ある聖人の生涯記 | ★★★ | 4 | 後に聖人となったキエフ大公国の人物の生涯を記した書物。年代記者ネストルの著書とされ、『原初年代記』にも記述が見られる。 | 5 | 480 | ある聖人たちの記憶 |
アクスムの石柱 | ★★ | 3 | 一枚岩から削り出した巨大な石柱が林立している。立っているもので最高25m、倒れているものでは33mのものがある。基部に石室があることから、墓だと思われる。 | 4 | 210 | プレステ・ジョアンの石柱 |
アグニ像 | ★★★ | 3 | インド神話の火の神である。炎のような髪に金色の歯、七枚の舌という、炎をもとにした姿を持つ。悪を滅する浄化の力を持つとされる。 | 6 | 440 | インドの炎神 |
アクリャの調理用具 | ★★★ | 8 | アクリャとは、インカ帝国の宗教行事に従事していた女性たちである。容姿端麗な10歳に満たない少女から選ばれ、家柄・血筋は関係なかった。アクリャの作る生産品は、インカ帝国の経済の根本を支えていた。 | 8 | 530 | ある巫女の物語 |
アタルヴァ・ヴェーダ | ★★ | 4 | ヒンドゥー教の聖典の一つ。呪詞を集めたもので、初期には聖典とされていなかった。民間に根ざした内容で、悪魔をはらう呪文から髪を生やす呪文まで、幅広い。 | 6 | 390 | ブラフマン祭官の聖典 |
アテナ像 | ★ | 1 | ギリシャ神話の女神の像である。アテナは産業、芸術、知恵、戦争の女神であり、ローマ神話ではミネルヴァという。都市国家アテナイの守護神であり、アテネのパルテノン神殿はアテナの神殿だ。 | 1 | 30 | ギリシャの女神像の地図 |
アヌケト像 | ★★ | 3 | ナイル川に増水をもたらすといわれている女神の像。 パピルスの杖と羽つきの冠をかぶったこの女神の恩恵で、エジプトは古代から栄えていたのだろう。 | 5 | 310 | [勅命]運河開通を見つめる像 ナイル川を見つめる像 |
アヌビス像 | ★ | 1 | エジプト神話の死者の神。山犬の姿、もしくは山犬の頭を持つ姿で表される。死後、死者の心臓の重さを真実の羽と比べ、死者の行く末を決めるという。 | 2 | 110 | 裁きの山犬の姿 |
アフロディテ像 | ★ | 3 | ギリシャ神話の、愛と美の女神の像。ローマ神話ではヴィーナスという。ギリシャ神話でトロイ戦争はアフロディテとアテナとヘラの争いから端を発したと伝えられる。 | 1 | 60 | 美の女神の像 |
アポロン像 | ★ | 3 | ギリシャ神話の神の像である。アポロンは予言をよくする神で、デルフォイの神託はアポロンのものとされる。音楽、弓、スポーツなどを得意とする美しい神である。太陽神・ヘリオスと同一視されることもある。 | 1 | 60 | 太陽神の像 |
アメン像 | ★★★★ | 6 | 古代エジプトの神の一人。アメン=ラーとしてラー神と一体化し、エジプト神の中心として存在した。テーベにおける大気の神でもあり、カルナック神殿の主神として祭られている。 | 8 | 640 | ダンジョン |
アルゴナウティカ | ★★ | 2 | ギリシャ神話の英雄イアソンが王位継承の条件としてコルキスにあるという金羊毛皮を求める物語。全ギリシャから集まった50人の勇士が巨大な船アルゴ号に乗り組み、各地で冒険を繰り広げる。 | 9 | | 古の書物の地図 |
アルテミス像 | ★ | 3 | ギリシャ神話の女神の像。アポロンの双子の妹で、ローマ神話ではディアナ。アルテミスは狩猟と動物、出産、豊穣の女神である。月の女神・セレネと同一視されることもある。 | 2 | 120 | 月の女神の像 |
アレス像 | ★ | 3 | ギリシャ神話の軍神の像である。ローマ神話ではマルス。美と愛の女神・アフロディテの愛人で、間に何人かの子をもうけている。 | 2 | 90 | 軍神の像 |
アンマ像 | ★ | 2 | サハラの南に住むドゴン人の唯一神の像。アンマは星を作り、太陽と月を作った。さらに大地を作って自ら交わり、精霊を作ったといわれる。 | 3 | 180 | ドゴンの神話 |
アヴァクームの書簡 | ★★★★★ | 6 | ロシア古儀式派の指導者のひとりであった司祭、アヴァクームが信徒に送った書簡のひとつ。 彼は皇帝アレクセイらによる教会の改革に異議を唱えて15年間投獄されており、当時の口語で自伝や書簡を記していたという。 | 8 | 1030 | 分かれ道 |
アヴェスター | ★ | 2 | ゾロアスター教の聖典である。原典はアレクサンドロス大王によって焼かれたが、その後再び編纂(へんさん)され、ササン朝の国教にされた。拝火教ともいい、死後の裁判、および終末の最後の審判などがある。 | 3 | 190 | 再生された聖典 |
イェリング石碑 | ★★ | 3 | 10世紀にデンマーク王であるハーラル青歯王によって建立された石碑。石碑にはハーラル青歯王のデンマーク統一とノルウェー獲得、さらにデーン人をキリスト教に改宗させた偉業がルーン文字によって記されている。 | 4 | 230 | 統一と教化 |
イェルサレム第二神殿の欠片 | ★★ | 4 | バビロン捕囚によって破壊されたソロモンの神殿に代わり、イェルサレムに建設されたユダ人の神殿の欠片。 ヘブライ語で「放浪の場所へ」と銘打たれている。 | 5 | 310 | 信仰の光 |
イシス像 | ★ | 2 | エジプトの、豊穣と母性の女神の像。地母神ともされる。兄であるオシリスの妻であり、天空神・ホルスを産んだ。オシリスがセトに殺されると、ホルスを助けてセトを倒した。 | 2 | 110 | エジプトの女神 |
イナンナの像 | ★★★ | 8 | イナンナは、シュメールの豊穣と愛の女神とされる。ウルクの守護神として崇拝されていた。 アッカドではイシュタルと呼ばれた。 | 6 | 500 | ウルクの女神 |
イラ | ★ | 4 | コノパと同じく、神への生贄になった動物の偶像である。コノパよりも小さく、簡略化されている。多くは白い石でできており、細かい装飾はないが愛らしい。こういった家畜がいかに身近であったかがうかがえる。 | 4 | 150 | 彫像の地図 |
インカ王族のミイラ | ★★★★ | 7 | インカ帝国では、王族の遺体をミイラ化し、死後もその権威を保った。そのためインカ帝国では王への反乱は少なかったようだ。ミイラは生前と同様に衣服をまとい、食事が供せられ、他の王のミイラとの交流も行ったという。 | 9 | 720 | インカ王族の眠り方 |
インドラ像 | ★★ | 3 | 古代インドの神話で、もっとも有名な神の像である。雷や嵐をつかさどる軍神で、漆黒の悪龍・ヴリトラを打ち倒した。ヒンドゥーでは地位が下がり、三大神の下に位置づけられている。 | 5 | 310 | インドの闘神 |
ウィツィロポチトリ像 | ★★ | 2 | アステカの戦いの神であり太陽神でもある。東より現れ夜の闇を打ち消し、西にて没するが、また東より復活する。太陽の運行そのものであると、神話では伝えられている。 | 7 | 220 | メソアメリカの像の地図 |
ウシャス像 | ★ | 2 | 古代インドの女神の像である。真紅の衣と金色のヴェールをまとった、暁の女神。リグ・ヴェーダでもっとも美しいとされ、太陽神・スーリヤの妻である。 | 3 | 150 | インドの女神像の地図 |
ウパニシャッド | ★★★ | 5 | ヒンドゥー教の聖典の一つ。哲学を記したものであり、奥義書とも呼ばれている。 師が弟子に物事を教示する様から、そのように呼ばれるようになったらしい。 | 7 | 500 | インドの奥義書 |
ウル・ナンム法典 | ★ | | | | | ウル王朝の法典の地図 |
ウンクルンクル像 | ★★ | 3 | 南アフリカに住むズールーの天空神の像。ウンクルンクルはズールーの言葉で「先祖」を意味する。死ぬことになった人間に、子を作ることを許し、火を与えた。 | 4 | 220 | ズールーの神話 |
エアのレリーフ | ★★★★ | 10 | エアとはバビロニア神話に登場する神の名であり、かつてウルの南にあったとされる都市エリドゥの守護神である。洪水伝説において船の作り方を教えたという伝承がある。 メソポタミア神話では「エンキ」と呼ばれていたようだ。 | 8 | 740 | メソポタミアの魔術神 |
エシュ像 | ★★ | 3 | アフリカのヨルバ人の神の像。月食や日食を起こす、いたずら者の神だという。 | 4 | 220 | 混乱をもたらす神 |
エティエンヌの杖 | ★★ | 4 | 少年十字軍を率いた、羊飼いの少年・エティエンヌが持っていたという杖。歴史の犠牲になった、少年少女の無念がこもっているようだ…。 | 5 | 270 | 悲劇の十字軍 |
エノク書 | ★ | 1 | 旧約聖書の偽典のひとつ。エノクとは「従う者」という意味を持ちノアの曽祖父に当たる人物だとされる。エノク書によれば、エノクは神によって天に連れられた後に天使メタトロンに変容させられたとある。 | 4 | 140 | 古の書物の地図 |
エメラルド仏像 | ★★★★★ | 9 | ひすい製の仏像。その来歴は、落雷で破壊された仏塔から出現したといわれているが定かではない。総ひすい製だが輝きがまるでエメラルドのようなので、やがてエメラルド仏と呼ばれるようになったという。 | 12 | 1144 | 神雷がもたらすもの |
オシリス像 | ★ | 2 | 古代エジプトの死と復活の神の像。オシリスは弟のセトに殺されたが、妻のイシスと息子のホルスがセトを倒した。のちに、オシリスは冥府の王となったという。 | 2 | 110 | 失われた冥府の神 |
