(4章終了から30日以降)マルセイユの港に立ち寄ると、ジュリアンが情報屋と話していた。 アンティリアとそれを追う国々の動向について探っているという。 遠くからこちらをうかがうアゴスティノを横目に見つつ、次は離宮で情報収集を行うことになった。 | |
離宮にて、ギーズ公爵の商談を目撃。 ジュリアンはオスマントルコとの私的取引を疑う。 さらに深追いするというジュリアンは、なぜかプレイヤーにアゴスティノと共に教会まで逃げるよう指示し、ギーズ公爵に接近。 直後、プレイヤーとアゴスティノは追ってきた兵から逃れて西の教会へ向かった。 | |
逃れた先の教会で、アゴスティノは混乱したまま独り言ちた。 自分たちを庇うようなそぶりを見せながら、兵士に追わせるような真似もする。 腑に落ちぬまま酒場に戻るアゴスティノと別れ、プレイヤーは約束どおり教会でジュリアンを待つことにした。 | |
しばらくするとジュリアンが来た。 ギーズ公爵の信用を得て手早く情報を入手するため、プレイヤーたちを逃がしつつ追わせたらしい。 その甲斐あって、アンティリアにはこの世を掌握する「権威の証」があるという情報を得た。 これを携えて酒場へ向かうことに。 | |
ミナは酒場の隅に本を積み上げ、客からアンティリアの話を聞いていた。 しつこさに辟易した客が去ったあと、プレイヤーに気づいたミナはしゃべる勢いのまま、崩れる大量の本と共に床へ倒れ込んでしまった。 | |
ミナの元にジュリアンたちが集ったところで、一行はミナの記録を目にする。 伝説にまつわる人間の欲望までも露骨に記したその記録を、ミナ自身は読み物として世に残す気はないと言う。 そんな中、資料から見つかった「サタナゼ」という言葉にミナが反応。 書庫へ駆けていった。 | |
ミナは、サタナゼ島のように「悪魔の島」と呼ばれる島の伝説が各地に残っていることを挙げ、アンティリアの隠れ蓑になっていると推測する。 これを追究するため、地理学者のメルカトールに会うことを提案。 一行は承諾するも、アゴスティノがジュリアンを呼び止めた。 | |
アゴスティノは、離宮で逃がされたことについてジュリアンに礼を言った。 その真意を問おうとするが、ジュリアンはアゴスティノも似た立場だろうと応えるのみだった。 アゴスティノが去ったのち、ジュリアンは利用できるものは利用せねばと呟き、マルセイユの港へと向かった。 | |
港ではクラウスが出港準備をしていた。 交易所へ行くという彼に代わり、発作で苦しげなミナの様子を見ることに。 明るい口ぶりに反し、酷く乾いた眼差しで「今を楽しみたい」と語るミナ。 やがて一行が揃い、アムステルダムの港を目指すことになった。 | |
アムステルダムの港にはイスパニアの軍船が多数停泊していた。 その中にイングランドの軍船が混じっていることが気になるジュリアンたちだったが、ミナは早くメルカトール邸へ行くよう促す。 | |
メルカトールは複数の「悪魔の島」の情報と地理学の面からの分析を提示した。 そのうえで、ミナは伝説の収集家という立場で分析すれば良いとも助言した。 それを受けたミナは「悪魔の島」の追究を決め、アゾレスよりさらに北西へと向かうことになった。 | |
メルカトール邸を出て、今後の航路について話していたところ、メルカトール邸に学者ではなさそうな男が入っていくのを目撃。 さらにイスパニア兵たちが押し入っていくのを見て、不穏な雰囲気を感じたジュリアンは、早めに港に戻ることを提案する。 | |
アムステルダムの港に戻ると、慌てた様子のアゴスティノがいた。 フランス語を話す不審者が船に入り込んでいたが、逃げられたのだという。 度重なる不穏な出来事に不気味さを感じつつ、ひとまずアゾレスの港を目指して出航した。 | |
アゾレスの港に到着し、先を急ごうとするミナだが、クラウスがそれを諫めた。 アゾレスで宿をとり、英気を養うことになった。 | |
アゾレスの宿に泊まった夜、ジュリアンが部屋を出て街の一角を見つめているのを発見する。 彼はプレイヤーに何事か告げようとしたものの、寝ぼけたミナの登場でそれきりとなってしまう。 翌日、一行はテラ・ノヴァ方面を目指して出立した。 | |
テラ・ノヴァ付近で「悪魔の島」を探す一行に、フランス傭兵の武装船が襲い掛かってくる。 そこに現れたのは、イスパニアの海軍だった。 「クロス」という言葉を耳にして興味を覚える一行だったが、ひとまず交戦の混乱に乗じてテラ・ノヴァへ逃れなければならない。 | |
逃れた先で、一行は船を失ったフランス傭兵に出会う。 傭兵は物資と引き換えに、万病を癒す聖遺物「アンティリア・クロス」の情報をくれた。 権威の証ともなるそれを巡って各国が争うのは道理だが、実在の根拠は乏しい。 ミナの案で、沖のイスパニア船に声を掛けてみることに。 | |
イスパニア船に近づいた途端、遅れてきたフランス海軍がイスパニア船を襲撃。 巻き込まれたイングランド船に助けられ脱出を試みていると、ハイレディンまで介入する。 彼は当初フランスと共にイスパニア船を襲うも、その後フランス船まで砲撃した。 一行は混乱したままボストンへ。 | |
一行は先の混戦を振り返る。 ハイレディンが聖遺物の存在を騙って漁夫の利を狙った可能性もあるが、疑問は尽きない。 クラウスの提案で、ミナはバルタザールと共にロンドンへ。 一方ジュリアンとプレイヤーはオスマントルコを探るため、マディラに向かうこととなった。 | |