短い四本の角を持つ虫。長い肢をもち、羽の部分は茶色っぽい色をしている。 | 4 | 120 | 角のある虫の地図? |
コロリンデシロチョウ | ★ | 1 | 鮮やかな黄色が差した前羽が美しい。また、白い羽には、黄色で縁取られた黒い斑点が一つずつある。 | 3 | 80 | 白いチョウの地図? |
コーカサスオオカブト | ★★★★★ | 8 | 三本の長い角を持つ大きな虫。10cmを超える体はがっしりとしており、光沢が強い。爪は鋭く、好戦的である。 | 10 | 923 | 手のひらの戦士 |
サスライアリ | ★★★★ | 6 | サバンナなどに生息し定住せずに食料を求めて放浪する。他のアリに比べ、頭が大きく、目は退化している。 100万匹近い集団で行動し、行く手を遮る動物を襲い、骨になるまで食べ尽くす。 | 8 | 680 | 放浪アリ |
サハラサバクアリ | ★★ | 2 | サハラに生息する、非常に優れた方向感覚を持つアリ。回り道をしてエサを見つけても、一直線に巣に戻れる。また、砂丘の形が風で変わっても迷うことはない。 | | | 虫の生息地図? |
シボリアゲハ | ★★★★★ | 8 | 輝くような色彩と、後羽にある三本の尾に似た突起が神秘的なチョウ。黒い羽には波紋のような白模様があり後羽が赤い。 | 10 | 910 | 謎めいた模様 |
ジャコウアゲハ | ★★ | 7 | 東アジアに広く生息するチョウ。細長く伸びた後ろ羽を持つ。 雄はベルベットのような光沢を帯びた黒色の羽を持つのに対し、雌は比較的地味な褐色の羽を持つ。 | 5 | 330 | ベルベットの羽 |
シロオビアゲハ | ★ | 7 | 中国南部からインドにかけて生息する、白い斑点がきれいに並んだ羽を持つチョウ。 毒性がないため、ベニモンアゲハに体色を似せることで敵から身を守る。 | 3 | 180 | ベニモンアゲハに似たチョウ |
ジンメンカメムシ | ★★★ | 5 | 東南アジアに生息するカメムシの一種。逆さから見ると体の模様が人の顔に見える。模様は様々で笑顔や泣き顔に見える個体もいる。 | 7 | 480 | ニヤリと笑う昆虫 |
スカシジャノメチョウ | ★★ | 3 | 中南米などの熱帯雨林で見られるチョウ。ガラスのような透明な羽を持ち、後羽には赤や紫色のぼかしのような模様が入っている。 | 8 | 130 | 美しいチョウの地図? |
ダイオウサソリ | ★★ | 4 | 尾の先端に毒を持った大型の虫。毒があるといっても人間を死に至らしめるほど強くはなく、せいぜいしびれさせる程度である。全身が硬いこうらで覆われている。 | 5 | 270 | 熱帯の王 |
ダイオウヒラタ | ★★★ | 6 | がっしりとした体で、湾曲した太くて短いハサミが特徴の虫。とても凶暴である。 | 7 | 451 | 学者の願い |
タイタンオオウスバカミキリ | ★★ | 4 | 巨大なカミキリムシ。大人の手のひら程の大きさで、鋭い顎と爪を持つ。幼虫の体長は、その1.5倍。これほど大きなカミキリムシは他に類を見ない。南米の熱帯雨林に生息。 | 7 | 210 | 巨大な虫の地図? |
タテヅノカブト | ★ | 1 | 上下対になった長い角と、きわめて長い前足が特徴。えさ場での争いでは、この前足を振り回して相手を追い払う。 | 6 | 180 | 足の長い虫の地図? |
チリアンコモン | ★★★ | 6 | 南米に生息するクモ。茶色い姿で地味な印象があるが、脱皮直後はとても美しい。 比較的おとなしい性質である。 | 7 | 490 | 毒グモの魅惑 |
ツノゼミ | ★ | 1 | 頭に付いた大きな角状の突起物は、皮膚を突き刺すほど硬い。ツノゼミは卵をアリに守ってもらい、そのお礼に蜜を与える。 | 5 | 130 | 角のある虫の地図? |
テイオウゼミ | ★★ | 5 | 体長10cmほど、羽を広げると20cmにもなる最大級のセミ。 | 8 | 255 | 大きな羽の虫の地図? |