オシリスの棺 | ★★★★★ | 9 | オシリスが謀殺された時に用いられた棺。川に流され、着いた先で木に包まれ、そのまま柱に使われ、中の遺体はバラバラにされた。これほど波乱万丈な生涯を送った棺も珍しいだろう。 | | | 死ぬほど気持ちいい棺 |
オドゥドゥア像 | ★★★★ | 5 | アフリカのヨルバ人の神の像。最高神であるオロルンが海と交わってオドゥドゥアを産みオドゥドゥアが大地と人間を作ったと伝えられている。 | 9 | 720 | ヨルバの創世物語 |
オニャンコポン像 | ★★★★ | 4 | 西アフリカのアシャンティ人の神の像。万物の創造者である。かつては地上に住んでいたが、やがて天上に住むようになったと伝えられる。 | 8 | 696 | 黄金に彩られた民族 |
オポッサム像 | ★★ | 5 | オポッサムとは、腹に袋を持ち袋の中で子を育てる小型のねずみ。メソアメリカでは神格化され、多くの像が作られた。 | 6 | 330 | 腹に袋を持つ動物の像 |
オリンピアのヘルメス像 | ★ | 3 | オリンピアのヘラ神殿にあったというヘルメスの像。幼児のディオニソスを抱いている。当時最高の彫刻家とされたプラクシテレスの作だといわれる。 | 2 | 100 | 赤子を抱く神像 |
オロルン像 | ★ | 2 | アフリカのヨルバ人の最高神の像。四百一の神をまとめているといわれる。世界は最初海しかなく、オロルンが海と交わってオドゥドゥアとオバタラを作り二人に大地と人間を作らせたという。 | 3 | 180 | ヨルバの神話 |
カジャワヤの薬草壷 | ★★★★★ | 9 | カジャワヤとは、アンデスの山間部に住まう呪術師である。その役割は医師、賢人と幅広く、アンデスの人々にとって身近な存在である。カジャワヤの薬草の知識は深く、野山に育つ雑草から、患者に合った薬を処方する。 | 12 | 1120 | 失われた万能薬 |
カタコンベの石版 | ★★ | 4 | カタコンベの奥深くで見つかった謎の石版。文字が刻まれているようだが、表面の傷みが激しいため、解読は不可能なようだ。 | 5 | 330 | ダンジョン |
カッパドキアの壁画 | ★★★ | 4 | カッパドキアの内部のいたるところに見られる壁画。長い年月に渡って次々に描かれたため、いろいろなタイプのものがある。 | 7 | 506 | 見てはいけないもの |
カナロア像 | ★★ | 7 | ハワイやポリネシアで広く知られる四大神の一柱。海神であるほかに魔法と冥界の神であるともいう。イカやタコの姿で現されることが多い。タンガロアとも呼ばれる。 | 8 | 339 | オセアニアの神像の地図 |
カニシカ王の舎利容器 | ★★★ | 5 | クシャーナ朝に最盛期をもたらしたカニシカ王の遺骨が納められたとされる容器。青銅製の容器のふたには仏陀梵天、帝釈天の三尊像が据えられている。この像は、ガンダーラ地方で作られた仏像の様式の中でも最初期のものである。 | 7 | 484 | 御姿を形に |
ガネーシャ像 | ★★★ | 3 | インド神話の神の像である。シヴァとパールヴァティーの子供で、頭が象である。富と幸運、学問をつかさどるため、商売の神として非常に人気がある。 | 6 | 440 | ゾウの頭を持つ神 |
カマプアア像 | | 6 | | | | ハワイの変わった神 |
ガルーダ像 | ★★★ | 5 | ヒンドゥー教における神鳥。ヴィシュヌを背に乗せて大空を舞うという。ヒンドゥー教圏ではガルーダを特別に信仰することが多々あるようだ。 | 7 | 462 | ヒンドゥーの神像 |
カーリー像 | ★★★★ | 7 | インド神話の女神の像である。三大神のシヴァの妻の一人である。黒い肌にドクロをつなげた首飾りを下げた姿で描かれる。殺戮と破壊をつかさどる女神である。 | 8 | 624 | 殺戮の女神 |
カーリーのレリーフ | ★★ | 4 | 寺院の壁に数多く彫られているレリーフの一つ。本尊シヴァ神の妻であるカーリーが、夫の腹の上で踊る様子が見事な手法で彫られている。 | | | 寺院のレリーフの地図 |
ククルカン像 | ★ | 4 | ククルカンとは、アステカの神・ケツアルコアトルのマヤ語名。また、高地のある民族にはクグマッツとも呼ばれる。チチェンイッツァで特に崇められた神である。 | 6 | 200 | メソアメリカの像の地図 |
クヌム像 | ★★★★★ | 9 | 古代エジプトで信仰されていた羊頭の創造神の像。ナイル川を司る神でもあり、クフ王の名はこの神に由来するといわれる。 | | 966 | ダンジョン |
クフ王の平板石碑 | ★★★★ | 7 | 葬礼に用いられたと思われる石碑。平たい石灰岩にヒエログリフが彫られ、彩色が施されている。ヒエログリフは非常に神聖視されており、特殊な目的以外には使われなかったといわれる。 | | 693 | ダンジョン |
クマン人の石像 | ★ | 2 | 黒海やカスピ海の北部に広がる草原地帯に居住していた遊牧民族が作った石像。先祖をかたどったものではないかといわれている。 | 5 | 150 | 石像の地図 |
クリシュナ像 | ★★★ | 4 | インド神話のヴィシュヌ神の、第8の化身といわれる英雄の像。マハーバーラタという叙事詩に登場し、五王子を補佐して導く。他にも、クリシュナにまつわる神話は数多い。 | 7 | 484 | 神の化身 |
ケツアルコアトル像 | ★★★ | 6 | アステカ神話における文化神。アステカの神には珍しい、生贄を求めない平和を愛する神だといわれている。テスカトリポカの罠に嵌められ、中央を去るときに「葦の1の年に戻る」と言い残したという。 | 8 | 539 | アステカの文化神 |
ケツアルパパロトル像 | ★★★ | 6 | メソアメリカの古い神話に登場する。神話上の神だと考えられている。ケツアルパパロトルとは「羽毛に覆われた蝶」という意味で、どういう役割をしているのかは不明である。 | 7 | 473 | 謎の多い古代神 |
ケルト十字の石柱 | ★★ | 3 | アイルランドの遺跡に多く残る十字架。円環が付いた大きな石造りの十字架で、ケルトの紋様が全体に刻まれている。十字に円環が付くようになったのは、キリスト教がケルトに伝わった際、両文化が融合したためといわれている。 | 3 | 220 | 聖書が刻まれた十字架 |
ココペリの壁画 | ★★★★ | 8 | 北米の先住民であるホピ民族が岩壁に描いた神の絵。ココペリは豊穣の神であり、笛を吹いて豊作や子宝をもたらすとされる。 | 9 | 660 | 先住民の笛の追加調査 |
コノパ | ★★ | 6 | 南米の民族の多くが、自らの信仰する神に生贄を捧げるが、コノパは生贄となる動物をかたどった彫刻である。神に捧げられる生贄はリャマやアルパカなど土地の家畜が多く、コノパにはそれの骨や毛などを詰めたという。 | 4 | 230 | 供物の彫像 |
ゴリアテの剣 | ★★★★★ | 9 | ゴリアテとは、旧約聖書に登場する、ペリシテ人の戦士。ペリシテ人がイスラエル王国を攻めたとき、羊飼いの少年・ダヴィデが石を投げてゴリアテを倒しこの剣を奪ってゴリアテにとどめを刺したという。 | 13 | 1183 | 未来を守る力 |
サラスバティー像 | ★★★ | 5 | インド神話の女神の像である。サラスバティーは、三大神の一人で創造をつかさどるブラフマーの妻であり最上の女神とされる。 | 7 | 484 | 最高の女神 |
サーマ・ヴェーダ | ★★ | 4 | ヒンドゥー教の聖典の一つ。リグ・ヴェーダと同じく、神々への賛歌がまとめられたもので、詠唱を歌で行うウドガートリ祭官のためのものである。 | 6 | 390 | ウドガートリ祭官の聖典 |
シウコアトル像 | ★ | 1 | アステカ神話における火の蛇の神。アステカ独自の暦によると、太陽を日の出から天の頂点まで届ける役目を担っているという。 | 6 | 200 | メソアメリカの像の地図 |
ジェド柱 | ★★ | 4 | 「永遠の安定」を象徴する柱。古代エジプトの神・オシリスの背骨ともいわれる。 再生の力を意味し、壁画や護符という形で表現されている。 | 5 | 385 | ダンジョン |
シペ・トテック像 | ★★★★ | 5 | アステカ神話における穀物・豊穣神。その名は、「生爪をはがれたもの」という意味。豊作の保証として、生贄を要求するといわれている。 | 9 | 720 | アステカの豊穣神 |
シペ・トテックのマスク | ★★★★★ | 9 | 豊穣神シペ・トテック信仰に用いられたと思われる金のマスク。メソアメリカでも比較的新しい時代になると、金属を使用した遺物が見つかるが、これだけ精巧に、かつ大量の金でできたものとなると類を見ない。 | 13 | 1183 | 豊穣神の黄金の仮面 |
ジャガー戦士の面 | ★★★★★ | 9 | ジャガー戦士とは、アステカに見られた戦士である。貴族階級の精鋭のみがジャガー戦士たりえたという。この面には、名誉ある死を遂げた戦士に対する敬拝の意が込められているのだろうか。 | 11 | 1040 | アステカの誇り高き勇者 |
ジャガー像 | ★★ | 3 | ジャガーは、メソアメリカでは力強きものの象徴として、神のように崇め奉られていた。非常に獰猛でどの動物よりも強く、生物界の頂点に立つと考えられている。 | 5 | 290 | 俊足で獰猛な動物の像 |
ジャブダルの像 | ★★★★★ | 9 | 蛇の神の像。シベリア地方に暮らすエヴェンキ民族の神話に登場する創造神のひとつ。マンモスの神が岩を積み上げて大陸を作り、この神が這いずり回って平らにしたという。 | | | 蛇の創生神話 |
