ヴェネツィアの港にはフレデリクがいた。 仕事の傍ら、アンティリアに関するイスパニアの動向を探っているが、難航中だという。 ちょうどヴィットーリアも教会で情報収集中らしい。 フレデリクと共に行ってみよう。 | 30日経過後、アムスでミナの伝言を聞いた後にヴェネツィアへ |
ヴィットーリアは馴染みの証人と話していた。 休むことなく人にあっては情報を集めるヴィットーリアに、やってきたアマリアが休憩を勧めるが、断られて拗ねてしまう。 出て行ったアマリアを、フレデリクはいつものことだと見送るのだった。 | |
ヴィットーリアはフレデリクと○○にパルまでの調査を依頼した。 先ほどの商人から、イスパニアの有名な航海者がパルマに出入りしているという情報を得たためであった。 準備が整ったら、ヴェネツィアの港で落ち合うことになった。 | |
いつものこととは言ったものの、拗ねたアマリアがどうしているかを心配するフレデリク。 しかしヴィットーリアがいれば大丈夫かと思い直し、パルマに向けて出港するのだった。 | |
パルマには有名な航海者のものらしき船が停泊していた。 フレデリクは期待を胸に、街の中の探索を提案する。 | |
パルマの教会に入ったところ、バルタザールとコロンの密会を目撃。 アンティリアにはなにがあると問い詰められたコロンは、世を掌握する「権威の証」があるとだけ告げて立ち去る。 ○○たちは、その情報を携えてヴェネツィアに戻ることに。 | |
ヴェネツィアに戻ると、ヴィットーリアが待っていた。 アマリアが一人でマルセイユへ行ったらしい。 またかと呆れるフレデリクだが、放置するわけにもいかない。 マルセイユに向かわなければ。 | |
マルセイユの港で合流した一行は、アンティリアには「権威の証」があるというコロンの話と、オスマントルコとフランスの結託という情報を共有した。 勝手な行動に怒るフレデリクと委縮するアマリアを、ヴィットーリアが取りなしつつ、一行はミナが滞在するロンドンへ向かった。 | |
ミナは酒場の隅に本を積み上げ、客からアンティリアの話を聞いていた。 しつこさに辟易した客が去ったあと、○○に気付いたミナはしゃべる勢いのまま、崩れる大量の本と共に床へ倒れこんでしまった。 | |
ミナのもとにフレデリクたちが集ったところで、一行はミナの記録を目にする。 伝説にまつわる人間の欲望までも露骨に記したその記録を、ミナ自身は読み物として世に残す気はないと言う。 そんな中、資料から見つかった「サタナゼ」という言葉にミナが反応。 書庫へ駆けていった。 | |
ミナは、サタナゼ島のように「悪魔の島」と呼ばれる島の伝説が各地に残っていることを挙げ、アンティリアの隠れ蓑になっていると推測する。 これを追求するため、メルカトールへの再訪問を提案。 アマリアは残るようフレデリクが言うと、アマリアは反抗して出て行ってしまう。 | |
仲間の妹であり庇護の対象であるアマリアに、手を焼くフレデリク。 ヴィットーリアはそこに兄の姿を重ね、枠に嵌められる苦しみを語るが、フレデリクの想いとは相容れない。 ぎこちない空気が漂う中、それぞれ出港準備をして港で落ち合うこととなった。 | |
港では、アマリアが、クラウスの頼みに応じて出港準備を手伝っていた。 交易所へ行くという彼に代わり、発作で苦し気なミナの様子を見ることに。 明るい口ぶりに反し、酷く乾いた眼差しで「今を楽しみたい」と語るミナ。 やがて一行が揃い、アムステルダムの港を目指すことに。 | |
アムステルダムの港にはイスパニアの軍船が多数停泊していた。 そこにはイングランドの軍船もあり、フレデリクは知人であるライザの姿を目にする。 強気な態度で帰宅を拒否したアマリアに船の番を任せ、一行はメルカトールの元へ向かった。 | |
メルカトールは複数の「悪魔の島」の情報と地理学の面からの分析を提示した。そのうえで、ミナは伝説の収集家という立場で分析すれば良いとも助言した。それを受けたミナは「悪魔の島」の追求を決め、アゾレスよりさらに北西へと向かうことになった。 | |
メルカトール邸を出て今後の航路について話していたところ、メルカトール邸にライザたちが入っていくのを目撃。さらにイスパニア兵たちが押し入っていくのを見て、不穏な雰囲気を感じたフレデリクは、早めに港に戻ることを提案する。 | |
アムステルダムの港に戻ると、慌てた様子のアマリアがいた。フランス語を話す不審者が船に入り込んでおり、逃げられたのだという。度重なる不穏な出来事に不気味さを感じつつ、ひとまずアゾレスの港を目指して出港した。 | |
アゾレスの港に到着し、先を急ごうとするミナだが、クラウスがそれを諫めた。アゾレスで宿をとり、英気を養うことになった。 | |
アゾレスの宿に泊まった夜、酒場でぼんやりするフレデリクを見つけた。会話の途中で、なぜか街の中を歩くアマリアを目にする。なにをしていたのか問うものの、寝ぼけたミナの登場でそれきりとなってしまう。その翌日、一行はテラ・ノヴァ方面を目指して出立した。 | |
テラ・ノヴァ付近で「悪魔の島」を探す一行に、フランス傭兵の武装船が襲い掛かってくる。そこに現れたのは、イスパニアの海軍だった。「クロス」という言葉を耳にして興味を覚える一行だったが、ひとまず交戦の混乱に乗じてテラ・ノヴァへのがれなければならない。 | |
逃れた先で、一行は船を失ったフランス傭兵に出会う。傭兵は物資と引き換えに、万病を癒す聖遺物「アンティリア・クロス」の情報をくれた。権威の証ともなるそれを巡って各国が争うのは道理だが、実在の根拠は乏しい。ミナの案で、沖のイスパニア船に声を掛けてみることに。 | |
イスパニア船に近づいた途端、遅れてきたフランス海軍がイスパニア船を襲撃。居合わせたライザたちに助けられ脱出を試みていると、ハイレディンまで介入する。彼は当初フランスと共にイスパニア船を襲うも、その後フランス戦にまで砲撃を加えた。一行は混乱したままボストンへ。 | |
一行は先の混戦を振り返る。ハイレディンが聖遺物の存在を騙って漁夫の利を狙った可能性もあるが、疑問は尽きない。クラウスの提案で、ミナはフレデリクと共にロンドンへ。残りはオスマントルコを探るためマディラに向かうこととなった。 | |