テナガコガネ | ★★ | 6 | 台湾島付近や中国に生息するコガネムシ。雄は前脚がとても長い。繁殖能力が低いため、あまり見かけることができない。 | 4 | 260 | 少年好みの虫探し |
テングアゲハ | ★★★★★ | 8 | 中国南部の山岳地帯に生息しているチョウ。口ひげが長いことからテングの名が付いた。緑や赤の羽が神々しく輝き、かなりの速さで急降下したりと飛び方も雄々しい。まさに、チョウの中の王といえる。 | 14 | 1250 | 青空の下の幻 |
ドクイトグモ | ★★ | 3 | 中南米に生息する、強力な毒グモ。解毒薬はなく、自然に治癒するまで痛みに耐えるしかないという。 | 6 | 340 | 毒グモの地図? |
ドルーリーオオアゲハ | ★★ | 4 | アフリカで見られる非常に大きなチョウ。ひらひらと飛んでいる様子は鳥かコウモリと見間違うほどである。大型のものは羽を広げると20cm以上ある。近くで見るとぎょっとするほどの迫力だ。 | 6 | 340 | 空を飛ぶ生物 |
ニジイロシジミタテハ | ★★★ | 6 | 新大陸の南に生息する美しいチョウ。表と裏で模様の違う羽は、まるで宝石のように美しい。 | 7 | 484 | 美しい羽のチョウ |
ニシキオオツバメガ | ★★★★★ | 9 | マダガスカルにのみ生息するガの一種。成虫はガとしては珍しい昼行性。黒を基調とし、緑や黄で彩られた羽は虹や宝石のように美しく、世界を探してもこれより美しいガは見つからないかもしれない。 | 12 | 950 | 宝石のようなチョウ |
ネプチューンオオカブト | ★★★★ | 7 | 槍のように長い角が二本と短い角が二本、交差するように生えている大型の虫。体表は黒色で光沢がある。 | 9 | 732 | 槍を持った虫 |
バイオリンムシ | ★★ | 5 | 東南アジアの熱帯雨林に生息する、見た目がバイオリンに似ている昆虫。大きさは10cm程で昆虫の中では大型。特定のキノコの近くでよく見つかる。 | 6 | 350 | バイオリンを模した昆虫 |
パラポネラ | ★★★★★ | 8 | 体長3cmもあるアリ。集団生活をしているが体が大きいので単独で行動する。強力な毒を持ち、刺されると死に至ることもある。 単体としては昆虫の中で最強と目される。 | 10 | 830 | 巨大なアリ |
ヒカリキノコバエ | ★★★★★ | 9 | オーストラリアなどに生息する昆虫。幼虫は洞窟の天井に生息し、発光する成分を含んだ粘液を体から垂らし、虫をおびき寄せて捕食する。 | 15 | 1420 | 光る洞窟 |
ヒカリコメツキ | ★★ | 2 | 中南米に生息する夜行性の昆虫。発光する昆虫の中で最も強い光を放つといわれており、胸部にある白い斑紋から薄緑色、体の付け根から橙色を発光する。 | | 210 | 発光する昆虫の地図? |
ヒグラシ | ★★ | 6 | 東アジアの薄暗い林に生息する、カナカナカナ…、と鳴くセミ。 日暮れ時によく鳴くことから、日を暮れさせるセミとして名付けられた。 | 4 | 250 | 日暮れの情趣を醸す声 |
ヒョウガユスリカ | ★★★★★ | 8 | ヒマラヤ山脈の氷河に生息する蚊の一種。羽は退化しており、足で歩いて移動する。 | 13 | 1020 | 蚊愛好家 |
ヒヨケムシ | ★★ | 4 | 体長のおよそ3分の1を鋏角が占めるクモに似た生物。大型のものはネズミや小鳥なども捕食することがある。毒を持つという話はないが、うかつに近づかないほうがよいだろう。 | 7 | | クモのような虫の地図 |
プラチナコガネ | ★★★★★ | 8 | 最大の特徴は、宝石のように金銀に光り輝く羽。このような光沢を持った種は、稀にしか見られない。 | 11 | 1014 | 謎の光 |
ベニモンアゲハ | ★★★★ | 8 | 中国南部からインドにかけて生息する、黒い羽に赤や白の斑点を持つチョウ。 幼虫時に食べる草から毒を体内に取り込み、敵から身を守る。 | 9 | 740 | チョウが持つ毒 |