シヴァ像 | ★★★★ | 5 | インド神話のシヴァ神の像。破壊と再生、踊りをつかさどる神で、三大神の一人である。ほかにも多くの妻を持ち、シヴァにまつわる神話は豊富にある。 | 8 | 624 | 破壊神の像 |
ズメエヴィク | ★★ | 5 | 中世に使用された肖像入りの首飾り。片面にはキリスト教徒の聖人と蛇、もう片面には祈祷の言葉が刻まれる。 | | 250 | 病除けの首飾りの地図 |
スヴァローグのレリーフ | ★★ | 4 | スラブ神話に登場する神の像。スヴァローグは太陽神・ダジボーグの父であり、かまどや火を司るとされた。 | 7 | 330 | スラブ地方の石版の地図 |
スーリヤ像 | ★★★ | 4 | インド神話の太陽神の像である。スーリヤは暁の女神であるウシャスを妻とする。スーリヤは全身が光り輝いているため、朝日となって姿を表すと、暁であるウシャスは目がくらみ、姿を隠してしまうという。 | 6 | 440 | 天翔ける太陽 |
スーリヤの仮面 | ★★ | 3 | インド神話に登場する太陽神スーリヤの顔をかたどった仮面。 インドではこうして金属や石などで作った神の顔を寺院や家庭の各所に飾ることが多いらしい。太陽の光と熱を現地の人々の感覚で表現した顔つきとなっている。 | 6 | 370 | 加護を渡すもの |
ゼウス像 | ★ | 1 | ギリシャ神話の最高神の像。ローマ神話ではジュピターという。天空の神で雷を操る支配神である反面、多情で人間の女に次々と手を出す逸話が多い。オリンピアの神殿が有名である。 | 1 | 60 | ギリシャ最高神の像 |
セクメト像 | ★★★★ | 7 | 雌ライオンの頭を持つ女神像。太陽神ラーが自分を崇めない人間を滅ぼすために地上に派遣したという伝説がある。伝染病を司るとされ、カルナック神殿の一角でよく発掘されるという。 | | 640 | ダンジョン |
セミの像 | ★★★ | 4 | カリブ地域に古くから居住するタイノ民族が作った石像。神と先祖の霊などを形づくっており、さまざまな姿のものがある。 | 7 | 490 | ある民族の像の地図 |
ソコ像 | ★★ | 3 | 西アフリカのギニア湾沿岸に住む、ヌペ人の神話における創造神の像である。この地域には多くの民族が住み、古代から栄えている。各民族の神話には互いの影響が見られ、興味深い。 | 4 | 250 | 死をくれた神 |
ソロモンの指輪 | ★★★★★ | 9 | 古代イスラエルの王であり、ダヴィデの子ソロモンが持っていたといわれる指輪。この指輪をすると動物たちと会話ができるといわれている。 | 14 | 1196 | ソロモンの見た夢 |
ダジボーグのレリーフ | ★★★★ | 4 | スラブ神話に登場する太陽神の像。「イーゴリ遠征物語」内では、ロシア側の人々はダジボーグの孫とされた。 | 7 | 650 | スラブの太陽神 |
ダニエル書補遺 | ★★★★★ | 5 | 最古の推理小説ともいわれる、カトリックの正典の一部。「アザルヤの祈りと三人の若者の賛歌」「スザンナ」「ベルと竜」の3つの短編からなる。著者は不明。 | 10 | 820 | 貴族のわがまま |
タパク・ヤウリ | ★★★★ | 8 | インカの初代皇帝がインティ神より贈られたとされる杖。インティ神は、この杖が大地に沈んだ所に太陽の神殿を建てるよう告げる。そして杖が沈んだ場所こそ、他ならぬインカ帝国の首都クスコであったという。 | 8 | 630 | へそを求めて |
ダルマの石柱 | ★★★★ | 4 | ダルマとは、古代インドのサンスクリット語で「法」を意味する。宇宙の法則、真理のことであるが、仏教では根本的概念とされた。この石柱は仏教に帰依したアショーカ王が、領土に建てたものだとされている。 | 8 | 684 | 古代インドの「法」 |
タルムード | ★★ | 5 | モーセが伝えたもう一つの律法とされる「口伝律法」をまとめた書物集。「ミシュナー」や「ゲマーラー」などで構成されている。「未完の律法書」とも呼ばれ、ユダヤ教における信仰と生活面での規範の一つとなっている。 | 6 | 380 | 未完成 |
チナラート仏 | ★★★★★ | 8 | スコータイ時代に作られた仏像の一つ。この時代の仏像は、ふっくらした丸い顔に、丸みを帯びた体つきが特徴である。男性像でも腰のくびれがあり、写実的な西洋像とは一線を画す。この像の制作にヴィシュヌ神が手伝ったという伝説がある。 | 11 | 1040 | ヴィシュヌが手を貸す美しさ |
チムー王族の黄金飾り | ★★★★★ | 8 | アンデス山脈の北側でインカ帝国以前に栄えていた、チムー王国王族の副葬品。その高度な冶金の技術は、帝国以前から伝わるものだった。 | 11 | 1040 | 失われた文化 |
チャスカ像 | ★★★★ | 8 | アンデス神話に登場する夜明けと夕暮れ、金星の女神の像。若い女性と花を守護するといわれる。 | | 700 | ダンジョン |
チャック像 | ★★ | 5 | アステカの神・トラロックと同列とされる雨の神。雨だけでなく、様々な気象を司るといわれている。 | 5 | 290 | マヤの気象を司る神 |
チャンドラの仮面 | ★★ | | インド神話の月の神であるチャンドラの顔をかたどった仮面。月光を思わせる色合いと、神話で伝えられている月の特性を表現した顔つきに作られる。仮面劇で使われたり、寺院や家庭に飾られたりするようだ。 | 7 | | インドの祭器の地図 |
チョコ・カリャ像 | ★★★★★ | 8 | アンデス神話に登場する、畑と水路の女神。水の神パリアカカの妻であるチョゲ・スソが神格化したものと思われる。 | 11 | 1060 | 畑の女神盗難事件 |
テオティワカンの副葬品 | ★ | 4 | メキシコ中央高原に花開いたテオティワカンの副葬品。マヤやアステカの各地でもこれと同じ様式の副葬品が見つかることから、古代この地は非常に強い影響度を誇っていたのだろう。 | 6 | 200 | メソアメリカの遺物の地図 |
テスカトリポカ像 | ★★★★ | 6 | アステカ神話における夜の神。その名は「濁った鏡」という意味である。ケツアルコアトルとともに世界を作ったといわれるが彼を追い払い、一人で世界を治めるようになった。非常に美しい男の姿をしていたといわれる。 | 8 | 612 | アステカの夜の神 |
テルマ | ★★ | 6 | チベット仏教に伝わる聖典群。パドマサンバヴァらが後世のために様々な場所に隠した霊的な宝物とされる。 | | | 古代の聖典の地図 |
テンプル騎士団長の甲冑 | ★ | 3 | テンプル騎士団は、十字軍時代の三大騎士団の一つ。非常に強大であったが、14世紀初めにフィリップ4世に弾圧されて解散した。この甲冑はエディンバラで保管されていたもので、団長であったモレーのものと伝えられている。 | 2 | 100 | テンプル騎士団長の甲冑 |
ドゥワラパラの像 | ★★★ | 6 | ブリハディーシュヴァラ寺院の入り口に立つ一対の石像。高さが4mもあり、一枚岩から削り出されたもので、寺院の門番である。 | 7 | 517 | 寺院の守護者 |
トト像 | ★★★ | 5 | 古代エジプトの神の一つ。死者の審判において、アヌビスとともに死者の罪を量り、是非の判断を下す。死者の名前の一覧を持っており、神々の書記とも呼ばれる。ヒエログリフの発明者ともされる。 | 6 | 410 | ダンジョン |
トマス・アクィナスの神学大全 | ★★ | 4 | ドミニコ会修道士で神学者のトマス・アクィナスが書いた神学書。当時哲学でのみ論じられていた「理性」で神の存在を証明するという手法で記され、彼の名声を確たるものとした。一方で、その思想を危険視する者もいたという。 | 6 | 380 | 先端と異端 |
トラロック像 | ★★ | 6 | メソアメリカの神話における古い神で、雨を司っている。トラロックが構える死後の世界は永遠の楽園で、天災や不慮の事故・伝染病などで死んだものだけが行けるという。 | 6 | 350 | 雨の神 |
トルハルバン | ★★ | 6 | 「石の爺さん」という意味を持つ石像。元は済州島で作られていたものらしい。 魔除けのために、街角や建物の入口などに置くそうだ。 | 4 | 290 | 見慣れぬ石像 |
ナイムラップの黄金仮面 | ★★★ | 8 | インカ以前にもランバイェケ周辺には高度な文明をもった都市国家が存在していた。ナイムラップとはこの都市国家で語り継がれている伝説的な王のこと。南方から船団で現れ、死して後は翼が生えて飛び去ったと伝えられている。 | 7 | 500 | 神をかたどった黄金 |
ナーガ上の仏陀 | ★★★★★ | 9 | とぐろを巻いた蛇の上に、座禅を組む仏陀の像。蛇はムチャリンダといい、瞑想に入った仏陀を七日の間風雨から守ったといわれる。 | 11 | 1014 | 仏陀を護る蛇 |
ニャミニャミ像 | ★★ | 4 | 魚の頭と蛇の体を持つ神を模した像。現地の人々から信仰されており、ニャミニャミの怒りに触れた者には大いなる災いが訪れるという。 | 7 | 220 | アフリカ南部の神像の地図 |
ニャメ像 | ★ | 2 | 西アフリカで信仰されている至高神の像。広い範囲で信仰されているため、別名が多い。ニャメは最初地上で暮らしていたが、人間を疎んじて天空に上ったという。類似の神話は数多い。 | 6 | 170 | アフリカの神像の地図 |
ニンメシャルラ | ★★★★★ | 9 | アッカド王国の初代の王・サルゴンの娘であり、ウルの神官でもあるエンヘドゥアンナが著した詩。相次ぐ反乱で国が乱れる中、イナンナ神に助けを求めて記されたとみられる。 | 9 | 820 | メソポタミアの文学者 |
ニーベルンゲンの指輪 | ★★★★★ | 7 | ラインの黄金で作られた指輪。世界のすべてを持ち主に与えるという。イスパニアの王室が手に入れたものが本物かどうかは明らかではないが、伝承どおりの、美しい黄金の指輪であることは間違いない。 | 10 | 880 | ニーベルンゲンの指輪 |
ネイト像 | ★★ | | ネイトは戦いと織物を司る古代エジプトの女神。織り機へ横糸を通す道具「杼(ひ)」を頭上に乗せ、弓矢を持つ姿で描かれる。ライオンの頭を持つ姿で描かれることもある。 | | | エジプトの女神像の地図 |
ノラシンガ像 | ★★ | 5 | 獅子の頭部に、人間の体を持つといわれる神獣。元はヒンドゥー教神話に出てくるナラシンハという神獣ではないかとされる。ナラシンハはヴィシュヌ神の変身した姿。 | 5 | 280 | 獅子の頭を持つ像 |
ノンモ像 | ★ | 2 | ノンモとは、アフリカ北西部に居住する民族ドゴンの地上における創造神のことである。上半身は人間、下半身は蛇の姿で描かれる。 | 4 | 140 | アフリカの神像の地図 |
バステト像 | ★ | 1 | 古代エジプトの、猫の姿、もしくは猫の頭部を持つ女神の像。猫はヘビを捕らえることから益獣として珍重されやがて神として崇拝されるようになった。バステトは猫の守護神であり、愛の女神でもあるという。 | 2 | 80 | エジプトの女神像の地図 |
パチャママ像 | ★★ | 5 | 先住民の言葉で「母なる大地」を表す女神。豊穣を司る神であり、万物の母とされる。キリスト教の浸透以降は聖母マリアと同一視され、信仰の対象となった。 | 4 | 230 | アンデスの大地母神 |
ハッチャンイ | ★★★★ | 7 | 儒教を学んだ者や儒教を教授する者が着用する、朝鮮の衣服。 朝鮮の儒教は宗教ではなく学問であるが、多くの人々が儒教を学びその理念に基づいて行動している。 | 8 | 660 | 教えを説く者たちの証 |
ハデス像 | ★ | 2 | ギリシャ神話の冥府の神の像。ハデスは冥府を治める厳格な神であると同時に、鉱物や宝石をつかさどる富の神としても知られる。 | 2 | 90 | 冥府の王 |
ハトホル像 | ★★ | 4 | 古代エジプトの神の一つ。諸神の母と呼ばれる他にも、天空の神や死者の守護神といった多様な面を持ち合わせている。 | 5 | 365 | ダンジョン |
パナギア | ★ | 3 | 生神女であるマリアやキリストのイコンが描かれた首飾り。マリアの称号の一つであり、ギリシャ語で「完全な聖」を意味する「パナギア」の名で呼ばれ、正教会では主教以上の聖職者が身につけるという。 | | | 聖職者の書きつけ |
ハヌマーンのレリーフ | ★★ | 5 | ラーマーヤナに登場するハヌマーンのレリーフ。同じくラーマーヤナに登場する魔王・ラヴァナとの合戦の様子を彫りこんだもののようだ。 | 5 | 280 | ラーマを助ける猿の神 |
ハヌマーン像 | ★★ | 3 | インド神話に登場する猿神の像。ラーマーヤナで、主人公ラーマを助けて大活躍するため広く信仰される。毛が白いとされているためインドの白い猿はハヌマーンの使いとして手厚く保護される。 | 8 | 245 | インドの神像の地図 |
パルテノンのアテナ像 | ★★★★★ | 7 | かつてパルテノン神殿に収められていた、アテナ像の一部。高さ10m以上の木像で、肌の部分はすべて象牙でおおわれ、衣服や装飾は金細工で埋め尽くされていたという。オスマンに支配された際に分解されて売り払われたと思われる。 | 12 | 1157 | 乙女の部屋の守り手 |
バロンの仮面 | ★★★★★ | 9 | ジャワ島東のバリ島に伝わる、神獣バロンをかたどった仮面。バロンはバリ島では疫病を防ぐ神として信仰されている。バリでは仮面をご神体として、大切にほこらで管理している。 | 11 | 1053 | 終わりなき善と悪の戦い |
ハートスカラベ | ★★★ | 5 | スカラベをかたどった護符のうち、特殊なもの。裏面には、死者の書が刻まれている。 復活の祈りを込めて、ミイラの心臓の上に置かれた。 | 8 | 530 | ダンジョン |
ビブリオテーケー | ★ | 2 | 世界の起源からトロイ戦争までのギリシャ神話を系統立ててまとめた書物。ローマ神話の影響を受ける前の古いギリシャ神話が記されている。 | 5 | | 古の書物の地図 |
ヒマヴァットの像 | ★★★★ | 6 | ヒマラヤ山脈を神格化したものとされる、ヒマヴァット神の像。その名は「凍る寒さの」という意味の言葉に由来するという。 | | 650 | 人類を拒む山脈 |
ファフニールの財宝 | ★★★★★ | 9 | 出所不明の財宝。誰が置いたのか、いつから置かれているのか、一切不明である。ファフニールが守っていた呪いの財宝ではないか、という噂を恐れ、盗賊さえ持ち去ろうとしない。 | | | 呪いの財宝 |
フェルナンドの聖書 | ★ | 4 | フェルナンド王子が普段使っている聖書の写本。ページの紙自体は古びているが、大きな傷などはまったく見当たらない。随分長く、丁寧に読まれてきたようだ。「忠義ある限り尽くさん」と書かれたメモが二枚挟まれている。 | 4 | 130 | 二人の弟王子 |
プタハ像 | ★★ | 3 | 古代エジプトの神の一つ。職人の守護神。闇や冥界の神とも呼ばれる。アブ・シンベル神殿の至聖所は、この像にのみ光が当たらない構造になっている。 | 4 | 300 | ダンジョン |
ブラギの竪琴 | ★★★★★ | 9 | 北欧神話の詩の神ブラギが奏でたという黄金の竪琴。天界から冥界まで響きわたり、川や木々もその音色に聞き惚れたという。 | | | 北欧神話の芸術の神 |
プラジューナーパーラミタ像 | ★★ | 7 | ジャヤヴァルマン7世の妃がモデルの像。頭部にアミターバ(阿弥陀如来)の化仏(けぶつ)が見られることから、仏像であることがうかがえる。 | 6 | 330 | 英雄の妃 |
ブラフマー像 | ★★★ | 4 | ヒンドゥー教における最高神の像。このブラフマーは創造神であるとされ、三大神の一人である。しかし、ほかのシヴァとヴィシュヌに比べるとあまり信仰の対象とはなっていないという話だ。 | 7 | 484 | ヒンドゥーの最高神 |
フランシスコ・ボルハのロザリオ | ★★★ | 6 | イエズス会の第3代総長、フランシスコ・ボルハが生前持っていた簡素なロザリオ。彼はチェーザレ・ボルジアを大伯父に持ち、神聖ローマ皇帝カール5世のもとでひとかどの地位を得ていたが、そのような人物の所持品には到底見えない。 | 5 | 470 | 奇しき縁 |
ブードゥー教の祭壇 | ★★★★ | 4 | ブードゥー教とは、アフリカの宗教にキリスト教が取り入れられて発達した新しい宗教である。これはその祭壇で、ロアと呼ばれる精霊を呼び出すためのものだろう。ろうそくや鈴などが祭器として使われている。 | 9 | 756 | 大西洋沿岸宗教の融合 |
ブードゥー教の十字架 | ★★★★★ | 8 | ブードゥー教の儀式で用いられる十字架。死や墓場を司る神であるバロン・サムディの象徴でもある。 | 9 | 1020 | ブードゥー教の神 |
ヘスチア像 | ★ | 1 | ギリシャ神話の炉の女神の像。ゼウスの姉で逸話こそ少ないものの古代ギリシャでは広く信仰されていた。ローマ神話ではウェスタという。 | 2 | 60 | ギリシャの女神像の地図 |
ヘパイストス像 | ★ | 1 | ギリシャ神話の火と鍛冶の神の像。醜い姿をしているとされるが、妻はもっとも美しい女神・アフロディテである。彼の鍛冶場はシチリア島の地下にあるとされている。 | 2 | 60 | ギリシャの神像の地図 |
ヘラ像 | ★ | 1 | ギリシャ神話の女神の像。ヘラは最高神・ゼウスの妻で、結婚をつかさどる女神である。ローマ神話では、ジュノーという。嫉妬深いことで知られ、ゼウスの愛人や子供を迫害する逸話が多い。 | 1 | 60 | 古代ギリシャの神像 |
ヘルメス像 | ★ | 1 | ギリシャ神話の神像。ローマ神話ではメルクリウスやマーキュリーという。商人や羊飼いの守護神である一方、盗賊の神でもある。 | 1 | 30 | ギリシャの神像の地図 |
ペルーンの木像 | ★★★★ | 5 | ペルーンは、スラブ神話の主神。名前は「打つ(者)」という意味の古いスラブ語に由来し、雷や嵐を司る神とされている。対立する神を、稲妻の矢で射て退けた神話から、戦勝をもたらす神として戦士たちに崇拝された。 | 8 | 720 | スラブ神話の考察 |
ペレ像 | | 5 | | | | 常夏の島の火山神 |
ポセイドン像 | ★ | 1 | ギリシャ神話の海神の像。ポセイドンは多くの愛人を持ち、その子供にはポリュフェモスなど、凶暴な怪物が多い。有名なメデューサもポセイドンの愛人でその子供がペガサスである。 | 1 | 60 | 海神の像 |
ポリアフ像 | | | | | | ハワイの雪神 |
ボリスとグレブの聖像 | ★★★★ | 8 | 後に聖人となったキエフ大公国の2人を描いた絵画。異教徒の兄による圧迫に屈することなく、キリスト教信仰を貫いた彼らを敬う者は多い。 | 8 | 760 | 聖人列伝の異説 |
ホルス像 | ★ | 3 | エジプトの神の像。ホルスはオシリスとイシスの息子で、天空の神である。セトに殺害された父の敵を、母の助けにより果たした。隼の姿、もしくは隼の顔をした姿で表される。 | 2 | 110 | エジプトの天空神 |