ヘラクレスオオカブト | ★★★★★ | 8 | 熱帯林の広範囲に生息する、体長ほどもある二本の長い角をもった大型の虫。羽は黄褐色をしていて、黒い斑点がある。 | 11 | 1001 | 力強い肢体 |
ペルーオオムカデ | ★★ | 9 | 熱帯雨林に生息するムカデ。ギガスオオムカデという別名の通り、ムカデの中でもひときわ巨大である。昆虫類やヘビを食べるほか、洞窟の天井からぶら下がって、飛んできたコウモリを空中で捕らえることもあるという。 | 6 | 260 | 気味の悪い虫の地図 |
ホソオチョウ | ★★ | 6 | 朝鮮半島に生息するアゲハチョウ。後羽に長い突起があることからこう呼ばれる。 地上の低いところを緩やかに飛翔する。 | 5 | 300 | 尻尾のあるチョウ |
ホソバオオゴマダラ | ★ | 4 | 大型で飛び方が優雅な美しいチョウ。森林の水辺に生息する。 | 5 | 140 | 斑模様のチョウの地図? |
ホタル | ★ | 2 | 腹部が光る小型の昆虫である。森の中で、ほうぼうが点滅している様子は大変美しい。なぜ腹が光るのかは不明だ。 | 1 | 20 | 光る虫 |
ホッポゼミ | ★★ | 5 | 台湾島にのみ生息する小さな体と赤い目が特徴的なセミ。朝や夕方によく鳴き、鳴き声は遠くまで響く。 別名ホッポヒグラシ。 | 9 | 340 | 小さなセミの地図? |
マイマイカブリ | ★★ | 6 | 平地から山地にかけて生息する、日本固有の昆虫。 マイマイの殻へと頭を突っ込み、消化液で溶かして捕食する。その際の格好が、名前の由来となっている。 | 5 | 340 | カタツムリの殻を被る虫 |
マドタテハ | ★★ | 5 | 朝鮮地域に生息するタテハチョウの一種。前羽の先端部分に、切り抜かれたような穴が開いているのが特徴。 そのさまが窓のようであることから名付けられた。 | 4 | 260 | 穴開き羽の奇跡 |
ミイロタイマイ | ★★★★★ | 8 | ニューギニアに生息する美しいチョウ。宝石のように輝く羽を持ち群れで空中を素早く飛び回る。 | 11 | 1040 | 夢か現か |
ミズカマキリ | ★★★★ | 7 | カマキリと名がついているがカマキリの仲間ではない。 昆虫や小魚を餌とし、捕らえた獲物に消化液を送り、溶けた体液を吸う。翅があり、空を飛ぶこともできる。 | 8 | 650 | 吸血鬼現る |
メガネトリバネアゲハ | ★ | 4 | 黒い大きな模様に、黄金色がかった緑の羽を持つチョウ。羽を広げると、大人の手のひらほどもある。 | 4 | 110 | 大きなチョウの地図? |
モンクロベニカミキリ | ★★ | 5 | 朝鮮半島及び、日本を含む東アジア圏に分布する、派手な外見のカミキリムシ。 黒の模様で染められた赤い羽が目立つ。 | 6 | 210 | 赤と黒の虫の地図? |
ユカタンビワハゴロモ | ★★★★★ | 6 | ユカタン半島に生息する昆虫。羽を広げた姿はガに似ているが、体の質感はセミに近い。異様に大きな頭が特徴で、横から見るとワニの顔のように見える。 | 10 | 820 | 空飛ぶワニ |
ヨコヅナサシガメ | ★★ | 8 | 中国から東南アジアにかけて分布する虫。大木の樹幹に集団で生息する。 他の昆虫に細長い口を突き刺して体液を吸いとる。人間も刺される場合があり、注意が必要。 | 5 | 310 | 鮮紅の虫探し |
ヨナグニサン | ★★★★ | 8 | インドから東アジアにかけて幅広く分布する大型のガ。日本が分布の最北端となる。 口を持たず、羽化したあとは食事を一切取れない。 | 8 | 620 | 虫の話の真偽 |
毒サソリ | ★ | 2 | 尾の先のトゲに毒を持つ虫。体の作りはエビなどに近いようだ。毒はかなり強く、人間が死ぬこともある。砂漠地帯にいると思われがちだが、意外といろいろな地域にいる。 | 2 | 34 | 毒のある虫の地図? |