マケマケ像 | ★★ | 6 | マケマケとはラパ・ヌイでモアイ以前より信仰されていた神であるようだ。マケマケの化身である鳥人(タンガタ・マヌ)の称号を得た者が島の全権を有することから、ラパ・ヌイで崇められている神の中で、中心的な存在であるといえる。 | 6 | 350 | 古代神の復活 |
マニ車 | ★★ | 3 | 筒状の仏具。外側にマントラが刻まれ、中には経文が納められている。チベット仏教でよく使われ、一回転させると中の経文を一度読んだのと同じだけの功徳を得られるという。 | 6 | 390 | マントラを唱える方法 |
マニ石 | ★ | 2 | お経やマントラが刻まれた石。チベット仏教が信仰されている地域で見られる。横を通る際には、右肩を石に向けて歩くのが良いとされている。 | 4 | 150 | マニ石 |
マヌの法典 | ★★ | 2 | ヒンドゥー教の法典。バラモン教・ヒンドゥー教の基本となる内容で、12章から成る。記述は法律にとどまらず生活上の儀礼や教義にまで及ぶ。 | 5 | 280 | 古代インドの法典 |
ミクトランテクトリ像 | ★★★★ | 8 | ミクトランテクトリとはアステカの神話における冥府の主のことである。血まみれの骸骨や歯をむき出しにした姿など、どれも恐ろしい姿として描かれる。 | 8 | 620 | アステカの冥府に眠る神 |
メソアメリカの祭器 | ★ | 1 | 土器で作られた祭器。メソアメリカでは信仰や祈祷、祭礼が非常に尊ばれており、このような祭器がたくさん見つかる。 | 4 | 110 | メソアメリカの祭器の地図 |
モザイクの円盤 | ★★ | 2 | ターコイズでできたモザイクの円盤。非常に高度な技術を用いて作られている。アステカでは、その色味を神聖なものとして、祭礼にターコイズを用いたようだ。 | 8 | 290 | メソアメリカの祭器の地図 |
ヤジュル・ヴェーダ | ★★ | 4 | ヒンドゥー教の聖典の一つ。ヤジュスという祭詞を集めたもの。祭事で供儀を担当するアドヴァリユ祭官のためのものである。 | 6 | 390 | アドヴァリユ祭官の聖典 |
ヤジロウの碗 | ★★★★ | 6 | ヤジロウとは、ザビエルをジパングに連れてきたという東洋人である。ジパングを出てマラッカに滞在していたザビエルを訪ね、ジパングでの布教を薦めたといわれる。これはヤジロウがジパングを離れる際に持ち出した、自前の碗であるという | 8 | 672 | 黄金の国から来た男 |
ヨルバ王国の神官の仮面 | ★★★★★ | 5 | 西アフリカ中央部で栄えているヨルバ人の仮面。これは、託宣(たくせん)を行う高位の神官の物である。ヨルバ人は木工や青銅細工に優れ、この仮面にも精巧な細工が施されている。 | 10 | 962 | アフリカのシャーマン |
ラクシュミー像 | ★★ | 2 | インド神話の女神の像である。ラクシュミーは幸福と富をもたらす女神で、ヴィシュヌ神の妃だとされる。 | 5 | 310 | 英雄神の妻 |
ラクシュミーのレリーフ | ★★ | 6 | アンコール遺跡にあるラクシュミー像。アンコールには多数の女神像が見られる。この女神像はレンガ造りの柱に彫りこまれている。 | 5 | 280 | 組まれた女神 |
ランソン像 | ★ | 4 | ジャガーの頭とヘビの髪の毛、人間の体を持つ神像。インカにおいてもジャガーは神格化されているが、人間と融合した姿で描かれることはない。リマ周辺には、インカ以前から高度な文明を持った民族がいたのかもしれない。 | 4 | 150 | 古の神像の地図 |
ラーの眼 | ★ | 3 | エジプトの遺跡で見つかる、大きな目の形のまじない。太陽神ラーの眼を指すが、ラーの一部ではなくセクメト女神を表すとも言われる。 | 5 | 97 | エジプトの壁画の地図 |
リグ・ヴェーダ | ★★ | 3 | ヒンドゥー教の聖典の一つ。神々への賛歌(リチュ)をまとめたもので、祭事にホートリ祭官が詠唱し、神々を招くといわれる。 | 6 | 390 | ホートリ祭官の聖典 |
レゲンダ・アウレア | ★★ | 4 | 13世紀のジェノヴァ大司教であったドミニコ会士、ヤコブス・デ・ウォラギネによって記された聖人伝。「黄金伝説」とも呼ばれる。聖人たちの伝承のほかに主要な祭日についての記述もあり、分量としては旧・新約聖書にも匹敵するという。 | 4 | 320 | 聖人伝の起源 |
ロケシュヴァラ像 | ★★★★ | 8 | アンコール朝後期に作られた青銅製の仏像。ジャヤヴァルマン7世の治世後、大乗仏教は民衆の支持を失ったため、この銅像は、化仏(けぶつ)と持物(じぶつ)を削り取られてシヴァに改変されている。 | 8 | 612 | アンコール朝の終焉 |
ロノマクア | ★★ | 3 | ハワイの神の一つで、豊穣や気候などに関する諸事を司る「ロノ」神を象徴した飾り。収穫祭で飾られる。白布を垂らした木の中央にロノを模した顔が彫られている。 | 6 | 233 | 陸地の白帆 |
ロンギヌスの槍 | ★★★★★ | 6 | イエスがゴルゴタの丘で処刑された際に、死亡を確認するために突き刺されたという槍。ロンギヌスというのは刺した兵士の名。本物かどうか、証明する手立てはない。 | 11 | 1040 | ロンギヌスの槍 |
ローマのカタコンベ | ★★ | 3 | ローマの城壁外にある地下墓地などの遺跡。ローマ帝国によるキリスト教弾圧から逃れるため、キリスト教徒たちは地下道を掘り、墓地や集会所として利用していた。その長さは20kmにも及ぶという。 | | 374 | ダンジョン |
ワシククの祭礼用土器 | ★ | 5 | ワシクク地方の祭事に使われた土器。飲料などの液体を入れることはなく、神像同様に信仰の対象になった。前面・背面の両面に同じ顔がつけられている。丸い瞳と、にんまりと笑ったような口元は、ヨーロッパではあまり見ない意匠である。 | 3 | 90 | 祭礼用土器の地図 |
ワロチリ文書 | ★★★★★ | 9 | アンデスに伝わる神話や伝承をまとめた、ある宣教師の著書。 水の神パリアカカと炎の神との戦いを始め、様々な神話や伝承が記されている。 | 11 | 1070 | 伝承の未来 |
ンゲウォ像 | ★★★★★ | 5 | アフリカのシエラレオネ付近に住む、メンデ人の神像。ンゲウォは天空神で、大地を妻とする。人の近くに住んでいたが、やがて離れたと言われる。 | 10 | 949 | 天に帰った神 |
ヴァジュラ | ★★★★★ | 9 | ヒンドゥーの神・インドラの武器。悪龍・ヴリトラを倒すために、ダディーチャという仙人の骨から作られたものである。金剛杵ともいう。 | 14 | 1222 | 魔神を貫く武器 |
ヴィシュヌ像 | ★★★ | 6 | インド神話三大神の一人の像である。10もの化身(アヴァターラ)をもつが、4本の腕を持つ男性として描かれることが多い。世界の均衡が崩れると、さまざまな姿で現世に現れると伝えられる。 | 7 | 484 | 始まりにいる神 |
ヴィラコチャのレリーフ | ★★ | 5 | ヴィラコチャとは、インカ帝国において信仰されている太陽神である。肌が白く顎ひげをたくわえた大柄な男性として描かれ、人々に文明をもたらした神といわれている。文明を与えた後はクスコの湖岸から水を渡り姿を消した。 | 5 | 300 | 湖に降り立つ神 |
ヴェレスの木像 | ★★ | 4 | スラブ神話に登場する神の像。ヴェレスは家畜や富を司る神とされ庶民の崇拝を受けた。死者の霊魂にも関係したとされる。「イーゴリ遠征物語」内では、伝説の大詩人がヴェレスの孫とされている。 | 7 | 330 | スラブ地方の木像の地図 |
阿しゅく如来 | ★★★ | 8 | あしゅくにょらい。仏教における、如来のひとり。サンスクリット語の名には「不動である」「堅固な」という意味がある。そこから転じているのか、この如来には、力強く堅固な意思と、猛けき力が宿っているという。 | 7 | 517 | 阿しゅく如来像 |
阿弥陀経残巻 | ★ | 3 | 極楽浄土の様子を経文と絵画で表した作品。元となる経文は「仏説阿弥陀経」で、六朝時代の僧・鳩摩羅什が翻訳したもの。 | 5 | 160 | 古の書物の地図 |
阿弥陀如来 | ★★★★ | 6 | あみだにょらい。仏教における、如来のひとり。名前にはサンスクリット語で「無量光」「無量寿」という意味があり、世界中を妙なる光で包むといわれている。 | 8 | 624 | 阿弥陀如来像 |
石製の浮屠塔 | ★★ | 6 | 宋代に作られたと見られる浮屠塔。仏塔とも呼ばれる。釈迦本人の仏舎利を納めた塚を模したとされる。五段に区切られ、それぞれの段に仏像が彫られている。 | | | 石製の仏塔の地図 |
厳島装飾経 | ★★★★ | 8 | 厳島神社に納められた装飾経のうちの一つ。意匠を凝らした、華やかな装飾経で、有力者の戦勝や繁栄の祈りが込められている。 | 9 | 710 | 装飾経の追加調査 |
岩戸の注連縄 | ★★★ | 6 | 読みは「いわとのしめなわ」。注連縄とは、わら製の縄に紙垂を付けたもの。魔除けや神が降りる場である拠り代として使われる。 日本神話では天照大神が岩戸から引き出された際、二度と中へ入らぬよう注連縄で岩戸の入口を塞いだという。 | 6 | 460 | 不思議な場所の調査 |
運命の石板 | ★★★★★ | 9 | メソポタミア神話において、神々の書記官ナブーが所持する石版。人類の運命が刻まれているとされている。それにしては小さく見えるが、やはり人間に理解できるようなものではないのだろう。 | | 690 | 書記官の石版 |
黄金の筏 | ★★★★★ | 10 | チブチャ民族の儀式に使われる黄金製の筏。族長は、月夜の晩に全身金粉を塗って黄金の筏から湖に飛び込むという儀式を行う。 | 11 | 1070 | 黄金の筏 |
折れた剣の欠片 | ★★★ | 7 | 高句麗初代王・朱蒙が息子の類利に残したとされる剣の欠片。 父を知らずに育った類利は、ある時、母から「隠された剣を探し出せれば我が子だ」という父の言葉を伝えられる。類利は見事に剣を探し当て、高句麗二代王となったという。 | 6 | 470 | 父と子の証 |
女教皇ヨハンナの像 | ★★★★★ | 10 | 女教皇ヨハンナのものとされる像。とはいえ彼女が実在した確たる証拠はなく、この像が本当にヨハンナをモデルにしているかは不明。 | | | 女教皇の伝説 |
鏡 | ★★ | 5 | 黒曜石の平らな面を磨いて作った鏡。メソアメリカのシャーマンたちが、神々の国との交信するために用いたという。 | 4 | 220 | 黒い大きな石 |
神楽鈴 | ★★ | 5 | 読みは、「かぐらすず」。日本で、神道の儀式に用いられる鈴。神楽と呼ばれる歌舞の中で、舞い手はこの鈴を振り鳴らす。その音が神を呼ぶといわれている。 | 4 | 260 | 巫女の鈴探し |
飾られた頭蓋骨 | ★★ | 5 | メソアメリカの地で見つかった、見事な装飾の頭蓋骨。ターコイズをふんだんに使っている。元は頭蓋骨の面を全て覆っていたのだろうか。 | 9 | 300 | 奇妙な頭蓋骨の地図 |
観世音菩薩像 | ★★★★ | 6 | 読みは、かんぜおんぼさつぞう。阿弥陀如来の脇侍としてそばに安置されることも多い。全てを救い、全てをかなえるといわれていることから、多くの顔と多くの腕を持つ非人間的に表現されることも多い。基本は一面ニ臂である。 | 8 | 624 | 観世音菩薩像 |
儀式用円筒杯 | ★ | 1 | 豪華な装飾・彩色がなされた円筒型の盃。儀式用に貴族や王が進呈したものと思われる。 | 5 | 150 | 儀式用具の地図 |
儀式用ケルト | ★ | 2 | ひすいでできた大きなケルト。これだけの大きさであれば、日用として使ったものではなく、儀式用に飾られたものであろう。 | 2 | 100 | 緑の小さな石 |
儀式用土器 | ★★ | 8 | アンデスの神殿で、神器として使われていたという土器。トウモロコシの酒・チチャを注いでいたのだろうか。 | 7 | 220 | アンデスの儀式道具の地図 |
儀式用盃 | ★★ | 8 | アンデスの各農村部では、この盃を酌み交わし団結を誓う儀式が執り行われる。盃の底には二頭のウシが作られており、団結を誓い合った者たちの力をさらに高めるという。 | 7 | 220 | アンデスの儀式道具の地図 |
玉蝉 | ★★ | 6 | 読み方は、「ぎょくせん」。蝉の形をした殷代の葬玉。 古来、遺体の穴をすべて葬玉で塞いで埋葬すると、腐敗を防げると考えられていた。 | 5 | 340 | 変わった形の遺物 |
銀の十字架 | ★★★ | 7 | スラブ民族が所持していたと思われる銀の十字架。スラブの人々は6世紀頃からバルト海沿岸、バルカン半島から黒海沿岸にまで広がった民族である。 | 10 | 470 | 十字架の地図 |
金のスカラベ | ★★★ | 5 | スカラベとはオオタマオシコガネのことで、動物のフンを転がして玉にし、卵を産みつける習性がある昆虫のことである。古代エジプトでは、フンを転がす姿が太陽の運行を連想させるとして信仰され護符に多用された。 | 7 | 495 | 古代エジプトの護符 |
空海の錫杖 | ★★★ | 8 | 読みは、「くうかいのしゃくじょう」。日本の仏僧である空海が所持していた杖。 揺らすと、上部の環が互いに触れ合い、音を立てる。この音には、煩悩を消し去るなどのさまざまな効果があるといわれている。 | 7 | 530 | 聖人の杖 |
百済の舎利容器 | ★ | 3 | 仏教が盛んだった百済時代のものと思われる舎利容器。ある寺院に保管されているものは入れ子の設計になっており、青銅の容器の中に銀の容器が、銀の容器の中に金の容器が収められているという。 | 4 | 130 | 朝鮮の遺物の地図 |
契約の箱 | ★★★★★ | 10 | 旧約聖書に登場する契約の箱とされているもの。下部の四脚や上面に乗せられた二体のケルブなど聖書の記述と一致している。だが、納められていたはずの十戒が見つからないため、真偽のほどは定かではない。 | 15 | 1248 | 想いの行き着くところ |
華厳経 | ★★ | 5 | けごんきょう。仏教経典のひとつ。仏陀の悟った世界について書かれている。 | 7 | 240 | 古い法典の地図 |
顕戒論 | ★★★ | 7 | 読みは、「けんかいろん」。日本の仏僧・最澄が著した書。 平安時代における仏教制度の不平等性を批判し、自らの仏教思想の正当性を説いている。 | 6 | 440 | 最澄という僧を知る |
玄奘三蔵の旅行手形 | ★★★★ | 6 | 中国の唐からインドに留学した、玄奘三蔵という僧侶の旅行手形。玄奘三蔵はインドから657部に及ぶ膨大な経典を祖国まで持ち帰り全てを翻訳したといわれている。 | 9 | 744 | 東国より僧来たる |
高僧の衣 | ★★★★★ | 9 | ある徳の高い仏教僧の衣をはぎれにして縫いつけた法衣。仏教僧は財産を持つことを禁止されており、法衣すらそれにあたる。法衣は在家からの喜捨や先輩僧からの譲渡でまかなう。 | 12 | 1144 | 志を継ぐ者たち |
古儀式派祈祷法本 | ★★ | 2 | ロシア正教会での古い祈祷様式を記した本。ロシア正教会での奉神礼改革を機に主流派から分離した諸教派を古儀式派と呼ぶ。 | | | 古びた書き物の地図 |
黒曜石のナイフ | ★★★★ | 7 | 黒曜石でできた小型のナイフ。神々に捧げる生贄の心臓を生きたままえぐったといわれている。強度はないが、鋭利で切れ味は良い。 | 8 | 648 | 第5の世界 |
古代の岩絵 | ★★★★★ | 10 | アボリジニたちが住んでいる洞窟などに描かれている岩絵。アボリジニが、この地に住み始めたはるか太古の時代から書き綴られている。アボリジニ独特の世界観、「ドリーミング」を伝える手段なのだという。 | 10 | 936 | 精霊と人々の風景 |
古代の祭壇 | ★ | 4 | 祭祀を行うための台。文明や宗教によってさまざまなものがある。 | 3 | 53 | 古代の祭祀場の地図 |
狛犬 | ★★ | 6 | 日本の寺院に多く見られる、二体一対の像。イヌに似た、想像上の獣をかたどっている。二体のうち一体は口を開き、もう一体は口を閉じた状態で置かれている。守り神として、人々に慕われているらしい。 | 4 | 240 | 一対の守護獣 |
金銅観音菩薩立像 | ★ | 4 | 朝鮮でよく見られる形状の菩薩像。 木像に金銅を塗ったものや、鋳造で作られたものなど、さまざまな手法で作られたものがあるようだ。 | 3 | 100 | 朝鮮の仏像の地図 |
彩色木製のマスク | ★★★★ | 8 | 木製のマスクで、アンデスの遺物としては珍しいものである。チチカカ湖付近の神殿の神像をモチーフにしているといわれている。顔の周りに太陽光のような放射状の線がある。 | 9 | 710 | 連綿と続く文化 |
祭礼用マスク | ★ | 2 | 祭礼で使われる仮面。威厳を持たせるためか奇妙な表情だ。鳥の羽や色石などで美しく飾られている。 | 1 | 30 | セウタの仮面の噂 |
三賢者の贈り物 | ★★★★★ | 10 | 東方の三賢者がイエス誕生を祝して送ったとされる贈り物。黄金、乳香、没薬であるとされ、三つそれぞれがイエスの王権、神性、受難を表している。 | | 1440 | 三つの贈り物 |
死海文書 | ★★★★★ | 6 | 死海写本とも言われる大量の旧約聖書の写本である。紀元前に存在した、ユダヤ教の一派であるクムラン宗団のものと思われる。ごく初期の聖書そのものであり、宗教学上の価値は計り知れない。 | 12 | 1118 | 信じるものたちの記録 |
式神札 | ★★★★ | 5 | 式神を呼ぶための札。式神とは、陰陽師の命令で不思議な現象を起こすとされる霊的存在のこと。「式」とは「用いる」の意味である。昔、陰陽道を極めたある人物は、この札を使いさまざまな式神を呼び出せたというが…。 | 8 | 690 | 命を与えられた紙片 |
七十人訳聖書 | ★★★ | 3 | ヘブライ語からギリシャ語に訳された聖書の総称。アレクサンドロス大王の遠征によってヘブライ語を習得していないユダヤ人が増加したため、聖書のギリシャ語訳が始まったと言われている。 | 8 | 600 | 万人のための聖書 |
釈迦牟尼仏像 | ★★★ | 6 | しゃかむにぶつぞう。仏教の開祖である釈迦(しゃか)の像。釈迦は名門の家に生まれたが、のちに出家した。生まれ出たときに二本の足で歩き、言葉を発したといわれる。 | 7 | 506 | 釈迦牟尼仏像 |
十字架の首飾り | ★★ | 4 | キリスト教でよく見られる十字架の首飾り。かつてこの地に逃れた人々が身につけていたものだと思われる。太陽の光が届かないこの地下都市で中の人々はなにを祈っていたのだろうか。 | | | 十字架の首飾りの地図 |
酒泉石 | ★★★★ | 8 | 朝鮮の神話に登場する不思議な石。 この石の窪みに水を注いでおくと、いつの間にか酒に変わっているという。 | 8 | 650 | 王子の心残り |
出エジプト記 | ★★★ | 6 | 旧約聖書の第二の書。モーゼがイスラエル人を連れてエジプトを脱出した話が中心となっている。 | 6 | | 第二の書 |
十戒 | ★★★★★ | 10 | 旧約聖書において、モーゼが神から与えられたといわれる十の戒律を記した石板。聖書には契約の箱に納められたと記述されている。 | 15 | 1235 | 石の記憶 |
上座部仏教の仏典 | ★★ | 6 | 釈迦の教えを純粋な形で保存した経典。仏教の一派で、南伝ともよばれる上座部仏教のもの。パガン王朝最初の王であるアノーヤター王が国内に広めるために使用したものと思われる。 | | | パガン王朝の仏典の地図 |
生神女マリアの裏衣 | ★★★★★ | 9 | 正教会において、生神女と呼ばれる聖母マリアが生前着ていたとされる簡素な衣服。裏衣は「うちごろも」と読む。ビザンツ帝国時代にコンスタンティノープルの教会に納められており、そこで起こったという奇蹟が正教会には伝えられている。 | | 830 | 東方に伝わる奇蹟 |
神官の首飾り | ★★ | 4 | 神官のみが着けることを許されるという首飾り。細工が細かく、美術的価値も高いが、信仰的要素が大きい。 | 5 | 310 | [勅命]黄金郷の信仰 皇帝の手足 |
神像付き台座 | ★ | 5 | 精霊堂に安置された台座。集会の際に叩いて音を出す。ニューギニアには大小さまざまな部族があり、そのほとんどが精霊信仰のための精霊堂を部族内に持っていた。 | 6 | 160 | 祭礼用台座の地図 |
神統記 | ★ | 1 | 「しんとうき」。ヘシオドス著の、ギリシャ神話の系譜。カオスから世界の生成と神々の誕生、英雄たちの冒険譚を描く。これまでまとめられていなかったギリシャ神話をまとめたものである。 | 1 | 55 | ギリシャ神話の成り立ち |
聖エウフェミアの棺 | ★★★★★ | 9 | 聖エウフェミアの遺体が収められた棺。彼女は過酷な拷問にかけられたが、最期まで信仰を捨てず、自らの苦難と殉教を神に祈ったと伝えられている。 | | | 聖女の遺体 |
聖骸布 | ★★ | 3 | キリストの遺体を包んだとされる亜麻布。布にははっきりと傷ついた男性の姿が見て取れる。驚くべきことに、この傷が聖書にあるキリストの受難とぴたりと符号している。 | 4 | 230 | 聖なる亜麻布 |
正教勝利のイコン | ★★ | 4 | ビザンツ帝国で激化した聖像破壊運動が終わるきっかけとなった、第七全地公会(第2ニカイア公会議)の決定を記念するイコン。正教会では大斎期間(復活祭の前の四十日間)最初の日曜に祈念するようになったという。 | | | 嵐の終焉 |
聖ゲオルギイのイコン | ★★★ | 7 | 聖ゲオルギイこと、竜退治の伝承で名高い聖ゲオルギウスを描いたイコン。東ヨーロッパの俗信では、狼たちが毎年捕らえることができる家畜の数を定めるという。そのため、羊と狼の守護者として崇敬されることもあるようだ。 | 8 | 600 | 伝承を語るもの |
聖十字架 | ★★★★ | 5 | イエスが処刑されたときにはりつけられたとされる十字架の一部。聖十字架にはさまざまな伝説があり、アダムの墓に植えられた原罪の木が、数奇なめぐり合わせで用いられたともいわれる。 | 9 | 732 | 信仰の象徴 |
聖大公妃オリガの洗礼着 | ★★★★ | 9 | キエフ大公イーゴリ1世の妃であるオリガがコンスタンティノープルで洗礼を受けた時に着ていたと言われる洗礼着。簡素な造りの洗礼着だが、独特の刺繍が施されている。 | 6 | 990 | ある烈婦の生涯 |
聖地への旅 | ★★ | 5 | 4世紀ローマ帝国のヒスパニア属州であったイベリア半島南部出身の女性、エゲリアが書き残した聖地巡礼の記録。 イベリア半島からイェルサレム、シナイ半島などへ巡礼に出向いた時の出来事を記している。 | 4 | 270 | 流行と熱気 |
聖母の衣服 | ★★ | 4 | 聖母マリアが身につけていたとされる衣服の切れはし。絵画で描かれるものと同じ赤色に染められている。真贋(しんがん)のほどは定かでない。 | 5 | 290 | 奇蹟の衣 |
聖母のステンドグラス | ★ | 1 | 聖母の絵姿をうつした古いステンドグラス。教会の改修にあわせて取り外され、倉庫にしまわれていた。様式に特徴が見られることから、学者の興味をひいているようだ。 | 0 | 40 | ギルドの最初の仕事 |
精霊の仮面 | ★★★★★ | 10 | ニューギニアの精霊は儀式を完了した成人男性でないと見ることができないといわれている。そのため、この仮面を身につけて、女性や子供に精霊が降臨していることを伝える。 | 11 | 1040 | 精霊喪失 |
精霊の像 | ★★★★ | 9 | ニューギニアで信仰されている精霊を形にした像。この島では精霊を称え、木像で具現化する。 | 9 | 720 | ニューギニアの精霊信仰 |
石窟庵の仏像 | ★★★★★ | 10 | 石窟庵内部に鎮座している仏像。 額にガラスが埋め込まれており、太陽光が石窟内を満たすと、そのガラスが輝くという。新羅は石造建築だけでなく、石仏彫刻の技術力も高かったようだ。 | 10 | 810 | 闇の中の光 |
宣教師の遺品 | ★★ | 5 | 異国の地で教えを広めようとしていた宣教師の遺品。ヨーロッパでは見慣れた物だ。 | 5 | 310 | [勅命]現地における思想についての調査 宣教師の行方 |
戦勝の碑 | ★★★★ | 6 | 古代エジプトのファラオであるラムセス2世が、戦勝の記念として残した碑。 カデシュの戦いをはじめ、数多くの戦争にあけくれた人物に似つかわしい遺物である。 | 8 | 640 | ダンジョン |
鎗金経箱 | ★★★ | 4 | 読みは「そうきんきょうばこ」。仏教の経典を収めるための箱。鎗金とは、漆器の装飾技法の一つ。この箱には経典が説く極楽の世界が描かれている。 | 7 | 520 | 美装された経箱 |
装飾経 | ★★ | 6 | 装飾を施した上質の紙に風俗画を描き、その上から仏教の経文を書き写したもの。 平安時代の華やかな貴族文化を表しており、美術品としても高く評価される。 | 6 | 370 | 華やかな経文 |
創世記(宗教遺物) | ★★★★★ | 10 | 旧約聖書第一の書。世界の起源や人類の創造、イスラエル民族の古い歴史の物語などで構成されている。 | 10 | 1160 | 聖書についての相談事 |
戴冠石 | ★ | 3 | 運命の石、リア・ファイルとも呼ばれる。真実の王が触れると叫び声をあげると伝えられる。伝説のアーサー王は石に刺さった剣を抜いて王となったが、剣が刺さっていたのがこの石だともいわれる。 | 3 | 170 | 戴冠石 |
太極図説 | ★★ | 4 | 道教で重んじられる太極図を踏まえて、万物生成の原理を図式化した書物。 万物は、陰陽と五行によって作られると説いている。 | 5 | 320 | ダンジョン |
大秦景教流行中国碑 | ★★ | 5 | 読みは「たいしんけいきょうりゅうこうちゅうごくひ」。キリスト教の教派の一つ、景教の教義と布教状況が記された碑。 景教は唐代には広まっていたが、武宗の廃仏政策により、この碑も一緒に排斥されていたようだ。 | 5 | 330 | 東西宗教交流 |
大聖堂の地下墓所 | ★★ | 3 | 大聖堂の地下に作られたカタコンベ。イタリア半島をはじめ、ヨーロッパの教会ではいくつかのカタコンベが見つかっている。フランスでもボルドーなど数箇所に存在することが確認された。 | 4 | 280 | ダンジョン |
大蔵経の版木 | ★★ | 4 | 大蔵経とは、経典の総集のこと。 契丹からの侵略を契機に、国家防衛を祈願するため、高麗で製作が開始された。 完成は1200年代半ば。版木は、八万余りあるという。 | 6 | 380 | 祈願の経典 |
太平青領書 | ★★ | 5 | 道教の経典の一つ。張角が得たことから、彼が起こした太平道の経典となった。 別名、太平経。 | 9 | 300 | 宗教書の地図 |
太陽の舟 | ★★★★★ | 6 | ギザにあるクフ王のピラミッド近くから発掘された、木製の船。全長が40m以上ある。死んだファラオの魂を太陽神のもとへ運ぶための、儀式用の船だと思われる。 | 11 | 1001 | 古代エジプトの信仰 |
達谷窟 | ★★★ | 6 | 読みは「たっこくのいわや」。平安時代の武官・坂上田村麻呂が、戦勝を記念して東北地方に建てた堂。建物の半分が崖に埋まり込んだような、独特の外観を持つ。毘沙門天が祀られている。 | 7 | 520 | 崖に埋もれた堂 |
鎮魂の勾玉 | ★★ | 7 | 読みは「たましずめのまがたま」。日本の陰陽師たちが儀式に使うという特別な勾玉。 日本の神道では、鎮魂とは、生者の不安定な魂を体につなぎ留めておくための行為を指すらしい。 | 4 | 290 | 大切なお守り |
地下墓地の棺 | ★★★ | 5 | カタコンベに安置されている棺。カタコンベでは、壁に穴を掘るといった独特な埋葬方法を用いることが多く、棺を利用して埋葬する場合も穴の中に置かれていることが多い。 | 6 | 440 | ダンジョン |
中壇元帥の銅像 | ★★ | 5 | 読みは「ちゅうだんげんすいのどうぞう」。道教で崇められている少年神の像。台北に納められていた。 中壇元帥はナタ太子とも呼ばれ、魔力を秘めた布や、火を放つ槍を持って戦う姿で表されている。 | 8 | 300 | 道教の少年像の地図 |
中論 | ★★ | 5 | ちゅうろん。ナーガールジュナの著。仏教の中道について記したもの。一般的な論書というよりは、詩歌的な部分が多く、文芸作品としても素晴らしい価値がある。 | 8 | 255 | 古い法典の地図 |
鳥人の絵 | ★★★★★ | 10 | ラパ・ヌイでは、マケマケという神の化身である鳥人(タンガタ・マヌ)信仰がある。 鳥人は非常に強い霊力を持つとされ、儀式により鳥人の称号を得た者は、その一年間、島の全権を握ることができる。 | 11 | 1079 | ラパ・ヌイの鳥人 |
鉄王冠 | ★★★★★ | 9 | イエスを十字架に打ち付けた釘を、再加工して取り付けた王冠。そのため鉄王冠と呼ばれ聖遺物とされている。 | | 1410 | 形を変えた聖釘 |
天国への階梯 | ★★★★★ | 10 | 7世紀の東ローマの修道士ヨアンネス・クリマコスが著した、修道士向けの教導書。「クリマコス」はギリシャ語ではしごを意味し、書名の「階梯」に由来した添え名。修道者としての心構えを三十段の階梯に見立てて説いている。 | 12 | 1100 | とある発注 |
洞窟のような墓地 | ★★ | 3 | 地下に作られた墓地。カタコンベとも呼ばれローマにある教会のものが最初といわれる。シラクサにもいくつかのカタコンベがあり、大きいものは天然の洞窟を思わせる、入り組んだ構造が特徴的である。 | 3 | 240 | ダンジョン |
道成寺の鐘 | ★★★ | 6 | ある寺院に奉納されている、いわくつきの釣鐘。ある女に追われた僧侶が鐘の中に逃げ込んだものの、ヘビに化けた女に鐘ごと焼き殺されたという伝説がある。よく見たら、なにかが巻きついたような形跡がある…。 | 7 | 510 | 置かれた釣鐘 |
鳥居 | ★★ | 6 | 神社へと続く参道に配置された、門の一種。この鳥居に見られる赤い色は、厄除けの意味を持つとされている。日本では、こうした鳥居によって、聖域と俗界が区分されている。 | 5 | 330 | 神社跡の調査依頼 |
南海寄帰内法伝 | ★★★★ | 8 | 読みは「なんかいききないほうでん」。 唐僧・義浄が著した、インドの衣食住における戒律を伝える書物。衣の着方や飲食の決まりなどが細かく記されている。 | 8 | 650 | 南海を旅した僧 |
帛画 | ★★ | 6 | 読みは「はくが」。 帛とは絹布のことであり、帛画とはそうした絹布に描かれた、古代中国の絵画を指す。 絹という脆い素材であるため、良い保存状態で発見されることは稀である。 | 6 | 360 | 古代の絹織物 |
般若経 | ★★ | 4 | はんにゃきょう。多くの仏教経典の総称。般若とはサンスクリット語でプラジューナー、「悟りの智慧」を意味する。 | 6 | 340 | [勅命]ジャワ思想調査 解読不能の経典 |
火渡りの神輿 | ★★★★★ | 9 | 読みは「ひわたりのみこし」。古代から台湾島に伝わる神輿。清めの儀式で使われた。 この神輿を担ぎ、熱い灰の上を歩くと、穢れが取り除かれ、災いを避けられるといわれている。 | 11 | 1060 | 灰の上を歩く祭り |
貧者の聖書 | ★★ | 7 | 聖書中に出てくる出来事を抜粋して描いた木版印刷。13世紀中頃に東南ドイツ・オーストリアで成立すると、活版印刷の普及に伴ってヨーロッパ中に広がった。当時の教会で主流であった予型論に基づいて制作された。 | 6 | 210 | 聖職者の書きつけ |
不空成就如来 | ★★★★ | 9 | ふくうじょうじゅにょらい。仏教における如来のひとり。名前には「空しいことはなにもなく、成し遂げることことこそ大事」という意味がある。 | 9 | 720 | 不空成就如来像 |
福徳正神の像 | ★★★★★ | 8 | 読みは「ふくとくせいしんのぞう」。五穀豊穣や蓄財祈願の信仰から生まれた自然神の像で、土地公とも呼ばれる。 主に人々に財を与える福の神として、台湾島で親しまれている。 | 11 | 950 | 土地公 |
武則天の偽経 | ★★★ | 6 | 仏典中の「大雲経」に武則天らが手を加えて創作した偽経。 女帝出現を預言する内容を含ませたことで、自ら皇帝の地位を得る足掛かりとした。 | 7 | 480 | ダンジョン |
仏像 | ★★ | 2 | 仏教で信仰されるさまざまな仏の姿を表した像である。仏は悟りを開いた釈迦をモデルにするので、衣だけの質素な姿が基本である。また、手足に法輪の模様があるなどの三十二相がある。 | 5 | 290 | 仏教の開祖 |
仏教経典 | ★★ | 3 | 釈迦(しゃか)の教えを記したとされる本。このうちスッタニパータという経典が最も古く、釈迦の言葉に最も近いという。長い間に多くの宗派が出たため膨大な種類がある。 | 5 | 260 | インドの宗教書の地図 |
仏歯 | ★★★★★ | | 釈迦の歯とされている遺物。数ある仏舎利の中でも重要視されており、特に犬歯には強い力があるとして信仰されているようだ。 | | | 仏舎利の一種 |
仏舎利 | ★★★★★ | 10 | 「ぶっしゃり」。仏教の開祖である釈迦(しゃか)の遺灰だと伝えられるもの。仏教における最高の聖遺物である。語源はサンスクリット語で「身体」を意味する「シャリーラ」である。 | 11 | 1027 | 仏教における聖遺物 |
古びた天秤 | ★★★★★ | 8 | 太陽神ラーの天秤。 古代エジプトの「死者の書」によると、アヌビスが死者の罪の重さを量り、魂の行く末を見定めるために用いたらしい。 | | 830 | ダンジョン |
分別善悪応報経 | ★★ | 6 | ぶんべつぜんあくおうほうきょう。仏教の経典のひとつ。人間が行う様々な悪の行いのあと、訪れる死後の世界でどのような目に遭うかを書き綴っている。その様子は、ボロブドゥール遺跡に160面のレリーフにして描かれている。 | 6 | 350 | 因果応報の物語 |
碧霞元君像 | ★★ | 4 | 読みは「へきかげんくんぞう」。七天女の一人、泰山玉女とも呼ばれる女神の像である。神々の中で最も心優しい女神とされ、泰山信仰で人気がある。 | | | 泰山の女神像の地図 |
蛇使いの女神像 | ★★ | 7 | クレタ島で発見された女神像。両手に蛇を握り、帽子の上に獅子を乗せている。かつて女性と蛇は神聖であったという話や、蛇と獅子は地母神の象徴だったという話から、崇拝の対象であったことがわかる。 | 10 | 330 | クレタ島の女神像の地図 |
蛇の彫像 | ★★ | 6 | マヤによく見られる蛇の像。ガラガラヘビと思われる。ガラガラヘビは脱皮ごとに節が増えるため、時を重視したマヤ人たちに尊ばれたという。 | 6 | 330 | 蛇をかたどった神像 |
宝生如来 | ★★★★ | 7 | ほうしょうにょらい。仏教における如来のひとり。全てのものに価値があり、その存在は平等であると説く。 | 9 | 720 | 宝生如来像 |
菩薩像 | ★★ | 3 | 「ぼさつぞう」。仏教の菩薩の像。菩薩というのは、もともとは悟りを開く前の釈迦を指すという。その後解釈が変わり、あえて仏とならない存在をいうようになった。 | 5 | 260 | インドの菩薩像の地図 |
法華経 | ★ | 5 | ほっけきょう。仏教経典のひとつ。全てのものは縁起をもって仏たりえるという、仏教独自の因果関係について書かれている。 | 6 | 160 | 古い法典の地図 |
梵字の巻物 | ★★★ | 4 | 「ぼんじ」。インドの梵字で書かれた巻物。梵字はもともとサンスクリット語の文字だがやがて宗教的意味が強くなった。 | 10 | 410 | インドの古文書の地図 |
媽祖像 | ★★★ | 6 | 読みは「まそぞう」。道教の女神像で、航海や漁業の守護神として信仰を集めている。 大陸からの移民が台湾島に到着した際も、媽祖に感謝したといい、広く信奉されている。 | 7 | 500 | 船乗りたちを見守る像 |
曼荼羅図 | ★★★ | 7 | 読み方は、「まんだらず」。古代インドを起源とする、日本の宗教絵画の一つ。 曼荼羅とは、仏教の世界観を表現したものである。この図では、阿弥陀如来を中心とした極楽浄土の様子が描かれている。 | 7 | 480 | 仏界の絵図 |
道を知れ | ★★★ | 9 | 11世紀ドイツの修道女であるビンゲンのヒルデガルトの著作で、預言めいた文章と、寓意画のような挿絵が特徴的。内容は教会や信仰に関するものであり、いずれも神の啓示のもとに記されたものと言われている。 | 8 | 540 | 幻視者の謎解き |
女神柱 | ★★ | 6 | アンコール遺跡の柱に彫られた女神の像。 ダ・ヴィンチやラファエロの母子画に見られるような温かい微笑を称えている。しかし、アンコール遺跡は砂岩という脆い建材で作られている箇所が多くこの柱も例外ではない。 | 5 | 280 | 女神の集う場所 |
八咫烏の旗 | ★★ | 5 | 読みは「やたがらすのはた」。三本脚のカラスが描かれた旗。 日本神話では、このカラスは神の使いとされているらしい。 「咫」とは長さの単位であり、日本神話には「八咫」という長さがよく登場するそうだ。 | 5 | 360 | 御使いの鳥 |
山伏の修験道具 | ★★ | 7 | 読みは、「やまぶしのしゅげんどうぐ」。修験道の行者が修行に用いる道具一式。 修験道とは、山岳信仰に仏教や神道などが結び付いた日本の宗教である。行者はこれらを身に着け、山にこもって苦行を積む。 | 5 | 300 | 山に寄せる信仰 |
維摩経 | ★ | 4 | ゆいまきょう。仏教経典のひとつ。内容は般若経の多くに似通っているが、維摩と文殊菩薩の対話により究極の達成地を導き出すなど物語的な構成になっている。 | 6 | 160 | 古い法典の地図 |
論語 | ★★ | 5 | 春秋時代の思想家・孔子の言行を、弟子達が記録した書物。全20編で構成される。 科挙の出題科目にもなっており、儒教でも重要な書物である。 | 4 | 240 | 科挙の勉強 |